お台場でオーストラリアカフェ(改訂)

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お台場メディアージュで昨日オーストラリアイベントがあり取材で行ってきた。オーストラリアでライフセーバーのシステムが誕生して100周年を記念して行われたイベント。現地ゴールドコーストからも超マッチョなライフセーバーのチャンピオンお2人ぜインホームズさんとヘイリーベイトアップさんが来日。とても強そうでこれならばエイリアンとでも戦えそうなぐらいパワフルでした。なにせ彼らは毎日4時に起きて6時間トレーニングをして夜8時には寝てしまうと言う。全般的にオージーは早寝早起きです。そして年間11ヶ月ビーチにつめていると言う。この1ヶ月だけが唯一シーズンオフでお休みらしい。すごい生活です。


 でももっとビックリしたのはライフセーバーがこの100年でオーストラリアで救助した人数はなんと50万人だそうです。そして日本からも俳優でありかつライフセーバーの飯沼誠司さんもご出演されて盛り上がりました
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そしてレストランなのでもちろんオージービーフはじめオーストラリア食材のオンパレード。特にタスマニアサーモンを使ったシーフードは絶品です

オージービーチカフェはお台場メディアージュ3階 「ポジテイブ デリ(電話03-3599-4591)}で7月8日まで開催です。ぜいオーストラリア食べに行ってください

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# by masabike | 2007-06-10 08:36 | イベント | Comments(0)

ナチュラルハウス立川店 展示作品解説 田んぼ編

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PENTAX645NⅡ 35mm 55mm FUJI FILM Velvia100 ACROS100 

佐藤さんの田んぼで撮影していると2つのことに気がついた。1つはよくある田んぼの田舎臭いにおいがしない。もう一つはあぜ道に雑草が多い。他の農家の田んぼにいくと、やはり田舎臭いにおい駕する。そして雑草も少ない。理由を尋ねると「有機栽培だから」とお答えになった。土、本来の力だけなので農薬がないので変なにおいがしないという。そうかあれは田舎のにおいではなく農薬や化学肥料のにおいかと納得してしまった。だからあぜ道に生えている雑草ですらたくましく生きているのを感じられる(でも雑草といっても草自信では雑草と思っていず、人間がそう勝手に雑草といっているだけで大事な自然の一部です)

だから佐藤さんは6月の終わりに来てご覧よヤゴからトンボに変わるところが打ちの田んぼで沢山見られるよ、そしてトンボや多くの虫と森は循環しているので田んぼを含め里山がだめになると森も死んでしまう。森を守り元気にする為にも有機で田んぼを続けないと」といわれビックリしました。正直森と田んぼが相互補完の関係というのは解かりませんでした。で、最後にではその一番源の大事な土の写真を撮影し、お店にお越しになるお客様にお見せしようと撮影したのが2枚目です。是非この土から作った今年の秋のお米を食べてみたいです。

# by masabike | 2007-06-10 07:06 | 写真展 | Comments(0)

ナチュラルハウス立川店 展示作品解説 森編

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PENTAX645 NⅡ 120mmMACRO +接写リング  Velvia100


鳥海山の森の中でキャンプをしているととても心地よい。タスマニアの森ににた空気感と森のリズムがある。よく「山の中でキャンプをしていて怖くないですか?」と聞かれるが、ここ鳥海山の森やタスマニアの森、バングルバングルの渓谷ではぜんぜん怖くない。それどころか大自然の意思に抱っこされて寝ているみたいで、とても良く眠れる。変にコンビニや道の駅で寝ているほうが怖い。今日日おかしな人が多くなり、おちおち寝ていられない。おまけに車の中には高額なカメラ機材が大量に積んであるので山の中のほうが安心です。(やな世の中です)

そして山の中で寝泊りをしているとだんだん感覚が自然のリズムと近くなり、森の中を歩いていると木や小さなコケや葉っぱとアイコンタクトが感じられるようになります。自然のほうから「とって撮って」と呼びかけてくるのでそのご招待に従って僕はシャッターを押すだけです。きざな言い方をすれば映像のシャーマンか語り部みたいなものかもしれません。僕がシャッターを切るのではなく鳥海山やタスマニアやバングルバングルの大自然をつかさどるなにか大きな意思が僕の目と指を代用して写真を撮っているという感じです。ですから写真展に来ていただくとテクニカル的な解説もないですし、どうしてこれを見つけ撮ったかということが説明できないことが多いです。鳥海山に行くと帰り必ず酒田市にある土門拳写真美術館を訪れます。写真はもちろんとても凄いですが、そこに土門拳さんの御言葉で(要約でスイマセン)「狙ったとおりに撮った写真ほどつまらないものはない。写真機の後ろにカメラマンが隠れて小さく小さくなった写真家の存在がわからないぐらいの写真がいい。そしてそんなときは鬼が撮らせてくれる一瞬がある」というようなことが書かれていました。まさに生意気な言い方をすればその通りだと思います。


話は少しそれますが年に1~2回僕はツーリングでこの美術館を訪れます。特に写真展のあとや大きな撮影のあとに訪れます。特に大きな写真展のときは周りの方々にチャホヤして頂き、気がついたら鼻高々になり「おれが撮ったんだぜ」というような、変なプライドだけが強くなっています。そのような時自分の撮影の原点や大事な気持ちを忘れてしまいます。俗にいう変な○○先生ということになってしまいます。そのようなときに鳥海山の森に寝て、ここで土門さんの写真を拝見すると「あ~自分の写真はまだまだもっと鬼が撮らせてくれるようにならないと(タスマニアのマナブサンはそれでも金剛力士像みたいというのですが、まだ仔鹿みたいなもんです)やばいなうぬぼれていました。ごめんなさい」となり次のオーストラリアのロケに再び全力の戦闘モードで向かうことが出来るのです。そんな自分の鼻っ柱を明かしてくれるのが土門拳さんの写真美術館です。話がそれてスイマセン。


そして今回の作品も鳥海山の森と一緒に時を過ごして作り上げたコラボレーションです。点数は少ないですが立川にお越しの切は是非鳥海山の森を感じにお越しください。そして機会があれば酒田の土門拳写真美術館お越しください。酒田はラーメンとおそばと酒田せんべいが美味しいです。

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# by masabike | 2007-06-10 06:40 | 写真展 | Comments(0)

Garden City Melbourne

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NikonF2 F3P Nikor28mm Zeiss 50mm FUJI FILM PRESTO400

メールボルンは別名ガーデンシティーとも呼ばれている、と言うよりもCity in The Gardenといえるぐらい緑あふれる公園に囲まれている。ホテルの周りにもロイヤルボタニカルガーデンをはじめとして多くの公園がある。朝食前朝の散歩(前の晩のアルコールを抜くため!)や仕事の合間の気分転換にいつでも緑に囲まれて楽しく生活できる。そしてオージーたちはこの公園を上手に使っている。散歩やジョギングはもちろん、ピクニックランチやBBQなどお金をかけずに家族やカップルで上手に時間を楽しむ。特に公園には10円か場合によっては無料で使えるBBQ用のホットプレート台がある。オーストラリアは税金がとても高いが、このようなことに使われるならば大歓迎。どこかのアジアの島国みたいに税金で不必要な箱物を建てたり、国j民から預かったお金がどこかに消えてしまう国では夢のまた夢ではないだろうか、あ~早く移民しようかな。仕事はsomashionaさんのところで家政婦兼アシスタントがいいな、いかがですかね(笑)
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# by masabike | 2007-06-09 10:19 | メルボルン | Comments(12)

ナチュラルハウス立川店 展示作j品解説 水編

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PENTAX645NⅡ 400mm 200mm 45~85mm  NIK ON F3P 300mm
FUJI FILM Velvia100 Astia100F

 お米作りには欠かせないのが水。水がお米の味を決めるとも言われている。庄内の美味しいお米を作る大元はこの鳥海山の雪解け水。鳥海山の森深く分け入ると山の体の奥深くをめぐってきた水が湧き出すところがある。まだ雪深い中何度も転びながらたどり着く。そこは水が湧き出していると言うよりも地球の命の一片が湧き出しているかんじだった。森の奥深く、その山の麓に生きとし生けるもの全てに地球がその身を分け与えるかのようにエッセンスが湧き出している。水を飲む。それは水と言うにはあまりにも芳醇な物質だった。何か地球が僕の体の中に入ってきた感じがした。そして流れ出る水は水と言う役目を通り越し、森と大地のエネルギーを運ぶメディアとなる。そして大地の裂け目からエネルギーを大気の中に放ちながらより大きなエネルギーとなって田んぼに向かう。僕たちはお米とともにこの水と空気と山険しい島国から分け与えられた恵みを体に取り込むことができる。


だから昔の人の教えどおり「ご飯粒を残すとバチがあたる」と言われる言いつけどおり大地の恵みを感謝して食べなければならないと感じた。
今悲しいの多くの人が食べ物を粗末にしすぎる。砂漠にいるとそのひとかけらのビスケットが一握りのご飯粒が自分の命を後数時間つないでくれることを実感する。だけどいまの多くの日本人の人たちは食料はベルトコンベアーで工場で作っているのではと錯覚させられるような感じで食に接しているみたいなイメージに僕は感じられる。だから一食一食、一口一口大事に食べなければと・・・。

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# by masabike | 2007-06-09 10:01 | イベント | Comments(0)

ナチュラルハウス立川店リニューアルOPEN 相原作品展示(改訂版)

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PENTAX 645 35mm 55mm FUJI FILM ACROS

ナチュラルハウス立川店がリニューアルOPENした。場所はJR中央線立川駅ビル「ルミネ」の地下1階。いわずと知れたオーガニックフード、スローライフの草分け的な企業。こちらの企業の店舗イメージ広告撮影を4月から始めた。いぜんから僕の作品に対し社長の白川様と店舗のディレクターが興味を持っていただいた。こんかいお店に地球の命が感じられる写真とオーガニックの生産者の人たちの気持ちが伝わる作品が欲しいという依頼で撮影した。撮影場所は山形県酒田市と鳥海山。かの大巨匠・土門拳氏のふるさと思わず力が入る。
撮影は御米の生産者の佐藤さんとその仲間たちでもありみずほ生産者グループの人物撮影と鳥海山の大自然からマクロの世界まで。お米の生産には大自然の恵み、水と空気がとても大事なのでその自然の命も撮るというコンセプト。人物はその人なりを出したいのでモノクロ、風景自然はカラー。オールフィルム撮影。デジタルは使わない。それな農業はアナログなので表現もアナログにということでフィルムにした。

撮影は5日間。風景は全て山の中で一人でキャンプして撮影。オーストラリアと同じ撮影スタイルをとった。自然の中で寝起きしないと自然はけっしてご褒美をくれない。そして自然の中で撮影のときは一人にしていただくことを条件とした

でも今回ビックリしたのは田んぼでの撮影でイメージラフスケッチを描いたのだがそれが、現地に行ってビックリした。絵コンテの通りだったからだ。それまで現地を訪れたことがなかったからだ。今回の撮影がとても上手く行く感じがした。

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撮影前の絵コンテです。つたない絵でスイマセン。こんな感じで撮影前に絵作りをすることがよくあります。紙に書かなくても頭の中では毎回瞬時に作ります。
モノクロの手の写真右が酒田で有機栽培米を30年近く作り続けてこられた佐藤さんの手。お会いしてみて御話をして気がついたことがある。イメージしていた農家の方とはぜんぜん違う。農業家というよりも哲学者に近い。30年間ひたすら精魂こめて御米を作り続けて来た裏には人に言えないご苦労が沢山あったのだと思う。そしてそれを貫くには強い自分自身の人生哲学があったからだと思う。撮影の合間、佐藤さんとお話しする。「お仕事が終わったら夜は美味しい庄内の地酒を飲んでリラックスするんですか」とお聞きするとそれもするけど「自分の書斎でゆっくりクラッシックをLPレコードで聞いて夜を過ごす。けっこういいオーディオ持っているんだよ」「CDじゃなくてLPなんですか?」「そうだね、農家はアナログ、お米作りもアナログ、だから音楽もアナログ」恐れ入りました。翌日別な生産者の方と御話していると「イヤー1日中トラクター運転して田んぼを耕しながらカーステレオで音楽聞いて鳥海山見ていると気持ちい~よ」といわれたので「やっぱり音楽はサブちゃんとか演歌ですか?」と聞くと「いや~ドビッシーとかクラッシックだな」といわれ再びビックリ。みんなしっかり自分の世界観を持っている哲学者みたいだった。僕らは彼らが作った御米をいただくと同時に彼らの哲学もいただいているのかもしれない
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鳥海山の朝(上) 奥羽山脈からの夜明け(下)
PENTAX645 200mm 300mm FUJI Velvia100

そしてお店にはこんな感じで展示されております
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お店は立川駅のルミネB1です。エスカレーター降りると目の前にあります。是非写真だけでなく野菜やお米もよろしくお願いいたします。美味しいです。

モノクロ写真のりんごの赤色はデジタル処理で着色しています。写真は右側が生産者佐藤さんの手、左が消費者でもあり未来をイメージしたお子さんの手、そしてそれをつなぐのがナチュラルハウスをイメージしたリンゴ(りんごが会社のイメージシンボルとなっています)
ぜひ立川で相原ワールドお楽しみください。
庄内の光と風を見たくなったら是非クリックお願いいたします

しばらく忙しくてブログアップしていなかったので「メルボルンタスマニアの旅編」「バイク激走写真展巡礼編」「ナチュラルハウス作品紹介編」の3本立てでお送りいたしますので、少しこんがらがりますがよろしくご覧下さい。ご返事も落ち着き次第お書きします。遅れて申し訳ございません。
# by masabike | 2007-06-08 10:13 | イベント | Comments(4)

植田正治写真美術館巡礼

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美術館から見た大山の山。これが実はとんでもない仕掛けで見れます。
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美術館の上映室にある世界最大のレンズ、カメアオブスキュラ。でこれを使うと・・・。
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上映室内の壁に外の大山の姿が3メートルX5メートルぐらいで写し出されます。必見必見。


植田正治写真美術館は9年越しで訪れてみたかった場所。その思いを実現するにはあまりにも飛行機では味気なく、距離と時間も実感できない。新幹線とて同じだと思う。やはりはるばる米子、山陰まで来たと言う実感が欲しかった。またそこの空気感も味わいたかった。植田正治さんがどんな空気の中で人生をはぐくみ過ごされたのか少しでも疑似体験したかった。その為には列車かバイクだろうと思い、もちろん僕は後者を選択した。
 中国道に入り、中国山地の山並みをバイクで走り抜けるとき、一つ山を廻り、一つ谷を跳び越すごとに空気が重厚でそれでいて妙にさくっとした少し乾いた感じになっていく。高速から見える田園地帯の家も関東や東北と違い、石垣の上に立つ重厚な家が多く(見方によっては小さなお城にも見える)なってくる。変なたとえだが、映画「犬神家の一族」に出てきそうな外観の家が多い。そして米子の手前で最後のトンネルを抜けると中国山地の濃い緑の香りの中に僅かに海の、それも日本海の少し冷たい乾いた潮の香りが混ざってきた。そして800キロの距離と時間を体験していま、建物の前に立つ。
 写真は当たり前だが全てと言っていいくらい素晴らしかった。なにか一枚一枚大事にとられている感じがとても良く伝わってくる。そして撮るのと同じくらい大事にセレクションされて、さらに大事にプリントされている。写真も素晴らしかったが、それ以上に心に響いたのは植田さんの言葉だった。感動すると同時に考えさせられ身につまされるものがある。そのうちいくつかの主旨
をご紹介したい。
(1)フィルムが乾くか乾かないうちにあわててプリントをしない
(2)ズームレンズに頼らない
(3)賞を狙ったようなこざかしい作品を撮らない
(4)作品が流行りものに流されないようにする
こんなことを写真を見ながらコメントを読ませていただいているうちに身につまされることもあった。
(1)に関してはやはりオーストラリアから帰国後すぐに現像して、すぐに編集してセレクションするが大体1ヶ月ぐらいかけているが、でももっと帰国後、頭が冷却期間をおいてから作品のセレクションにかかるべきかなと考えさせられてしまった。とくに旅の後、熱くなっていると、撮影が大変だったからいい写真ということだけで選んでしまう傾向が強いのでやはり熟成する時間をもっと持ったほうがいいのではと考えてしまう。
(2)に関しては特に頭が下がる。特に風景ではワーキングディスタンスの関係でどうしてもズームレンズの依存度が高い。植田さんのご活躍されていた時代とは異なると思うが、先月も唯一の僕の写真の恩師から「50年カメラマンやってわかったことは、1本のレンズで突き詰めて撮影すること、ズームは使わないこと」と言うことを言われたばかりだった。とくにデジタルに関しては90%ズームレンズに頼っている。ただいま準備している人物モノクロ写真展に関しては1枚もズームレンズを使った作品をセレクトしていない。
(3)に関してはまさに同感です。依然僕のアシスタント君から、タスマニアでキャンプしているときに「あの~ご相談があるのですが?実は何か賞がとりたいのですが」と言われたことがある。その時「賞を撮るために写真を撮るなら、賞を意識して自分の作品としての撮影をするなら写真をやめたほうがいい。作品を撮った結果それに賞がついてくるのはいいと思うが逆は本末転倒だと思う。そういう気持ちだったら他のカメラマンのところでアシスタントをしたほうがいいのでは」と少し厳しいアドバイスをしたことがある。
(4)に関しては、昔モノクロ印画紙でWPタイプと言うのが発売されると多くのカメラマンはもうこれしかないとWP印画紙に飛びついた(僕もそのうちの一人でしたが)バライタ印画紙はもうおしまいだとみんな言っていた。デモ諧質感の感じで今またバライタ印画紙に戻ってきた。植田さんはこのことを皮肉っていた。
 
そして(1)~(4)のことを考えると今のアナログとデジタルに当てはまるのではと考えてしまう。もし植田正治さんがご存命だったら今のデジタル全盛時代をどう見るのだろうか?

そして1時間半、僕は植田正治ワールドにどっぷり漬かり、そして楽しみリラックスし、写真家とは写真とは?について考えさせられた。8年ほど前一度だけ植田正治さんとお会いしてお話をさせていただいたことがある。98年新宿ペンタックスフォーラムで僕は「Heart of Desert」という個展を開催していた。オーストラリアの砂漠地帯の写真が中心だった。ある昼下がりとても上品な紳士の方が白い砂漠を食い入るようにご覧になっていた。その紳士の方は僕と目が合うと「これあなたが撮ったの?これいい写真だね~。いや~俺もあと20年若かったらここにいって写真撮りたいな!」と声をかけていただいた。失礼な話で僕は植田さんのお顔をよく存じ上げなかった、ただどこかで見たことある人だけど思いませないな~と困っていると、ペンタックスの方が「植田先生ご無沙汰しております、何か今回の写真展でご質問でも」と声をかけられて初めて植田正治さんだと分かった。恥ずかしい話だ。でも20分近く一生懸命オーストラリアの砂漠の話を聞いていただいた。その間ずーっとニコニコしていてとても腰が低いかただったのがとても印象的でした。その当時僕はまだフリーカメラマンのなり立てでとても恐縮しかつとても緊張したのを覚えている。今までに多くの巨匠と言う方にお会いしたがやはり皆さん腰がとても低かった。「この若造め」という態度は決してとられなかった。植田さんの写真のレベルに近づくなんてとてもおこがましいし、不可能に近いと思うが、だがこのようなとても紳士で誠実で腰の低いカメラマンに自分でもなれればとそれから思いなるべくそうなれるように心がけている。
 
植田さんが最後に個展会場から去られるとき「こんど僕の写真も見に来てくださいね」と言われ「必ずお伺いさせていただきます」とお別れのご挨拶をした。そして程なく植田正治さんは亡くなられてしまった。あのとき個展が終わりすぐ行かなかったことを8年間悔やんでしまった。だから今回はその8年越しの思いの実現だった。

天国の植田正治さんへ、少しお伺いするのが遅くなりましたがとても自分の生き方と作品を考えるのにいい機会を与えてくださってどうもありがとうございました。

植田正治さんの写真お好きでしたら是非行ってみて下さい。そして何かお感じいただけましたらクリックお願いいたしま

# by masabike | 2007-06-08 09:26 | | Comments(18)

Go West 写真展巡礼

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8時過ぎには名古屋を通過し、10時には大阪も通過、いちど覆面パトカーを間違えて抜きそうになり、アイコンタクトで優しく御叱りを受けたい以外はなにも問題なく通過。加西SAでガソリントイレ休憩。ここの自動販売機はナンチャッテレトロだった。ともかくここまで東京から600キロ。途中4輪車はほとんど走るパイロン。でも飛ばしている分全身虫がぶつかり虫の死骸に体が覆われてしまった。もう気分ははやく植田正治大先生の写真を見たい気持ちでもっとバイクにムチを入れなくてはと・・・。

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13時10分大仙のICに到着。東京から800キロ!!!予定より100キロ遠かったです。バイクにまたがりっぱなしで股が裂けそうです。

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FUJI FILM BIGJOB
やっと到着した植田正治さんの写真美術館。大山が望め、のどかな田園風景の中にある。うちのレーサーまがいなバイクは少し不釣合い。なんとなくここに立つとモノクロ写真を撮らなければいけなくなりそう。ゆっくり写真も撮りたいのだが800キロ走った後なのでアドレナリンが出まくり落ち着いて写真が撮れない。う~困った。でもとりあえず写真を見る前に心を落ち着かせ、多岐にでも撃たれて身を清めてからではないと見たらばちが当たりそう。でもここに滝はなし。ではとりあえず腹ごしらえして心を落ち着けようと、周りを見たが何も無し。バイクで走ること再び8キロやっとコンビニを見つけ、焼き肉弁当を買い(以前知り合いの勤める某大手広告代理店の入社試験でマルのなかに感じを入れて四文字熟語を完成させなさいと言う問いで○肉○食で焼肉定食と書いて、あまりにそのバカさ加減がユニークで入社試験パスした人がいると聞きました、でも入れてみたら本当にバカだったと言っていました。もちろん好い子の皆さんは正解が弱肉強食とわかりましたよね??)大山を見ながら田んぼの中でお食事をして、心も落ち着きいざモノクロ写真の聖域「植田正治写真美術館」へ、・・・・
つづきは明日のお楽しみ
では明日に期待してクリックお願いいたします

# by masabike | 2007-06-06 22:27 | Motor Bike | Comments(12)

Go WEST

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頭にかかる空気の壁がが重い・夜明けのH2Ono重さと痛さを久しぶりに痛感した。もう1時間以上デジタルスピードメーターは3ケタのかなりいいナンバーを表示している。風圧で自分のまぶたによぶんな肉があるのを感じた・・・。5時前に首都高のICから旅立ったというより、離陸したという感じで、直列4気筒エンジンは怒涛の雄たけびを上げて西へ向かって僕の体とともに離陸していった。天気予報はまだ露が列島中央部まで梅雨前線がやってこないことを告げていた。雨の心配はほとんどない・これで乗ってくマシンを4気筒の獣のようなマシンのほうにした。パワーがありすぎて雨の日は怖くて乗れないから・・。

高速に乗るとマシンはセンターラインをまるで獲物を狙う豹のように追いかけていく。気がつくと八ヶ岳と、諏訪湖が見える。そして燃料警告等がつきだした。まずはマシンと燃料の補給のために諏訪湖SAに着陸。マシンは腹いっぱいのハイオク、人間は近所のパン屋で昨日買っておいた焼き立てパン。パンを口に入れると口の中が緊張とアドレナリンで空からだった。そしてヘルメットは前が見えないくらいびっしり虫がついていた。ひと時の急速の後再び西へ、米子まであと600キロかな・・・?
# by masabike | 2007-06-05 11:28 | Motor Bike | Comments(14)

全天候ニューウェポン FUJI FILM BIGJOB HD-3W

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突然家に新兵器が来てしまった。それもかなり変わっているやつが。FUJI FILM BIGJOB。全天兵器じゃなかった全天候カメラ。水の中でも使えます。おまけにこれで28mmのワイドもついています。この数日無性にツーリングで秘湯か山の中の露天風呂かあるいは正しい日本の田舎に行きたくなり、しかもバイクで。そのためには全天候のカメラで広角レンズがほしいな、でも更に欲を言えばバイクグローブしたまま操作できるやつ。それで出てきたのがこのカメラ。思わずゲットしてしまいました。これで露天風呂で女の子の盗撮も完璧ではなくて日本の情緒溢れる自然と一体になったお風呂文化も海外のメディア向けに撮影できるということになりました。さらにこれとフィルムカメラのクラッセにモノクロフィルムを入れて旅に出れば最強と思いました。先日ハービーさんの写真展を見たら更にモノクロも撮りたくなりました。そしてモノクロの写真でいいのを撮るためにはいい写真を見るのが一番と思い、さっき鳥取の植田正治写真美術館にバイクで行きことを決めました。うちからほんの700キロです。明日朝4時に出ます。マシンは浜松製オレンジ色の4気筒かババリア製黄色い水平対向2気筒マシン。中部関西方面のドライバーライダーの方、どうかこのバイクを見てもくれぐれも石を投げたり、白いバイクに通報したりしないようにお願いいたします。明日の夜は境港で日本海の夕陽を見ます。ではスクランブル発信いたします!
やっぱりこいつはあほだな、バカは死ななきゃ治らないとお思いましたらランキングクリックお願いいたします
# by masabike | 2007-06-02 22:28 | カメラ | Comments(18)