全天候ニューウェポン FUJI FILM BIGJOB HD-3W

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突然家に新兵器が来てしまった。それもかなり変わっているやつが。FUJI FILM BIGJOB。全天兵器じゃなかった全天候カメラ。水の中でも使えます。おまけにこれで28mmのワイドもついています。この数日無性にツーリングで秘湯か山の中の露天風呂かあるいは正しい日本の田舎に行きたくなり、しかもバイクで。そのためには全天候のカメラで広角レンズがほしいな、でも更に欲を言えばバイクグローブしたまま操作できるやつ。それで出てきたのがこのカメラ。思わずゲットしてしまいました。これで露天風呂で女の子の盗撮も完璧ではなくて日本の情緒溢れる自然と一体になったお風呂文化も海外のメディア向けに撮影できるということになりました。さらにこれとフィルムカメラのクラッセにモノクロフィルムを入れて旅に出れば最強と思いました。先日ハービーさんの写真展を見たら更にモノクロも撮りたくなりました。そしてモノクロの写真でいいのを撮るためにはいい写真を見るのが一番と思い、さっき鳥取の植田正治写真美術館にバイクで行きことを決めました。うちからほんの700キロです。明日朝4時に出ます。マシンは浜松製オレンジ色の4気筒かババリア製黄色い水平対向2気筒マシン。中部関西方面のドライバーライダーの方、どうかこのバイクを見てもくれぐれも石を投げたり、白いバイクに通報したりしないようにお願いいたします。明日の夜は境港で日本海の夕陽を見ます。ではスクランブル発信いたします!
やっぱりこいつはあほだな、バカは死ななきゃ治らないとお思いましたらランキングクリックお願いいたします
# by masabike | 2007-06-02 22:28 | カメラ | Comments(18)

サウスヤラ 界隈

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NIKON F2 Nikor28mm Zeiss 50mm FUJI FILM PRESTO400
仕事の打ち合わせの合間、ホテルの周りを散歩する。散歩歩くたびに(駄洒落ではないです)「オー」と思う光景にぶち当たります。いい光、いい時間、そしていい人たち。リラックスするつもりが一生懸命写真をとってしまった。でもそれは思い切り深呼吸したみたいで気持ちい時間だった。サラリーマンだったとき撮りたくても撮れない時間が長すぎた。だから今はどんなものをとっても楽しい。時間と写真の神様に感謝します。僕に写真を撮らせてくれてどうもありがとう。

メルボルンの光と時間を感じていただけたらランキングクリックお願いいたします。カメラマンおだてるともっと撮ります、もっと見せます。
 
# by masabike | 2007-06-02 21:58 | メルボルン | Comments(7)

いたばし名物 麺屋龍神 ねりごま付け麺

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昨日大山商店街に買い物に行ったときもうお昼はここと決めていた。お店の名前は麺屋 龍神。創作麺なんかも多い店でこってりした味。実は普段僕はつけ麺系と冷やし中華が食べられない。実は子供の頃うちのお袋が作った冷やし中華で食中毒を起こして以来、つけ麺冷やし中華系がトラウマで食べられません(じつは世の中でもう一つ食べられないのがあります。それは「鯖の味噌に」半径10メートル以内には立ち入れません、ドラキュラにはニンニク、ギャオスには太陽に光、相原には鯖の味噌にと覚えていただければ幸いです、ちなみに、〆鯖は大好物です。話題それてスイマセン)

でもここのつけ麺だけは大好物でいつも、「ねりごま付け麺」頼みます。こってりしたスープにすこしだけゆずの香りがして美味しいです。ちなみに麺は細めんふと麺選べます。つけ麺の方は追加でスープもらえます。ランチタイムは中盛り、大盛りサービスです。デモ残すとプラス100円です(ちなみにこれで750円です)。お店の人も感じいですぜひ行ってください

お店のある板橋大山商店街「大山ハッピーロード」という500メートルぐらいの大商店街です、安いです、美味いものもたくさんあります是非おいでください板橋へ!
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# by masabike | 2007-06-02 07:44 | 美味しい食べ物 | Comments(4)

ハビー山口さん&激辛坦々麺 ソフト&ハードな一日

おととい新宿のペンタックスフォーラムでハービー山口さんの写真展を拝見してきました。当たり前ですけどとてもあたたかくて素晴らしい写真展で何か見終わった後上質なカシミアのブランケットにくるまれているようでした。実はこの写真展がどうしても見たくてオーストラリアからの帰国を1日はやめたぐらいでして・・・。今年のコニカミノルタさんでの写真展を見過ごしてしまったのでどうしても見たかったです。以前オーストラリアでどこかの雑誌にのっていたハービーさんのロンドンの写真を拝見して友人のオージーに「やっぱりロンドンにはいい写真家がいるね!」と言ったら「この人日本人だよ」といわれて仰天した。日本人でロンドンでこんな素晴らしい作品を撮る人がいるんだと思い、それから大好きになりました。会場では最後にペンタックスの方からハービーさんをご紹介頂き御話させていただいたのですが緊張でしどろもどろでした。でもハービーさんもバイクが好きで、少しバイク談義で盛り上がりました、最後に「是非ホンダの本社で個展しますのでバイク見物がてらお越しください」とあつかましくお願いしてお別れしました。でもお会いするとまさに彼の人柄がすべて彼の作品になっていることを実感できました。まさにハービーワールドでした。
 結構ペンタックスで手からも興奮して心はヒートしていました(実は2月にうちのスタッフがハービーさんの写真展に御伺いして一緒に記念写真を撮らせていただいたと聞き結構ジェラシー持っていましたが、さすがに今回恥ずかしくて記念写真お願いできなかったです)。 そのヒートした心でヒートしたものが食べたくて本郷の栄児(ロンアール)家庭料理に行きました。本店はうちのすぐ近くほんの200Mぐらいのところにありとても辛くて美味しい四川料理。オーナーの栄子さんはもともと四川の方、「いつも本郷のお店にも来て下さいね」といわれていたので今回念願かないやっと行きました。

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(この真っ赤な食卓をとくとご覧あれ(

今日のメニュはーバンバンジー、水餃子、麻婆豆腐、坦々麺(小)辛めでした。麻婆豆腐は食べるのに夢中になり、写真忘れました。辛いものを食べながらうちのスタッフM嬢とハービーさんの話題で盛り上がりました。翌日朝トイレでお尻痛かったです(お食事中の方スイマセン)

ちなみに栄児家庭料理 ほんごうてん電話は03-5800-5111、板橋本店も本郷店も込んでいるので人数多いときは予約してください。(板橋店にお越しの際はくれぐれも僕の家に石なんか投げないようにしてくださいお願いいたします(笑))
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# by masabike | 2007-06-02 07:24 | 美味しい食べ物 | Comments(4)

メルボルンCPL現像所 プロフェッショナルとは?

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HSSELBRAD 503CX PLANER80mm FUJI FILM ACROS
メルボルン2日目。月曜朝一で9月のタスマニアでのプリント作業の打ち合わせでメルボルンにあるCPL現像所に向かう。ここはオーストラリアで一番プリントワークが美味いといわれている現像所。まさにプロ集団。もともとメルボルンはオーストラリアのアートに中心といわれており、アート活動に関してはシドニーよりも凄い。経済のシドニー、芸術のメルボルンとも言われている。メルボルンにあるアート関係の団体。アーツ オブ ビクトリア は世界中で数々のアートワークをしている。そんなメルボルンで彼らとは3年前からのお付き合い。気心も知れてきた。そこで感じたことはオーストラリア人はとても良く働く。嘘だ~と言う人も多いと思う。特に短期の観光やワーキングホリディーで言った人はほとんどそう思う。みんなアバウトで少し怠け者でと思っているに違いない。それは短期の観光客やワーキングホリディーで出会うオージーはほとんどがブルーカーラーの層(少し差別用語になると思うがご勘弁ください)でとりあえず言われたことだけを自分のお給料分損しないぐらいにやればいいやという人が多い(中にはそれでもここまで頑張ってしてくれるのかと言う人もいる) ぼくも最初バイクで旅しに来たころよく旅の仲間で「オージー、イージー」などと少し小ばかにして言っていた(すいませんオージーの皆さん)

ところがフリーのカメラマンになり本格的に仕事でオーストラリア人たちと仕事をしだしてしばらくしたころあることに気がついた。日本以上にスムーズにことが運ぶこともかなりあり、場合によってはこれは無理かなと思うことでもスムーズにやってくれることが間々ある。それは俗にプロフェッショナルと呼ばれる職種や企業のマネージャークラス以上の人によく見受けられる。しかも彼ら彼女たちは努力をしたということをほんの少しも見せない。たとえ前の晩徹夜していても朝には涼しい顔で何事も無かったように「モーニング!」と言ってのいける。

今日の写真の2人もそうだ。僕のオーストラリアでのプリント作業を一手に引き受けてくれているブライアン(髭もじゃのライオン丸みたいな人、誰も素顔は見たこと無い)とダーレン(スキンヘッドの人)もそうだ。2004年6月初めて彼らに会ったときにちょうど週末だった。オリジナルフィルムのスキャニング作業を頼んだ。どうせ月曜日か下手したら火曜日だと思ったら「日曜の昼か上手くしたら土曜日の夕方にはデーターが見れるよ」と言われた。うそ~と思い「だって週末でしょ?」と聞くと「でもカメラマンはみんな週末もへったくれも無い、クライアントが月曜の朝に作品を見たいといったら何とかしなければならない。君もメルボルン滞在をそうすれば有効に使える」と言われビックリした。なんどもお礼のサンキューを言うと「でも僕たちはプロフェッショナルだし、仕事なんで当たり前のことだからお礼は言わなくてもいいよ」とダーレンは言った。
以前西オーストラリアでキングジョージフォールという滝を撮影に行くため、丸1日ジェットヘリをチャーターしたことがあった。滝つぼギリギリまで降下して撮影の難しいフライトだったそのときもパイロットは大丈夫?出来るの?という僕の質問に対してたった一言「ピース オブ ケーキ(朝飯前だよという感じ)」と答えたのみ。撮影が終わりやはり何度もお礼を言うと「ジス イズ マイ ジョブ」そして逆に「自分の腕を信頼してくれて仕事を依頼してくれてどうもありがとう」と言われてしまった。もうビックリ。
話はメルボルンのダーレンに戻る。彼も別れ際に僕に質問した「日本の現像所のスタッフは仕事に情熱をもっているの?仕事を楽しんでいるの?」と聞かれた。答えに窮した。全部とは言わないけどやはり大丈夫かなという現像所もある。そうすると察したのか「ルーティンでやっていて、今晩のベースボールやカラオケの方が大事と思っている人が多いんじゃない?」言われ答えが出なかった。彼は「安心してよ!絶対初めてのオーストラリアでの個展が大成功するようにプリントするから!」と笑って暗室に消えていった。それからいろいろな撮影や写真についての話をものすごくたくさんこの2人とした。日本ではこんなことしたこと無かった。しかも英語で。彼らはよく僕の超ウルトラブロークンイングリッシュを理解してくれた。結果写真展は大成功。そのおかげで僕はアメリカでもタスマニア州政府の後ろ盾で個展ができた。そしてその評価がおかげさまでドイツ・ケルンでのフォトキナでの富士フイルムさんのぶーすでの大型個展につなぐことが出来たのだと思う。

そのアメリカでの個展のときもスケジュールがとてもタイトでポジの選別から大全紙と全倍に伸ばし30点の作品を梱包してアメリカに旅立つまで10日しかなかった。週末も入っている。日本から原版を持ちメルボルンへ!空港からダイレクトに現像所に。ダーレンとブライアンが待っていた「パネル張りとコンポ用のスタッフのオヤジ連中もスタンバイさせてある何とかなるよ!Take it easy」と言われてしまった。そして全てのプリント、パネル、梱包作業が完了したのはアメリカ出発4時間前だった。分かれるときにダーレンは「今朝の息子とのクリケットの練習すっぽかしちまったよ!帰ったらアメリカの土産話聞かせてよ、それと向こうでプリントの事聞かれたらMade in Australiaと強く言ってね、君は日本人の写真家ではなくのオージーの写真家の代表選手で行くんだから。アメリカ人ににオーストラリアとオージスピリトを見せ付けてあげてね!」と。そしてアメリカからオーストラリアに帰国後メルボルンの現像所のスタッフとみんなでパブで打ち上げをした、口々に「ウェルダン マサ!」と言ってくれた。あとで他のスタッフから間に合わせるためにブライアンもダーレンもかなり残業と徹夜をしたと聞いた。そんな片鱗も彼らは見せなかった。そして今もメルボルンで僕は彼らと組んで世界にどうしたら通じる写真展ができるかと話しながら楽しく仕事をしている。きっとこんなビジネスシーンはオーストラリアを舞台にたくさん展開していると思う。「今日は家族とBBQだからお先に失礼するよ」とマネージャーやスタッフが先に帰っても日本人のビジネスマンの人たちは安心しないでください。彼らは遊んでいるふりをして、家の書斎でで必死に働きインターネットや国際電話で、深夜EUや他のアジアの国と必死に商談やネゴシエーションしています。そして翌朝何食わぬ顔をして「いやー昨日はBBQで飲みすぎちまって体がだるいよ」なんて言い訳をしながらオフィスに来ます。みんな日本人はそれに引っかかってしまいます。だがいま日本にどれだけの誇れるプロフェッショナルの人が残っているかと思うと心配です。リストラの名の元に本当に必要な人も消してしまった感がしてなりません。そして僕もプロとしてやっていけるようにこれからも頑張ります。
今日は朝から少し重い話題でごめんなさい
オージースピリット何か感じていただけたらランキングクリックお願いいたします


# by masabike | 2007-06-01 07:53 | | Comments(12)