カテゴリ:日本風景( 1476 )

ジュエリーアイス



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FUJIFILM 様Facebookより転載です



【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「月光のジュエリーアイス」北海道 十勝 大津海岸
FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF16mmF1.4 R WR ISO800

毎年、冬になると十勝の海岸には氷が流れてくる。まさに厳冬の北海道の大地が生み出した宝石だ。

ただ、冬の北海道、メーカーの保証する低温限界を超えている。一番負担となるのがバッテリー。僕は必ずX-T2もX-H1も縦位置グリップを装着して、バッテリーを2個、3個体制で臨んでいる。さらに保険として体に密着させて保温する予備バッテリーを持っている。そして縦位置グリップを装着。グリップは重量増加になるので、この作品の撮影場所みたいに海岸や、あるいは山岳地帯などの風が強い場所では、カメラがある程度重いと風での共鳴も防ぐことが出来る。軽いだけではだめな場合もあることをお忘れなく。

この不思議な自然が生み出した造形美、毎年撮影に行っているが、毎年形が異なるので飽きることがない。よくこのような場所をどうしたら上手に撮れるか?と聞かれるが正解はない。でもいくつか秘訣はある。

1. 自分のカメラの操作に熟知する。寒いと、手がかじかんでうまく操作ができない。だから操作に熟知する。それと機材に慣れていないと、予想もしない驚きの光景に出会うと、浮足立って普段しないミスをしてしまうからだ。

2. どんな瞬間や風景に出会っても、対処できるように日常の視点、身の回りの物を見る時に自分の好きな光、自分の好きな画角を持っこと。素晴らしい光景に出会ったとき自分の視点を保つことが大切。

3. そしてたくさん場数を踏むこと。できれば同じ場所に最低2日間は撮影に行くこと。同じ景色でも1日目と2日目は、眼が慣れてきて、初日に気が付かなかった細かいものも見えてくる。

そしてここでの撮影機材の秘訣は、最短撮影距離が短く、かつ背景が写しこめ、さらに早朝や夜間の難しい光の条件でも、良い画質やAF性能が得られる FUJINON XF16mmF1.4 R WR を中心に撮影した。特に氷にどれだけ迫れるかで、デフォルメした氷が強調され、なおかつ取り込んだ風景の臨場感が増す。まさにXF16mmはこんなシーンに最適だ。

Xシリーズは素晴らしいシステムです。でも画角と構図とシャッターチャンスを判断し、シャッターを押すのは皆さんです。ぜひ絶景の場所や、操作がしづらい寒冷地、普段からカメラと過ごす時間を長くして、カメラと心が阿吽の呼吸になることが、絶景撮影の極意です!!ではGood Luck!

 
Photography by Masaaki Aihara






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by masabike | 2019-01-12 10:32 | 日本風景 | Comments(0)

黎明光彩図 支笏湖


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FUJIFILM X Series Facrbookより転載

【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「黎明光彩図」北海道 支笏湖
FUJIFILM X-H1+FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR


2019年 皆様あけましておめでとうございます。
今年もXシリーズを駆使して、日本の色と光と影を中心に皆様に楽しんでいただければと思います

いよいよ東京オリンピック2020まで、あと1年少々。そして2025大阪万博がそのあとに続きます。ますます日本の風景 風土 文化 情緒 色彩が世界から注目を浴びると思う。その伝達方法のメディアとして写真の力がより強く高く求められる。その写真作品の基本はやはり色と光と影。そして撮り手の気持ち、コンセプト 哲学 が作品に織り込まれる写真ではなく写心がより強く求められると考える。

Xシリーズは富士フイルムが80年を超す歴史で作り上げた、心象色を表現できる色のプロファイリングが武器。そのプロファイリングテクノロジーが惜しみなく注入されたのがXシリーズ。小さなXF10からプロのニーズに応えるGFX 50S & GFX 50Rまですべての機種でしっかり活かされている。
あとは皆さんが多くの時間、多くの場所でXを使っていただくことで、そのポテンシャルを活かした写真が撮れるはず。
富士フイルム定番のテレビCMのキャッチフレーズ「お正月を写そう」。これはとても大切なこと。新年の新たな気持ち、新たなコンセプトでお正月から、心を込めた写真を撮ってほしい。お正月のスナップ、風景、あるいは家族の大事な記念写真。その気持ちがカメラに伝わる時、とても素晴らしい、「写真」ではなく「写心」が撮れると思う。そしてその大事な思いではお店でプリントしてほしい。Xシリーズはお店のFUJIFILMのプリントマシンとしっかり連携しているので、皆さんの心の記憶をそのままプリントに映し込んでくれるはず。時間は戻らない、でも素晴らしいプリントはその時間を永遠に近い時間で封じ込められるかもしれない。

2019年もぜひ、Xで撮った写心を思い出のプリントに残して、みなさんの2019年の宝を作り始めてください。今年も1年間よろしくお願いいたします。

X Photographer 相原正明








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by masabike | 2019-01-12 10:29 | 日本風景 | Comments(0)

支笏湖 

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm

支笏湖を初めておとずれたのは、大学2年生の夏休み。北海道1周サイクリングの途中。鵡川から支笏湖まで走り、ユースに泊まり翌日には、美笛峠を越えてニセコまで走った。ただこの日は、旅の資金が不足してきて、朝ご飯を抜いたら空腹で、美笛峠を登るのが死ぬほどつらくなった嫌な思い出の場所


北海道の撮影をしていると、いつも学生時代の旅の思い出が頭を横切る。でもよくよく考えると、今も学生時代と変わらない行動をとっているのに気づかされる。進歩がないのかな?といつも考えてしまう







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by masabike | 2018-12-28 23:37 | 日本風景 | Comments(0)

月にそびえる

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm


札幌大通公園のライトアップです。丁度、きれいなお月様も昇り素晴らしい夜でした

ひとごみなので、三脚が使えないのでX-H1の手振れ補正機能がとても役立ちました。X-H1&T2 &T3 組み合わせがうれしい悩みのXシリーズです




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by masabike | 2018-12-27 07:58 | 日本風景 | Comments(0)

孤高

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm ASTIA Mode


真冬の支笏湖。寒く思い雪が吹きつける。冬の寒気団に一人で立ち向かうかのような、釣り人が無心に糸を垂れる。誰に頼まれたわけでもなく、自分のために糸を垂れているのだろう。辛ければすぐにでも辞められる。辛ければ、言い訳をつけてもう来ない。でも言い訳や諦めは、人はごまかせても自分の心はごまかせない。写真も同じ。誰に頼まれたわけでもない自分の作品撮り。辛くて逃げ帰り撮れなくても、「この日は天気が悪くて、1日粘ったけど撮れなかった」そういえばお客さんもクライアントも「大変でしたね、残念でしたねと慰めてくれる」でも自分の心は「そういってまた戦わずして逃げるわけ、今日も嘘とほらでごまかしたわけ」と言われてしまう。

写真も釣りも最後は不器用でまじめな人が良い獲物に巡り合えると思う。かっこいい写真家はいない、不器用な写真家こそが良い作品を撮れると感じている



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by masabike | 2018-12-24 22:51 | 日本風景 | Comments(0)

白花初冬図

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「白花初冬図」東京 新宿御苑
FUJIFILM X-T3 + XF60mmF2.4 R Macro

日本の自然を撮る時にいつも難しいと感じるのは緑の表現。新緑、真夏の濃厚な緑、そして初冬の少し凛とした緑。それぞれの季節の空気感の影響を最も受けやすい色が緑ではないかと思う。12年前、初めてFinePix S5 Proをテストした時は5月だった。今でも昨日のように覚えている。新緑あふれる近所の公園に行き、シャッターを押した。そしてモニターに出てきた色を見たとき、それまでのデジタルカメラの常識を打ち破る、緑の色再現だった。思わず僕は笑ってしまった。当時はデジタルカメラを進んで使いたくない状況だった。なぜなら、あまりにも自分が思う日本の自然の色が再現できなかったからだ。だからS5 Proのモニターを見たとき、嬉しさが極まり笑いが止まらなくなった。自分の思うままの色が撮れるデジタルカメラが出来たからだ。

それから12年、S5 ProのDNAはXシリーズに受け継がれ、進化そして熟成し続けた。X-T3になり、外見はX-T2とさほど変わらないが、センサーそしてエンジンが新たに見直された。当然のごとく色も進化した。初冬の日陰に咲く水仙。白い花を引き立たせてくれるのは、凛とした緑。濃厚で深みのある力強い緑。これを撮るのにASTIAモードにしてColorの設定を+1にした。落ち着いた色の中に少しだけ華やかさをトッピングした。そしてASTIAは白の抜けるような色再現に向いている。また葉と葉の重なった、陰になる部分の緑の諧調表現はASTIAならではの味わいだ。シャドー部が粘ってくれる。そしてこの深みのある緑を最後に完成させてくれるのが、Xプリントなどの富士フイルムのプロラボのプリントシステム。ぜひ味わいのある色が撮れたら、色の匠たちが仕上げてくれるプロラボに頼みたい。勘違いしている方が多いので、あえてここで説明するが、プロラボは、プロの写真家でなくても、アマチュアや一般の方でもプリントオーダーができる。ぜひ素晴らしい1枚が撮れたらプロラボの扉を開けて欲しい。

あっという間に12月。新しい年を迎えるにあたり、部屋に飾る作品を新しくしたい。僕はこの作品データーをもって、プロラボの扉を開けるだろう。今からどんな額装にしようかとても楽しみ。新たなXで撮れた新たな作品が、2019年の我が家のリビングを飾るだろう。
ぜひ皆さんも新しい年、新たなXで写真を部屋に飾りませんか?



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by masabike | 2018-12-05 23:21 | 日本風景 | Comments(0)

晩秋紅葉図


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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「晩秋紅葉図」長野県 戸隠 鏡沼
FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR

11月14日にここで書いた、アメリカのf/64のグループも含めた作品展を東京・六本木の富士フイルムスクエアで開催されている。「アメリカ近代写真の至宝ギルバート・コレクション展」だ。生のプリントは、生でしか味わえない、ディテール等も解るのも当然だが、プリントから来るオーラも感じ取れる。オーラがある作品、それは撮影時の作家の魂と強い気持ちがプリントから放たれている証拠。だから素晴らしい作品展は見ていてとても疲れる。疲れが大きいほど、良い作品展だったと思う。

丁度、富士フイルムスクエアでギルバート・コレクション展を拝見したあと、近くの新国立美術館で開催されている東山魁夷展も拝見した。とても個人的感想だが、東山魁夷氏の作品はとても写真的だと思う。その理由は2つある。1つはタングステンフィルムの色温度に近い色の世界。3800-5000ケルビン周辺の青い色温度の世界でも、時として8000ケルビンぐらいのトーンも使う。この色温度をコントロールするような世界観、写真を学ぶ上でとても勉強になる。もう1つは遠近感。時として東山魁夷氏の作品は200-300mmぐらいの望遠レンズで切り取り、圧縮した効果が感じられる。特に北欧の白夜を描いた作品で僕は強く感じた。まさにアウトプットを印画紙ではなく、紙に筆で描いた、アウトプットの方法の違いだけ。とても作品を作るための勉強になる。そして何よりも濃厚なこってりした力強いオーラを、やはり東山魁夷氏の作品から感じた。

数時間で2つの力強い展覧会からたくさんのオーラを受けて帰りの電車はヘロヘロで眠りこけていた。GFX 50Sはその高画素で、大自然から来るすべての情報を受け止め表現できる。今回の作品では、主役は画面右隅と左の小さな紅葉。この2つがこの大自然の力強さを表現する。そして小さなポイントを強く訴求できるのがGFX力。高画素の力を借りて、僕も常にオーラがある、見ると力強く、そして疲れる写真(笑)を目指したい。






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by masabike | 2018-12-05 23:19 | 日本風景 | Comments(0)

ここに我あり

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FUJIFILM X Sereis Facebookより

「ここに我あり」北海道 三国峠付近
FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF250mmF4 R LM OIS WR

晩秋の峠道、次なる被写体を探して車のハンドルを握っていた。その時、視界の片隅に何かを捉えた。時間はわずか0.001秒ぐらい。視界の隅の何かが「ここにいるよ」と話しかけてきた。
車を停めて、バックする。そして見つけたのが、主人公であるこの葉が散りかけた紅葉。朝の斜光が、この1本を浮かび上がらせてくれた。向き合った瞬間に頭の中に絵コンテが生まれた。あとは木と語り、命ぜられるままにシャッターを押すだけ。これが僕の撮影スタイル。

自分の撮影スタイルに、流れを作るためにとても大事なことがある。手に持ったカメラ、ファインダーを覗いたカメラが、そこにあることを実感しない。さらには存在を感じないくらいに自分の体の一部になってくれること。そして操作している実感すらなく、心で感じたときにカメラがすでに反応してくれる。それが撮影の時に大事なことで、カメラに求めること。その答えがGFXであり、Xシリーズでもある。心のセンサーが被写体を感じた時、瞬時に心に浮かぶ絵コンテ。カラーかモノクロか?グラデーションは?アスペクト比は?そんなイメージへの問いかけが、心の中を光速で駆け巡る。そのすべての瞬時に反応してくれるのがGFX。特に7種類のアスペクト比は、最後の被写体の切り取りにとても重要だ。こころの中で見たフレーミングが、どれだけ無駄なく映像化できるか?ここが僕のGFXを選ぶ大きな理由の一つ。そしてそのクリアーなEVFは、撮影時に、自分の絵コンテが間違いなかったことを確証してくれる。それだけで撮るときのテンションが300%ぐらいUPする。
体の一部になってくれて、気持ちを阻害しないカメラは被写体との対話に集中できる。自然界から来るほんのわずかなシグナル。もしかしたらそれは銀河系の彼方から来るシグナルに等しいぐらい繊細。それとコンタクトするためには自分の心のセンサーを最大にしなければならない。1%でもカメラの操作には神経を使いたくない。だから存在感を忘れるカメラが必要。この朝も大雪山の木々と対話して、気がついたら1時間近くたっていた。更に気がついたことは首からGFXをぶら下げていたことだ。存在を感じさせないGFXがあったからこそ、木とシンクロ出来た。

 


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by masabike | 2018-12-05 23:16 | 日本風景 | Comments(0)

Nikon The Gallery Z7企画展  相原正明 写真展Spirit

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Nikon Z7 NikkorZ 24-70mm
利尻富士 北海道

来年2月19日より東京・新宿のNikon The Gallery 新宿2で初のニコン様での個展"Spirit"を開催させていただくことになりました。
高校生の時に写真家を目指してNikon F2を購入して以来、僕の中ではNikonは、単にカメラメーカーではなく、写真の代名詞でもあり写真家のシンボルでした。そこで写真家生活30年目の年回りに個展をやらせていただくことは、大変名誉なことでうれしく思います



作品はただいま鋭意撮影中です。風景だけではなく人工物、機械も撮影しています。今回は単に美しい風景や、美しいものを表現するのではなく、その風景や物に宿る強い地球のSpiritあるいは日本文化のSpiritを表現するつもりです

ゆるくない、強い個性とパワフルなSpirit を新生Nikon Z7と、世界最大のレンズシステム Nikkorレンズ群を駆使して表現いたします

詳細は後日発表いたします。現在では下記の予定となっております

The GALLERY 新宿2
2019年2月19日~3月4日 日曜日休館  10:30~18:30 最終日は1500まで

The GALLERY大阪
2019年4月25日~5月2日 日曜日休館  1030~1830 最終日は1500まで


皆様のご来場心よりお待ち申し上げます

相原正明





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by masabike | 2018-12-04 09:48 | 日本風景 | Comments(0)

湖北 FUJIFILM GFX

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FUJIFILM GFX50s+FUJINON32-64mm

日本の原風景とも言われる湖北。夜明けのクライマックスの時間が終わりかけたころ、朝の柔らかい光が岸辺の奥に届きだした。何気ないところに、静かな素材を見つけた。日常の中の見逃してしまう一瞬や点を見出し、作品にするのがプロの仕事だと思う。誰もが見出す場所を、より綺麗に見せることも大事だが。小さなシグナルを出す被写体とシンクロして見出すことに、作品造りの喜びを感じる。マイナーと言われるところには、実はマイナーではなく、誰も気がつかない宝箱だと思いう。写真家のHarQ氏が「奈良のマイナー紅葉ポイントワークショップ」を、開催したたがとても大切なこと。

30年前のオーストラリアノアウトバックと呼ばれる荒野も同じだった。当時の日本はバブルで、写真はアメリカ西海岸やヨーロッパ、あるいは宮沢りえさんのサンタフェの影響で、にわかヘアヌードブーム。あとはバブル的なハデハデ作品がメイン。当時、オーストラリアの砂漠や熱帯雨林は、世界中のフォトグラファーはほとんど撮らなかった。毎日、バイクで荒野を走り、自分だけの宝物を見つけていく気持ちだった。そしてその作品を日本で発表し、仕事にしたいと言うと、多くのメディア、写真関係の人が「こんな砂漠や熱帯雨林の作品誰が買うの?悪いこと言わないからヘアヌード撮れ」とか「ロスやシスコに行って一般受けする、わたせせいぞうさんみたいな雰囲気の写真を撮れ」とか言われました。エコなんていう言葉は、まだ微塵も存在していませんでした。でも30年たって、自分の考えはまちがっていなかったと思いました。

意志を貫き通すと頑固偏屈は、とても紙一重。どこに線引きをするかとても難しい。
びわ湖の湖北で、自分の宝物の視点を見つけた時、ついつい30年前のことを思い出した






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by masabike | 2018-11-26 07:35 | 日本風景 | Comments(2)