2019年 12月 06日 ( 1 )

FUJIFILM X Series Facebookより 晩秋奥山図

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「晩秋奥山図」福島県 裏磐梯 
FUJIFILM GFX100 + FUJINON GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR

フィルムでの作品作りからデジタルを始めた時に2つ悩みがあった。1つは色の問題。どうしてフィルムのVelviaやASTIAのような色再現ができないのか?多くの人に「デジタルとフィルムは0101で現す信号と銀の粒子のドットで表現するからその差は無理だ。デジタルの色の世界にシフトするしかない」と言われた。当時それは仕方がないか、と涙を呑んであきらめた。時代がデジタルにシフトするのであれば、広告の仕事をメインとしていたので諦めかけていた。そこにX100が登場した。2011年のことだった。2011年1月、X100のテスト撮影で夕暮れの青森でローカル線の電車を撮ったとき、夕暮れに浮かぶ列車の色がまさにフィルムのVelviaで撮った色だった。その瞬間、僕は自分の作風を変える必要がないと、心から安堵した。これは画家の人が、自分が使っていた絵の具がもう手に入らないかも?と思う絶望感と同じだった。たとえば藤田嗣二が、自分の求める絵の具が手に入っていなければ藤田worldは描けなかったはずだ。
だがもう1つの悩み、立体感。これはデジタルカメラがフルサイズ化して画素が4000万画素を超えてきたときでも、4×5で撮影した独特の立体感と奥行き感が得られない。大判フィルムカメラの世界をデジタルでは不可能なのだろうかと思い続けていた。だがGFX 50Sの登場でその悩みも吹き飛び、使う喜び撮る喜びを感じGFX 50Sと50Rを僕の撮影ウェポンのラインに加えた(砂漠や熱帯雨林の撮影が多いので、機材は壊れるものというのが前提なので、必ず同じ物を2台購入する)だが人間さらに欲深くなる。4×5が撮れたのなら8×10を凌ぐ世界観も欲しい。その気持ちを察知したように現れたのがGFX100 。先週もここで述べたように、GFX100のおかげで「細かいもの撮りたい症候群」は進化している。そして奥行き感も撮りたい。是非ともその奥行き感とち密さを見てもらいたい、体感してもらいたい。自分の作風、撮影哲学が一変する。撮影の革命と思ってほしい。
ただそのすごさは残念ながらSNSでは伝えられない。ぜひ富士フイルムスクエアや富士フイルムイメージングプラザあるいは富士フイルムフォトサロンで展示がある際に、生のGFX100の魔力を体感してほしい。ただしこの魔力は一度かかると、解く方法はGFX100のオーナになることしかないことを事前に了解してほしい。




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by masabike | 2019-12-06 07:16 | 日本風景 | Comments(0)