2019年 11月 04日 ( 3 )

黎明山脈図 FUJIFILM X Series Facebookより転載

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黎明山脈図

撮影地 長野県 乗鞍高原

FUJIFILMGFX50S+FUJINON100-200mm+テレコンバーターGF1.4×

 黎明の高原、眼が慣れてくると、山並みの間にうっすら、霞がたなびくのが見えた。今回の乗鞍高原のロケ。紅葉を狙うのも目的だったが、メインは霞む山々の連なりを墨絵のように撮ることだった。

普段、写真展を見て自分のコンセプトの引き出しを増やしている。ただ引き出しを増やすには、写真展だけではだめだ。絵画や映画そして場合によっては、茶の湯なども大事だと思う。僕は絵画、日本画を見に行くことに時間を費やしている。特に雪舟等楊、長谷川等伯、与謝蕪村、そして横山大観が好きだ。

その中でも特に、長谷川等伯の松林図屏風の構図と筆のタッチが好きだ。ただこのかすれて消えていくような、筆のタッチを写真で表現するにはかなり難しい。見えないようで、よく見ると見えている。絶妙な消失感。

これを1発撮りで表現するには、従来の画質ではかなり難しかった。HDRや画像処理をすればある程度表現できたかもしれない。ただ日本画は、線の美しさ、墨の美しさを武器としているので、1発で描いている。それになぞらえるならば、写真も意識を集中させて1発で撮りたい。そのジレンマを解決してくれたのがGFXシリーズ。

5000万画素を超える高画質と、X-ProcessorProが作り上げる色再現は、日本画の巨匠たちの世界へ近づけてくれる。そしてこの高画質は、フレームの中のいかなる些細なことも、空気感も再現してくれる。実は今回の作品 遠近感と風景の大きさを表現するために、小さなアイキャッチを隠している。それが画面中央やや左にある、高圧線の鉄塔だ。高画素のカメラで撮る目的は1つ。写真展で大型プリント B0サイズぐらいで見せるためだ。引き伸ばしたとき、画面中央に鉄塔が見えて来ることで、風景のダイナミックさを誇張できる。風景写真に人工物?と、いぶかる人もいると思う。だが古典を見ると雪舟も蕪村も、点景として人工物を入れている。最後にシャッターを押すのは人間だ。古典に多くのことを学ぶことで、自分の作風の引き出しを増やし、GFXシリーズの世界最高峰のポテンシャルを思う存分引き出すことが出来ると信じている。


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by masabike | 2019-11-04 23:41 | 日本風景 | Comments(2)

キヤノンサロン

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銀座 キヤノンギャラリーにバイクの写真展を拝見しに伺いました
写真展は ビジュアルにこだわるバイク雑誌ライダーズクラブの表紙等を長年にわたり撮影されてきた、大谷耕一さんの写真展 Synchronicity

作品がまさにバイクはアート、美術品のように表現されているのと、バイクが走り去る風景がこれほどまでに絵画的なるのかと、バイク乗りならため息が出る作品群です

バイクに興味がある方も、無い方も。そして風景の中のバイク表現を模索している方はぜひご覧ください

ギャラリーにはbiotaも展示されています。涙ものです




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by masabike | 2019-11-04 17:21 | Motor Bike | Comments(0)

2003年11月22日 シドニー

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2003年11月22日 この日が何の日かご存知ですか? そうオーストラリアで開催された、第5回ラグビーワールドカップ決勝戦の日。決勝は主催国オーストラリアVSイングランド。結果から言うと、延長戦までもつれ込み17対20でイングランド勝利で、はじめて北半球にカップを持ち帰った(確かそうだと思います)

でも試合はまさに死闘でした。魂と魂のぶつかり合い。そして小柄なワラビーズのキャプテン ジョージグレガンがあれほどパワフルで、巧妙な動きで驚きました。まさに走るコンピューターと言われるだけあるなと感じました

そして試合が終了した直後、我が家のリビングにたオーストラリア人たちは墓場の様でした


当時、日本ではラグビー熱は今一つで、地上波の生中継はありませんでした。2002サッカーワールドカップ日韓開催の翌年でしたので、野球以外のスポーツにも目を向けてくれるかなと思いましたが、メディアは冷たいもんでした。試合を生で見れるのはCATVのスポーツチャンネルのみ。僕は当時からMOTO GPやサッカー ラグビーを見たくて、スポーツJチャンネルに加入していました。なので、決勝当日、試合を見たいオーストラリア関係の方が我が家に来て、パブリックビューイング。国歌斉唱で、我が家でAdvanced Australiaを歌い盛り上がりました。そして約2時間後、我が家のリビングは墓場のような静けさになりました。ワールドカップ、国の威信をかけたこの一戦、負けるとこうなるのかと、ひしひしと感じました。深夜、我が家を出ていくオーストラリアの人たちの後ろ姿が今でも目に焼き付いています

あれから16年、日本もワラビーズも決勝トーナメントとで敗退し消えていきました。でも今回、これだけ盛り上がり、素晴らし試合と思い出の数々。あの2003年の白熱を多くの日本の人たちが体験できたのがとても良かったです。そしていつの日か、決勝 トーナメント 決勝戦に日の丸が上がり、我が家でシャンパイファイトのパブリックビューイングが出来る日を夢見ています。個人的にはJapan VS Australiaで、未来のラグビーワールドカップ 日本大会を見たいです

今はラグビーワールドカップロスになっています。でもそうなるために活躍していただいた、選手 スタッフ、ボランティアの皆さんありがとうございました。エコパ静岡で、潮合終了後 駅まで続くボランティアの皆さんのお見送りハイタッチは一生忘れない素晴らしい思い出です。


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by masabike | 2019-11-04 16:05 | イベント | Comments(0)