2019年 08月 15日 ( 3 )

タスマニア 6月29日 パットさん

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm







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PENTAX 645NⅡ+SMC120mm FUJIFILM Provia100F
Cradle Mt Tasmania




6月のタスマニアでもう一人合わなければならない人がいた

Patricia Sabineさん、僕が初めてオーストラリアで写真展を開催した時のメインキュレーター。もともとオーストラリアのナショナルミュージアムの主任学芸員さん。そのほかにもキャンベラ戦争博物館主任学芸員 タスマニアデザインギャラリー主任学芸員もされオーストラリアで最大のアート集団 アーツオブビクトリアのメンバーでもある


2004年 彼女に初めて会い、僕は初の海外での写真展のために、初の海外でのプレゼンをすることになった。通訳はいたが、契約時の事務的なことはするが、作品に関しては、独力でプレゼンすることが求められた。プレゼンの立ち合いはタスマニア州政府と富士フイルム オーストラリアのkevin Coooper氏

プレゼンは4時間にも及んだ。作品のコンセプト 撮影のための哲学 未来に何をしたいか。尊敬する写真家 日本の琳派や狩野派をどう感じるか? アンセルアダムスは好きか? 茶道をどう考えるか? ともかく徹底して内観を聞いてくる。カメラのこと 写真のテクは全く聞かない。また経歴や賞あるいは師匠は誰かも聞かない

ともか脳みそが溶けるぐらい、哲学 コンセプトを聞いてくる。そしてポートフォリオにある、上の作品に来たときに「この写真を見ると、京都の竜安寺の石庭をイメージするのだけど、Masaは竜安寺をイメージして撮ったのか、あるいは自然のあなたの日本人としてのDNAが撮らせたのか聞かせてほしい」

僕はまず「竜安寺ご存じなのですか?」と尋ねると、日本人のアーティストが来るので、もう一度日本文化 仏教美術をおさらいし。私は中国 韓国  日本の仏教美術を研究してきたし、日本の出光家とも何度かお会いして、メルボルンの王立美術館で出光美術館展をキュレーションしたことがある」と言われて、開いた口がふさがらなかった


僕は彼女に、この小さな水たまりの後ろにそびえる、クレイドルマウンテンの頂を狙っていたが、足元にある、ちいさな凍った水たまりに心が動き、無意識にこの被写体を撮った
と、説明すると。多分自然と常に対話して撮っているのでしょうね。もしくは撮らせされているのかもしれない

ただ私が欲しいのは、同じところに1000人のフォトグラファーが撮影に行き、999人が通り過ぎて、たぅった一人だけが足を止めて撮影する。その一人が欲しい
そしてきっと自然と対話をして撮影しているので、写真展のタイトルをTalking to Spirit of The Landにしましょう!と言われたのを、今でも昨日のように覚えている
僕は、では写真展はやらせていただけるんですか?とたずねると「もちろん」と答えてくれた。そこでやっとプロファイルを見せてと言われ、経歴を見せると、彼女は10秒ほど見て,問題ないわと言ってくれた、でも僕はパットさんに「でもぼくは日本では何も賞を受賞していないし、師匠もいないのですが」と答えると「それが何か作品のコンセプトあるいはあなたの哲学に問題がありますか?私と私のギャラリーはあなたの作品を見せるためにExhibitionを開催するのであって、あなたの経歴を展示するわけではない」とずばりと言われた

その夜、さらに夕食をともにしながら4時間近く、写真のバックグラウンドを聞いてきた
そして常に、その間 Masaの写真はとても強い、作品は強くなければいけない、オンリーワンでなければいけないとほめて、かつ力説してくれた

そして最後に「今度プレゼンする時は、あなたが撮ったポートレイトの作品が見たい。できればモノクロで。もし本気で海外で活動するのであれば、モノクロームのポートレイトの作品も見たい。ランドスケープだけでプロのフォトグラファーというのは間違っている。全ジャンル撮れて、その中で自分はランドスケープのフォトグラファーではないと本物にはなれない」と言われた。僕は学生時代にポートレイト&ドキュメンタリーを撮っていたが1988~2004年はランドスケープが中心でモノクロ人物はおざなりになっていた

帰国するとすぐに僕はハッセルを買い6x6でモノクロ人物を撮り始めた、もちろん35mmも撮ったのは言うまでもない

その1~2年後、彼女にモノクロのポートレイトを見せるととても喜んでいた。そしてさらに"In and Out"を繰り返すこと。これを実践するようにとのことだった。オーストラリアを見た視点で日本の風土 風景を撮り、そして、再び日本を見た視点でオーストラリアを撮る。このInとOutを繰り返すことで、常に新しい視点と新しい世界観が生まれる大切さを説いてくれた



今回、パットさんに新しい写真集 Earthraitを差し上げた。とてもうれしそうにそして丁寧に見てくれた。パットさん。あなたはいつも新しい視点と、新たなハードルを僕に与えてくれた。今度またお会いする時までに、また新たらしい世界を切り開きお見せします。まさに人生をキュレーションしてくれた人 Partcia Sabine






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by masabike | 2019-08-15 17:39 | | Comments(0)

旅の終わり TOKYO BAY



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FUJIFILM X-H1&T2 FUJINON16-55mm 50-140mm

千葉県 館山沖


朝4時過ぎに眼が覚めると、飛鳥は東京湾の入り口にさしかかり、スピードダウン

部屋のベランダから素晴らしい、夜明けを楽しめました。部屋から夜明けが見れてかつ、移動している。まさにパラダイスです

東京湾もこんなに美しいのだと実感するとともに、船旅ももうすぐお終い





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思い残すことが無いように、たくさんシャッター切りました。のんびり船旅のはずがかなり本気でシャッター切りました








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LUMIX LX100Ⅱ

朝の撮影の後は、展望風呂でのんびりして、再び部屋のテラスで朝ごはん

人生最高の贅沢です。家内の母に感謝します




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同行したウォンバット君たちもご満悦でした







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9時過ぎに横浜港入港 荷物を下ろすスタッフの皆さん。カメラに手を振り最後までフレンドリーでした。2019年 素晴らしい思い出ができました

追伸


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船旅ですが、別に飛鳥が魚を釣るわけではないので、帰り道、美味しいお寿司が食べたくなり、土曜日ランチ限定 お寿司半額のお寿司屋さんに立ち寄り、最後の贅沢

食べたぶん 遊んだ分 一生懸命働きます


船旅 高いですが、一度は経験してみることをお勧めします
さっそく宝くじを買いに行きます


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by masabike | 2019-08-15 11:35 | | Comments(0)

落陽

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FUJIFILM X-H1+FUJINON16-55mm

伊勢湾

なぜか船に乗り、夕陽を見ると吉田卓郎の「落陽」をいつも口づさんでしまう

苫小牧発仙台行きフェリーでなくとも、この歌が口から出てきてしまう

昔、ユースの宴会で卓郎や五つの赤い風船を歌っていたのがつい昨日の様

本当に少年老い易くを実感する。出来る時に出来ることをすぐにしておく。最近とても時間が大切に思えてくる


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by masabike | 2019-08-15 11:03 | | Comments(0)