2008年 12月 05日 ( 2 )

フェルメール記事コメントありがとうございました


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フェルメールについての12月4日のコメントに想像以上に熱心なコメントを頂戴したことに心より感謝申し上げます。最近特に写真&写心、そして撮影について考えることがたくさんあります。特に絵画を見ると今1枚の絵に対するエネルギーを強く感じますし、また写真に比べ劣化しにくいというあこがれ(400年500年というスパンで考えた場合)を思います。ただコメントでも頂戴したように、何気なく撮った一瞬がとても素晴らしい瞬間になるとことは絵画には不可能な世界もあります

絵画は1枚を描くのにとても思い入れが出来ます、ただ写真もシャッターを押すのは一瞬でもそこまでのプロセスにはとても長い時間がかかります。どちらも共通しているのは。思いを、イメージを紙の上に表現すると言うことです。

最近アマチュアの写真家の方と接し、一緒に撮影する機会が増えました。
そこでとても驚くことがよくあります「露出はどうすればよいのですか?露出補正はどんな風にすればよいのですか?」「何処を切り取ればよいのですか?」ということです。質問する方もずぶの素人ではなく、かなり写真教室等通われ、いい機材を持っているハイアマチュアのかたです。それに対して「ではどんな露出にしたいのですか?」と聞くと「適正露出にしたい」と言うのがこれまた多くの答えです。そこで困ってしまいます、適正露出は人により異なると思います。アンダー目がいい人、オーバー目がいい人、かなりハイキーがいい人、もうつぶれるくるらいアンダーがいい人。とるフォトグラファーのイメージによりまちまちです。そこで「どんな絵がほしいのですか?どんな風に心の中でイメージしていますか?」ときくとひたすら「いや適正露出の絵がほしいんです」の繰り返しです。もうこうなると禅問答です。でも多くのアマチュアの方は写真教室に通っています。でもそこで教えてもらうのは先生の写真と同じようになる露出の撮り方、それが適正露出。あるいは単純にマルチパターン測光で出た値からプラスマイナスどうするかと言うことだけみたいです。

何を感じ何を表現するか、何を訴えていくかという各個人の映像に対する哲学はほとんど教えてもらっていないみたいです。これでは写真の面白さは半減だと思いますし、各個人の表現方法を見つけるのはとても大変だと思います。どうしても海外で言うところのワークショップにはならず「おけいこごと」になっているのが日本の写真教室ではないかと感じます。いつもアシスタントさんに教えるときは「実戦での方法」「仕事のための方法」「作品作りの方法」この3つで教えています。だから「おけいこごと」で教えるのはとても骨が折れるし。禅問答になってしまいます。だから教えるほうにも単にスキルやテクニック本の切り売りではなくメンタル&イメージングを教えてもらいたいと思います。そうしないと生徒さんがかわいそうです(ちなみにワークショップをするときは自分ではアーチストではなくサービス業と考えています)

話は戻りますが絵も写真も他のアートも同じですが一番大事なことは何を表現するか、どうして自分の内面を表すかです。残念ながら写真はこれだけブームであるのにその心と哲学よりも、ROW現像やら露出補正やらのスキルのみが注目を浴び教えられ、撮るための心と哲学がないがしろにされていると思います。デジタル一眼の写真ブームが去ったあとどれだけの人が、カメラが残るのでしょうか?

一番楽しくきちんと撮影しているのは今の10代20代の人たちかもしれません。彼ら彼女らはテクニックのスキルから開放されているからだと思います。

話は大きくそれましたが僕はこれからもたくさん楽しんで写心を撮って行くつもりです。皆さんもどうかたくさん楽しんで写心を撮ってください。僕もしばらくは絵画には移行しませんご安心を(笑)

これからも応援するよと言う方クリックお願いいたします。クリック少ないと絵画に行きます(笑い)



by masabike | 2008-12-05 17:18 | 写真アート | Comments(18)

Long Way Round


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Nikon F2 Nikor28mm エクタクローム オーストラリア・ノーザンテリトリー・ガンバレルハイウエイにて


最近家に帰ってTVを見るのが楽しみ。別にTV番組ではなくDVDだ。シドニーの友人からクリスマスプレゼントにと頂戴したバイクのDVD。タイトルは「Long way Round」」主演はスターウォーズ エピソード1の主演ユアンマクレガー。そして彼の友人でもある英国俳優チャーリーボウマン。この2人がロンドンからニューヨークに向かってユーラシア大陸を横断し北米大陸を縦断するドキュメンタリー。製作はイギリスの放送局BBC.シナリオのない長編ドラマ。今ヨーロッパ&オーストラリアでものすごく売れているDVD&TVプログラムでス。

出発前のサバイバルトレーニング、ファーストエイドトレーニング、スポンサーの打ち切りなどなど自分のたびと照らし合わせてしまい、見ながら力が入ってしまう。2人は役者さんだけあってとても表現力が違う、ボキャブラリーが豊富(前編英語はとても聞きやすいです、簡単なフレーズが多いので英会話の練習にもよいです)どこかの国の芸NO人、あっ間違えました芸能人(ついつい芸がないから芸NO人と思っていた人が多いので・・・。)のキャーキャー騒ぐだけの旅物やナンチャッテドキュメンタリーとは違います。

今まだ3話までしか見ていないのですが、先が待ち遠しく全3巻のDVD「Long Way Round」の先が待ちいどおしく、また続編のロンドンからケープタウンまで行く「Long Way Down」も凄そうです。(こちらはケーブルTVで2話ほど見ました)ちなみに彼ら2里が乗っているバイクはうちと同じBMW1150GSシリーズ。もう仕事も、デートも??全てホッポリ出して家からロンドンまでバイクで行ってしまいそうな気分です。

ともかく2里のたびを見ていると行動も発言もとても哲学を感じます。そして日本では軽んじられているモーターサイクルと言う趣味がヨーロッパやオーストラリアではとても大事な大人のそして男の趣味であると言うことが実感します。バイクという不完全な乗り物、それに乗り旅を、しかも大陸横断するそこに何かおおきな哲学を感じます


そしてバイクでのたびの素晴らしさとともにこれを制作したBBCの制作力にも脱帽しました。最近日本でみるテレビはニュースと教育TVの落語家日曜美術館ぐらい。あとはなんか番組というよりも芸NO人の学芸会という感じです(中にはもっとよく探せばいい番組があるのかもしれませんが、テレビの番組を探してみようと思わせないぐらいテレビ自体つまらなくなっていると個人的な趣味では感じるのです)
どうか日本のTV局の皆さん視聴者が我を忘れてみるぐらいの番組をどうか制作してくだ
さい。(昨日はLong way Round 夢中になりすぎてヤカン焦がしてしまいました)

今度もしブログが中断したら皆さん相原はユーラシア大陸に鉄の馬で向かったと思ってください。そういえば昔母が「戦前は(この戦前のいみは太平洋戦争です、ベトナム戦争や湾岸戦争ではありません、念のため)東京駅からパリまで汽車の切符が買えたんだよ。むかしは大東亜共栄圏で満鉄なんかがあったので、東京からパリやロンドンまで汽車でいけたんだよ」と言っていたのを思い出しました。オ~~大陸がまっている!!

ユーラシア大陸旅したくなったらクリックお願いいたします


by masabike | 2008-12-05 16:08 | Motor Bike | Comments(3)