2008年 01月 15日 ( 3 )

シドニーラーメン

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今回シドニーのタウンホール(待ちの中心的なとこ)に買い物に行ったとき(ブランド品ではなく写真集を探しに行きました)紀伊国屋書店にいきました。すると本を見ているとラーメンの香りが!!そうですここには「一番星」というラーメン屋さんがあります。
ついつい誘惑に負けて、いい写真撮って帰るまでは心を鬼にして外食で日本食は食べまいと思っていたのですが、もろくも1.5秒ぐらいで決意は崩れ去りました。

気がついたときは「ねぎ味噌ラーメンにチャーシュートッピングに餃子もください」と言っていました。お値段は全部で20オーストラリアドルぐらいです(日本円で2000円ぐらい)結構お店は日本人以外のお客さんも多かったです。待つことしばし、涙が出るくらいにいい香りで思わずスープにキスしてしまいそうでした。

でも餃子は日本で食べるのとは少し違っていてタレとネギがかかっており不思議でしたが味は普通でした。汁まで残さず、どんぶり舐めまわすように食べました。このあとはもうまじめに撮影いたします。シドニーでラーメン恋しくなったら迷わず行ってください!

シドニーまで行ってラーメンなんか食うんじゃないと思いの方も、南半球のラーメン食べたいとお思いの方もクリックしてください


by masabike | 2008-01-15 07:09 | カメラ | Comments(8)

そろそろ日本です今年もよろしくお願いいたします


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バングルバングル夜明け ペンタックス645 35mm ベルビア50 1999年撮影
遅ればせながら皆様明けましておめでとうございます。やっと日本に来ましてお正月気分になりました(もう終わっているって??)この1ヶ月少し、自分の撮影と広告用のお仕事撮影と写真展のお客様への説明でまるっきり休日なしです。でも自分の大好きなことが思い切り出来ているので、肉体的には少し疲れましたが精神的には大して疲れていません。

このひと月少しの旅で温帯、亜寒帯、熱帯と3つの気候帯を通り、雪からカンカン照り、、雨季のハリケーンまでありあらゆることまで体験いたました。

そして今回オーストラリアを19年撮影して初めて雨季真っ只中の熱帯のジャングルでの撮影を体験しました。まさにジャングル戦でした。そこで自分の熱帯雨林での未経験な部分がだいぶ判ったというか露見しました。湿度と突発的に来る雨に対する備えとひたすら汗をかくので砂漠以上に身体に水の補給が必要だということです(常にポンチョを着ているのでミストサウナの中でカッパを着て運動しているみたいです)。もちろん撮影後の身体へのビタミン塩分の思っている以上補給も痛感いたしました。

でも熱帯雨林も砂漠もタスマンにあの原生林も基本は同じだということも理解しました。初日は何処を撮って良いのか分からなかったというか見えてこなかったですが、日が経つにつれ大地にシンクロしてくると、ツタやシダや一見同じに見える森の木々も、こちらに向かって「撮って!撮って!」と話しかけてきます。思わず「え~お前さんも撮るの、もう前に進めないよ。」という感じです。森の湿度と緑感を出すのでペンタックス645とフジフイルムのアスティアをフル活用しました。濡れた木々の濃厚な感じを出すのには中判フォーマットと粒状世界一のフィルムが必要でした。おかげでだいぶ機材も酷使いたしました。本当にうちの機材たちはよく働いてくれたと思います。

今回の機材は
中判ペンタックス645NⅡ×2台 レンズ35mm 45~85mm 120mm 200mm、
400mm、
パノラマ
フジフイルムTX-1×2台 30mm 45mm 90mm
35mm
ニコンF3 F2 フジフイルムS5pro 14mm 20~35mm 50mm(ツアイス)100mm(ツアイス)
80~200mm
以上ですがタスマニアで撮影に夢中になりというか熱くなり、三脚をしっかりとめていなくて三脚倒れて645NⅡ自爆も含めるとかなりな損害です
大破 ペンタックス645NⅡ 1台
中破 ペンタックス645NⅡ 湿気によりAEならびにTTL作動不良
   ツアイス100mm原因不明の作動不。ピントリング回らず
   ペンタックス645用200mm 衝撃のため要点権
小破 フジフイルムS5pro CCD結露
その他全てのレンズ湿気のため要点検です。アイハラ連合艦隊の機材は今回かなりのダメージでした。とくに旗艦2隻(2台)被害というのは痛いですし初めてです。日本から1台補給で送ってもらい命拾いいたしました。

今年も波乱に富んだ幕開けとなりましたがどうぞよろしくお願いいたします。今年は昨年以上にモノクロで東京の下町や日本の情緒を撮りたいと思います。世の中のデジタル化の流れとは逆行するかもしれませんが自分の趣味の分野の撮影でもっとモノクロフィルムでの撮影(とくに6×6)を増やしていくつもりですのでご期待下さい。

今このブログのテキストは太平洋上を飛ぶカンタス航空69便の機上で作っています。だんだん日本列島に近づくに連れて頭の中を湯豆腐とお寿司が飛び回っています。あと2時間で日本です。美味しいものもたくさんまたアップしますので重ね重ねよろしくお願いいたします。

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by masabike | 2008-01-15 06:59 | Comments(4)

スタンレーの魔女

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今回日本への帰国便はデイフライト(昼間のフライト)。ケアンズを離陸したカンタスQF69便(ちなみにオーストラリア人にカンタスと発音しても通じません。コンタスかクォアンタスといわないと分からないです。カンタスと発音するととてもブログでは特に女性には人前で言えない恥ずかしい意味になります。もともとはQueensland and Northern Territory Aerial Serviceの略称です)は日本を目指して北上する。しばらくすると珊瑚海を渡りパプアニューギニア・ポートモレスビー上空に差し掛かかる。窓から外を見るとニューギニアの大ジャングル地帯とスタンレー山脈がモンスーンの雲の切れ間から見える。昔の太平洋戦争の大激戦地だ。スタンレイ山脈には今日も魔女は見えなかった。


何でこんなことを言うのかというと僕の大好きな漫画に松本零士さんの「スタンレーの魔女」というのがある。時はまさに太平洋戦争末期だいぶ日軍本が苦しくなってきたとき。主人公は海軍の爆撃機の飛行士。彼の愛読書はスタンレー山脈を昔の複葉機で越えようとして夢果たせなかった冒険飛行家の物語。世界中の未開の地を征服した初めて味わった挫折と敗北。山を去るとき彼が飛行機から振り向くと山の魔女が彼に向かってあざけり、笑うように微笑んでいたという。彼はこの物語を何十回も読んで、いつか自分もニューギニアのスタンレー山脈を越えたいと思っていた。彼の爆撃機はクルーが8~10人ぐらい。クルーは家族同然でいつも一心同体だった。

彼のクルーたちがニューギニア近いラバウルで出撃命令待ちをしているといよいよニューギニアのポートモレスビー攻撃の命令が下った。だが飛行機はいろいろな爆撃機の部品の寄せ集めのガラクタだった。でももうそんな飛行機しか日本軍には残されていなかった。ラバウルを飛び立ち、かれは念願だったスタンレー山脈の上空を自分の飛行機で自分の操縦で越えることができた。操縦士の彼は「うわー俺はスタンレーを越えたぞ、征服したぞ」というと機長が「お前魔女は見えたか・とりあえず片道だけは征服できたが・・・。」というコメントを残した。ポートモレスビー爆撃を終えると彼の爆撃機は被弾し被害をこうむり、2つのエンジンのうち一つが停止している。送り狼で追っかけてきた敵戦闘機も片肺エンジンの飛行機がスタンレーを越えられないことを知っており、追撃を中止して越えられるなら越えてみろというジェスチャーをして去っていく。片肺の飛行機で高度を高くするため、飛行機の中のありとあらゆるものをクルーは捨てた。機銃、弾薬、無線機、果ては飛行服まで。荷物は何でも捨てた。飛行士は必死で操縦かんにしがみつく。やっと飛行機はスタンレー山脈の上を翼を地面にこすりながらだけど越えられた。主人公の飛行士が「おーいみんな、機長も帰りも僕はスタンレーを征服したよと」言い機内を見渡すとか例外のクルーは誰もいない。みんなパラシュートで飛び降りてしまった。ニューギニアの大密林へ。最後は人間が減れば一番軽くなる。飛行士のためにみんな飛び降りた。飛行士が「みんなで越えなきゃ何も意味がないじゃないか、ちきしょー」といいポケットから愛読書をだしスタンレー山脈に向かって投げ捨てる。そのとき彼にも微笑んで入間じゃが見えたというお話。

ぼくもいつもオーストラリアに行くときこのスタンレーを越えるとき帰りもどうかここを通り無事日本へ帰れますように念じてしまう。アウトバックやタスマニアの原生林、慣れてきてはいるけどちょっとしたことが命取り。いまだにオーストラリアに撮影で行くときは怖い、もしかしたらというのを毎回考えてしまう。その怖さはこの19年間変わらない。そして次のオーストラリアの旅でも無事このスタンレーを越えて日本に戻れることを思いたい。
戦争の裏に潜むヒーローではない普通の人々を描いた漫画です。僕も何十と読みました。単行本で出ているはずですので是非ご一読を。

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by masabike | 2008-01-15 06:51 | | Comments(5)