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FUJI FILM S5pro Nikor14-24mm, 28-70mm 80-200mm Adobe lightroom2
今回のアドビ撮影ではそれぞれのカメラマンが何を見て何を感じ何を表現するかと言うプロセスをじっくり考えさせられました。これだけの数の写真家が同時に撮影してどれ一つとして似通った作品が出来ない、作品を見れば誰のかほぼ一目瞭然で分かる。どれだけ自分の個性が短時間で沢山出せるかが勝負でした。

そしてその過程で欧米のカメラマンと自分の違いの最大の点に1つがつきました。僕も含め日本人の写真家は撮影前にどれだけ時間をかけるか、どれだけ集中するか、シャッターを切ったときほぼ作品は完成か完成に近い状態(カラーで風景の場合ですが)、しかし欧米の写真家の多くの作品はシャッターを切って撮れたのは。とりあえず作品の素材と言うか原石みたいなもので、それからいかにライトルームなどのソフト(昔は暗室作業)でタッチアップ、加工していくかの差を感じました。

基本的には撮影終了後の写真に関してほとんど手を加えていません、欧米の写真家も夜の編集作業で僕の作品をみて「タッチしてはだめよ」と何人もがアドバイスしてくれました。

彼らも当然とり方表現の仕方の違いを分かってくれていたみたいです。いぜん僕の砂漠の写真をみたアメリカ人のディレクターから「この空に月を大きく合成すればいいのに」といわれてビックリしました。でも合成すると自然ではなくなるからと何度の説明しましたが彼女は理解してくれませんでした。ここら辺が観点の違いなのでしょうか?

今日もクレイドルマウンテンのギャラリーで「どうしてフィルターとか画像処理をしないの?」とオージーのアマチュア写真家から聞かれました。答えは「日本人の観点はナチュラル&シンプル、日本のお寿司知っているでしょ?それと同じです」と答えると「とても分かりやすく解ったは」と納得していただけました

これからもこのお寿司のような写真を撮りたいと思います。そういっていると自分で言いながら無性にお寿司が食べたくなりました。ここはクレイドルマウンテンそんなものはないな・・・・(涙)

写真はお寿司のように納得していただけたらクリックお願いいたします。クリックがたまるとここにお寿司が届きます(爆)
Special Thank,s
FUJI FILM Adobe QANTAS Torism Tasmania


by masabike | 2008-04-26 13:14 | タスマニア | Comments(9)
Commented by Capucci-mm at 2008-04-26 13:18
なるほど・・・そう言われてみれば納得出来るものがあります(^^ゞ
ただ、やっぱり無いものを加えるっていうのは気が引ける私、この辺が
日本人なんでしょうねぇ・・・・・特上寿司をタスマニアに!!!!!
Commented by handachin at 2008-04-26 19:50
今、玉子ぐらいはたまったでしょうか?(笑)
良い素材と、素材の味を生かすためのシンプルな味付け、和の基本ですね。
アメリカで写真展に行くと、そのレタッチ振りに驚きます。
素材に、どう自分の個性を乗せていくか?そんな印象でしょうか?
見た目は確かに凄いですし、普通の人もモデルさんみたいになります(笑)
反面、心に沁みる写真は少ないように思いました。
相原さんの和の魂が僕は好きです。
Commented by tatsuya_kitao at 2008-04-26 23:19
相原さん、こんばんは!
フォトアドベンチャーお疲れさまでした。手に汗握りながら拝見していました。

「ナチュラル&シンプル」、デジタルの時代にこそ、大切にしたいもののように思いました。
ぼくは、未だに旧時代にいますが、ナチュラル&シンプルを大切に撮っていきたいと思います。
Commented by haruna at 2008-04-26 23:40 x
相原さんの写真本当に素敵ですね!
ふと思ったのですが、人の目が映した感動がそのまま写真になっている所がすごいですよね!写真の事はよくわかりませんが、人間の目で見た美しさ・感動ってなかなか写真に写らないと思うのです。それか写真用の視点になってしまったり。相原さんの写真は人の目がそのままカメラになったみたいですよね!なので、空気感や感動がダイレクトに伝わってきて、拝見するといつも幸せな気持ちになります。
Commented by narugami_626 at 2008-04-27 00:03
確かに、ナチュラルというのは、日本人らしいかもですね♪
私自身、元々ないものを合成するという発想はありませんし^^;
一枚目に、ガツンとやられました♪
Commented by aricom at 2008-04-27 10:24
絵から写真に入る人も多いせいかもしれませんね。
逆に日本人は写真以外できない人が多いような気もします(苦笑)
何にしても色々なスタイルが尊重される・・・いい事です。
Commented by NATUREA at 2008-04-28 20:30 x
私も、まったく異なるモノを合成するというのはしっくり来ません。
しかし、作品造りという観点で考えると何が正解かなんてのは無くて、
自分がどう表現するかという事に帰結しますよね。
相原さんの作品が素晴らしいのは、それが相原さんの写心であるから。
いつも写心から写欲を頂いております。

ところで、室生寺は届きましたでしょうか?
クール宅急便でTasmaniaに送ったんですが・・・。
Commented by un-chat at 2008-04-28 21:13
相原さんの写心に関する比喩的表現はいつも心に響きます。
忘れないでおこうと思いました。

私からも伊良湖をクール宅急便で送ります。


Commented by mamunia at 2008-04-28 23:17 x
あれれ~、アドビのソフトは仕事で使ってたので、むちゃ好きですが、
写真家の方が使うと、それは違う物になっちゃうんじゃないの?と素朴な疑問。

月の大きさ変えるとか、あり、なんですか????
相原写真はそれをしないから、意味があります。

>そういっていると自分で言いながら無性にお寿司が食べたくなりました。

だから、今度、炊事班でタスマニアに行きたい~~~~~(笑)


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