FUJI FILM S5pro nikor14-24mm 28-70mm 300mm
アドビのフォトアドベンチャーが終わってはや10日。もう凄く昔のことのようだ。でもこの10日間の出来事は間違いなく自分の人生のターニングポイントになってくれたと思う。自分の撮影であまかった点、他のフォトグラファーたちの優れていた点、とくにナショジオのブルースディルさんのことは多くのことが勉強になった。
最初のカメラマン紹介でまずビックリした。アメリカ、イギリス、ドイツからみんな同時にホバート入りした。僕とタスマニア観光局のスタッフはホバートンのホテルに待っていた。握手するや否や彼らがとった行動は「さあ撮影に行こう!!」だった「時差ぼけとかだいじょうぶ?」ときくと「そんなモン撮影していれば直るよ」と言うのが答えだった・ついたばかりのホバート、右も左も分からないのにすぐ街に散って撮影、夕飯までに戻るとすぐワークルーム(別名オペレーションルームと呼んでいた)にはいりその日の作品をすぐにまとめはじめた。翌日もそんな感じ、そこにNYからのマキサンも合流。着くや否や彼女もPCを広げて作業を始めだした。本当に世界のカメラマンの素顔と凄さを実感した。日本だと取材初日とりあえず今日は馴らし程度でというのが多いがここではそんなこと通じない。ウエルカムディナーがあっても、みんなそさくさ引き上げ作業に戻る。そういえば期間中宴会をしたこともなかったし、へべれけになるまで飲んだ人を見たことなかった。
まさにカメラを持った映像のドッグファイトだった。もう死に物狂いで撮る、それしかないです。今タスマニアをまた自分のために撮影しているが、あの10日間以降全てのものが撮りたくなり、全ての瞬間が素晴らしく見え選択に困るくらいだった。昨日もクレイドルマウンテンでたった10メートルの区間で歩いて撮影するのに2時間かかってしまうぐらいいろいろな物が見つけられた。まさにフォトアドベンチャーシンドローム。いつか日本でフォトアドベンチャーを行ってもらいたい。そしてプロカメラマンをひいひいになるまで撮影させてみたい。どこか写真カメラメーカーさん、フォトアドベンチャー イン ジャパン(別名カメラマントラの穴ジャパンラウンド)企画しませんかね?
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