冬の京都

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HASSELBLAD 503CX 55mm 80mm PRESTO400

冬の京都はモノクロが似合う。しかもデジタルではなく銀塩。それも6×6の真四角。最近周りからデジタルに転向するんですかとのご意見が聞かれ結構ショックでした。とりあえず今は両刀ずかいです。でもじっくり日本の空気と対峙するときフィルム、しかも中版以上で手持ちがいい。やはりフィルルムをゆっくりてで巻き上げる。その間にもうひと呼吸置いて対象と目ではなせる。いくらフィルムでもモータードライブでは間が取れない。

デジタルは確かに便利。ブログにも使いやすいし、仕事にも便利。でも何か軽機関銃をやたらめったら撃ちまくっているみたいで撮った実感が湧かない。それと所詮はレンズ付きコンピューター、光と時間のスナイパーの感情が画像に作用できない感じがする。銀塩フィルムは執念で「写れ!!」と念じたら写る気がするし、今まで写ってくれた。そんなわけで20数年ぶりに嵯峨野の空気と対話するので敬意をこめてハッセルを持っていった。


朝の嵯峨野に「バシャ!!」と言う小気味良い金属音が響く。僧侶が朝鐘をつくように僕は朝の嵯峨野にシャッター音で時間の鐘の音をつく。

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by masabike | 2008-02-24 19:19 | 日本の風景モノクロ | Comments(4)
Commented by Capucci-mm at 2008-02-24 20:10
中判、仕事場関連でも減ってきてます、ブライダルカメラマンさんが
「全部あげるよ」なんて言われて、こっちがびびった事も・・・・
しかし・・・今はもらっておけば良かったと・・・・相反則不軌で無ければ
撮れない星空もある・・・中判での星野写真、いつか撮ってみたいです(^^ゞ
Commented by mohtakec at 2008-02-25 00:48
フィルムで撮っていた頃を今でも時々思い出します。
確かにフィルムにはデジタルにはない何かがあると思います。
ただ個人的には様々な事情でフィルムに戻ることができません。
デジタルだから撮れる、私はそんな写真を探していこうと思います。
Commented by masabike at 2008-02-26 07:21
Capucci-mmさんへ
チュウバン少し重いデすが撮りがいはあります。マミヤ7とか中古で結構良いですよ!
Commented by masabike at 2008-02-26 07:22
mohtakecさんへ
やはりフィルム撮影に向いていないインフラもあります。その分こちらで撮りますのでお楽しみください
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