ホンダの元祖スーパーバイク、ベンリイ号

世界で唯一楕円ピストン(普通のエンジンのピストンは丸です)エンジン搭載のNR750のエンジンスケルトン
今日仕事で浜松に行ってきました。HONDAの社会貢献活動の撮影で、浜松の小学校でHONDA OBの方々が環境を考えてもらうことと、もの造りを体験してもらうということを同時に体験してもらうイベントの撮影でした。
その帰り本社の美人スタッフの方が浜製(ホンダ浜松製作所の略称)を見学しませんかとの嬉しいお声がけで見学に行きました。
僕の乗っている韋駄天バイクCBR1000RR ファイアーブレードは今年の4月まではここで作られています(昨年11月のブログで浜松製ではなく熊本製と書きましたが、今年の4月までの生産分は浜松だそうです)まさにここは日本のスーパーバイク生産発祥の地、聖地です。
ただ残念なことに工場内は撮影禁止でした(もちろんスタッフの美女も撮影禁止でした) 仕方が無いので工場入り口で記念写真とNR750の楕円ピストンを撮影して心を満足させました
工場の中は意外とヒューマンパワーで熟練工の方々が次々にCBR1000RRのエンジンとシャーシーを組み立てていました。見ているそばから小さな部品が集まり、アッセンブリーになりバイクが出来上がっていくのを見れました。まるで魔法のようでした(途中ピストンやパーツやバッテリーがたくさんあり自分のバイク用のスペアーパーツでお土産にもって帰りたくなりましたが、同行のHONDA本社からの美人スタッフに厳しく手の動きを監視され不可能でした)
最後に完成検査でラインから出てきたCBR1000RRに初めてエンジンに火が入れられ「ウォーン」と雄たけびを上げるとまさにバイク誕生の瞬間に立ち会ったみたいで涙物でした(隠れて涙が2滴ぐらいたれました。これには本社美人スタッフも気がつきませんでした)
1時間ぐらいの見学でしたが一生忘れない思い出でした。そしてもうすこしパートのおばさん、おじさんとかが組み立てているのかと思ったらかなりたくさんの熟練工の方が生産していてロボットとかに頼っていませんでした。まさにスーパーバイクは手作り品です。よく「バイクって一人しか乗れないのに、車にくべて割高じゃない!」といわれますが、このクォリティーとクラフトマンシップを見たら納得できました。うちの浜松製韋駄天CBR大事に末永く、そして気持ちよく乗りたいと思います(だから白いバイクに乗った公務員の方々うちのバイクにまとわり付かないで下さい。せめて半径1キロ以内には近づかないで下さい、おねがいします(涙))
追伸
ちなみに工場内では秘密の新車とか、新型エンジンとかは残念ながら無かったです
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