HASSELBRAD 503CX Planer80mm FUJI FILM ACROS
今日からフォトエントランス日比谷で「ろくろく36写真展」がはじまります。グループ展ですが完全本気モードで出展いたしております。あるいみでこれからの自分の新たなる写心ならびに写真展の方向性を探る目的もあります。デジタルの対極として銀塩アナログプリント、そしてハイスペックデジタルカメラ+高性能ズームレンズの対極としてメカニカルフルマニュアルカメラ+単焦点レンズの組み合わせ(でも昨日ニコンさんのプロサービスでD3をイジって感動してしまいました、まさに映像マシンガンでした)で考えて行きたいと思います
そして今回のキーワードは「木」
日本の木造建造物は数百年から数千年、法隆寺に代表されるように世界遺産になる世界最古の木造建築もあります。そしてオーストラリアの森の木、特にタスマニア。4億年のこの大地の森は地球上で最も古い森の部類に属しているとも言われています。そのタスマニアの森の主「パンダニ」。生きている化石と言われています。恐竜時代から生き続けています。われわれ人類と言うか哺乳類よりもはるかに長い歴史の木そして植物。まさに地球の観察者でもあり主でもあるかもしれません。
現在人類は物質文明の行き着く終焉とも言われ分岐点に立たされています。その挙句の地球温暖化(僕自身もその片棒を担いでいるわけですが)これからの人類、地球の未来を恐竜たちの絶滅を見てきたタスマニアのパンダニたちはどのように見ているのだろうか?
昔、田中光二さんの小説だったと思うが「怒りの聖樹」と言うSF小説(記憶が定かでないので違っていたらスイマセン)で人類に対して植物が警鐘を鳴らし戦い挑んで来るというのを読んだ事がある。パンダニたちがそのように思わないようにしたい。
ぜひそんな思いで今回の写真展を見ていただきたいと思います
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