HONDA 天草ビーチクリーン(記事追記)

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3連休仕事で九州天草に撮影に行きました。撮影は風景ではなく人物と四輪バイクの撮影です。今回のクライアントさんはHONDAさんです。撮影は本田技研工業で日本中のビーチで展開しているビーチクリーン活動です。本田技研工業の社会活動推進室で企画展開されている事業です。4月にも房総館山でMOTO-GPライダーの中野真哉さんが参加されたイベントと同じものです。ただし今回はHONDAさんの熊本製作所(HONDAさんの社内では通称クマセイと呼ばれています)が主体となって展開されました。

作業は天草のエビスビーチで行われました。ATVと呼ばれる四輪バギーで海岸を巨大な熊手のようなものを引きずってゴミをかき集め清掃します。一見そんなにゴミがなさそうなのですがATVで走ると砂の中から出るわ出るわでたくさんのゴミが掻き出されます。朝から晩までゴミを掻き出し、あとは手作業で燃えるゴミ、燃えないゴミ、自然に帰すものと細かく仕分けします。とても忍耐の要る作業です。しかもものすごい砂埃、パリダカなみでデジカメはギタギタです

30人近いスタッフは淡々と作業をしますが皆さんとてもはつらつとわきあいあいで、逆に大変な作業を楽しんでいるみたいです。中には製作所にお勤めする年齢OXOXさいのお母さんまでATVで海岸を走り回って作業していました。撮影しながら見ていると社内の役職やポジションに関係なくみんな一丸でやっているのを見てこれがHODAイズムなのかなと(HONDAさんの社内では社員さんどうし役職で呼ばないで全てさんづけで呼んでいるとの事です)感じました。

現在日本中のビーチで30箇所以上HONDAさんではビーチクリーン活動を行っております。そして海外でもその活動の輪を広げております。スタッフの多くの方は製作所や地元ディーラーさん、そしてHONDA OBの方々のボランティアです。お金を頂いて撮影に行っている僕としては頭が下がります。そしてこの一大キャラバンのロジスイティックを支えている日本梱包さんとそのスタッフの方々にも頭が下がります。

でもビーチクリーンよりも一番大事なことはビーチを汚さないと言うことです。海や山にゴミを捨てるのは簡単なことです(上手く表現できないのでごめんなさい)でもそれを掃除し綺麗にするのは誰か、海や山に行って不快な思いをするのは誰なのかをよく考えてみてください。



2日目はクマセイのさらに一般ボランティアの方90人近くも参加して手作業でのクリーン作業も加わり大変でした。おかげで終了後はビーチクリーンのキャッチフレーズ「素足で歩ける浜辺」になっていました。皆さんご苦労様でした。でもいつの日かビーチクリーンをしなくてもよい日がきて、製作所の人たちがバイクや車の製作に専念できる日が一番ありがたいのですが・・。
(いぜんモテギでバイクのGPがあった時、その翌日モテギのサーキットやHONDAのスタッフの方々が沿道で来場者が野こそ田と思われるゴミ拾いを何百人でしているのを目撃したこともあります)
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昔HONDAがCVCCエンジンという環境に配慮したエンジンを世界で最初に開発したのと同じスピリットを感じました。そのときも未来の子供たちに青い空を残したいということだったそうです。この2日間クマセイの方々とお仕事をさせていただきとても楽しく撮影できました。でも本当に皆さん砂だらけ、でも夜は焼酎で心の中の砂埃も洗い落としていました(笑)。でも今回の撮影である自分の間違えに気がつきました。我が家の浜松製4気筒の駿馬CBRが浜松製ではなく熊本製であることが解りました。これからはブログで熊本製4気筒と表示いたします(笑)でも自分のバイクを作っている人たちに会えたのが今回の僕にとっては一番の収穫でした。

今回はすこしHONDAさん贔屓に感じられる記事になってしまいましたが、しかし自分が大好きで乗るバイク、そのバイクを買うと行くことはその企業のポリシーやそのスタッフのスピリトを買うと言うことと同じだと考えています。それはカメラに関しても同じです。儲けや単にはやりだけで作っている企業さんの物はやはりそこにポリシーやスピリトが感じられないので悲しいです。


それはカメラマンにも言えることです。カメラマンの作品を買うと言うことはその作品の裏にあるカメラマン自身の哲学やマインドも買うということです。だから僕も本当に大好きで撮った物をお見せしてそれを写真集やオリジナルプリントで買っていただけるように勤めています

これからはバイクにまたがるたびに今回のビーチクリーンの熊本のスタッフの方々の顔が思い浮かぶと思います。今度は飛行機ではなく熊本製4気筒で九州参上いたします。

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by masabike | 2007-11-27 07:53 | イベント | Comments(2)
Commented by somashiona at 2007-11-27 12:56
一人一人の人間が自分の行動の何が自然にインパクトを与えているのかを考えられるようになる時代が来ると良いですね。
掃除よりもまずは汚さないようにすること、もっともです。
Commented by masabike at 2007-11-27 13:09
まなぶさんへ
自分が再び海に来たときどんな気持ちか皆さん考えていただきたいです
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