FUJI FILM S5撮りおろし メルボルン昼下がり

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FUJI FILM S5pro F2モード  jpeg

メルボルンのホテルでの昼下がりとなりのデリカテッセンで買ってきたサンドイッチとワインでのお昼ごはん。メルボルンにしては珍しく晴れている空とシティーを眺めながらボーっとしながら思った。
この数年生活が寅さんみたいになっている。オーストラリアと日本の間を行ったり来たりの二重生活(こう言えばかっこいいが単に根無し草みたいなもんです)
おかげで旅先に我が家が出来るという不思議な現象になった。タスマニアに着くと言うか帰ると「Welcome to home」と言われる。しかもきちんとタスマニアの我が家の家の鍵を持っているし銀行口座もある。おかげでショッピングカードやポイントカードがどちらの国のだったのか迷うことがある(偉そうな言い方ですいません)。でも考えてみたらカメラマンなんていう職業は現代の時間と光のハンターみたいなもの。獲物を追いかけてひたすらどこかへ出かける。出先に我が家があるのはいいかも知れないし、寅さん的な性格と生活ではないととてもカメラマンなんてできないと思う。

今回もメルボルンに着くと(場合によってはダーウィン、ホバート、ブルーム)いつもどおりの生活が始まる。空港からCityまでの往復バスチケットを買い、現像所、クライアント、観光局、バックアップスタッフ、友人等に今帰ったからと連絡しまくり予定を再確認する。ホテルにチェックインののち、かって知ったる近くのスーパーで生活品、携帯のプリペイドカード、国際電話のディスカウントカード、トラムのチケットを買い到着後1時間でオーストラリア生活再開する。撮影がある場合はそこからさらに頭の中を戦闘モードにアップし打ち合わせであれば、きちんとスーツとシャッとネクタイを締めていく。
今回は到着が日曜日だったのでホテル近くのデリカテッセンでサンドイッチとワインを買いホテルの屋上でブランチ。幸せな日曜日の昼下がりを過ごせた。明日から打ち合わせにつぐ打ち合わせと、撮影もある。でも仕事ができながら旅もできる、ブランチを楽しみながら自分を取り巻く環境に改めて感謝する。

サラリーマンのときに撮影をお願いしたカメラマンの人が、撮影終了後みんなで食事をしたとき、先週の日曜日は(ちょうど日曜日の撮影だった)ハワイで撮影をしていた、来週はグァムで撮影と言っていた。忙しそうで家にいる時間が無いんだと思いながら、すごくうらやましくあこがれた。いつまで自分は会社の机にしがみつき偽りの生活を送らなければならないのか、だんだん30歳が近づいてきていた。カメラマンになれるかどうかのデッドラインの時間が近づいてきていた。そしある日会社を飛び出したと言うか飛び出さざるを得ない状況になり飛びだした。着地地点には天国と地獄どちらがまち構えているかわからなかった。でもとりあえず今はカメラマンを続けていられる。いまコメントを書いている間までは。でも明日は分からない。でも今はメルボルンのCityを眺めながらワインでお昼ご飯を食べている限り、この寅さんみたいな生活に満足している。あっ気がついたらもう半分ワインを飲んじまった!飲みすぎだ!

初冬のメルボルンでワイン飲んでみたいなとお感じいただけたらランキングクリックお願いいたします
by masabike | 2007-05-30 23:45 | FUJI FILM S5 | Comments(2)
Commented by miffyset at 2007-05-31 11:28 x
おかえりなさい!
わたしも以前は家族から「お前は女版寅さんか」と言われたりしていましたが、今は寅さんの帰りを柴又で待つさくらさんの心境です。
オフィスで美しいメルボルンと中華料理に思いを馳せております。。。
Commented by masabike at 2007-05-31 11:49
miffysetさんへ
ではいまはサクラサンなのですね?これから冬のメルボルンますますおしゃれになります
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