![]() ![]() ウルルに向かう前に昨日撮影したマクダネルレンジをもう一度地上から撮影に行く。時間がある限りとことん撮ります。今日のポイントはシンプソン ギャップ。山並みの間にある地溝帯の谷間みたいなところ。ここには岩場に住むロックワラビーがいる。公園の入り口に巨大なそして少しおどろおどろしいワラビーのオブジェがある。なぜかオージーはこうゆうオブジェが好きです。その証拠に国立公園の入り口や、道沿いに巨大なカンガルー、インコ、オウム、その他いろいろ出てきます。 そして今日のターゲットはこのレッドガムツリーです。なかなか良い自然のオブジェです ![]() ウルル441キロ、アデレード1519キロ。う~むアデレードまで行ってみたくなった。美味しいワインもあるし、オイスターもあるし、いい眺めの山の中の暖炉のある秘密のレストランもあるし(ここはオーストラリアで僕のベスト3のレストランです。以前ミスアデレードみたいな女性に案内してもらいました。場所は内緒です)。でもアデレードまで行ったらそのままパースにも行きたいし。えーオーストラリア一周になっちまう・・・・。 ![]() ![]() このスチュアートハイウェイ沿いのメモリアルが何かと言うと、以前ノーザンテリトリーで90年代前半政府公認公道キャノンボールが在った記念です。そんなばかなとお思いでしょうが本当です。つい最近までここは速度無制限でした。でもそのキャノンボールで日本人のドライバー(確か歯医者さん)が某イタリアのFがつくスポーツカーでハンドル操作を誤り木っ端微塵になりなくなったそうです。そんなとんでもないところがアウトバックです。 ![]() ![]() スチュアートハイウェイのウルルとアデレードへの分岐エルダンダロードハウス。昔バイクで来たときここの2キロ手前でバイクがガス欠してしまい(向かい風が強く普段の倍ぐらいガスを喰ったので)他の車からガスを分けてもらいここにたどり着いたら、ロードハウスのオヤジが「うちもガス欠」と言いなんでといったら「手違いでロードトレインがガソリンを運び忘れた」とのたまい挙句の果て嵐まで来て3日間ここで足止めをくらった忌まわしい場所。そしてなぜかここにも巨大なハリモグラとエリマキトカゲのオブジエが。きっとそのうちオーストラリアはビルの数よりオブジエのほうが多くなると思う ![]() ![]() 砂漠で見かけた竜巻。恐ろしいです。以前キャンピングカーがひっくり返るのを見ました ![]() ウルルカタチュタ国立公園入り口で車にはる撮影許可証をもらう。ここでは許可がないとコマーシャル撮影は出来ない。ただそれでもいくつか規制がある 1)夜間の立ち入り撮影禁止 2)アボリジニの人たちの神聖なエリアは撮影禁止。もちろんアボリジニの人たちの撮影も別の許可が必要 3)企業等の広告撮影は別途許可 4)撮影の前に必ずブリーフィングかブリーフィング用DVDを見る 5)登岩しているところを撮影しない。もちろん自分が登っての撮影も不可 こんかいは自分の写真展用が中心で許可をもらっている 96年ここで撮影のときアボリジニのレインジャーからブリーフィングを2時間受けた。そのとき「本当に日本人は魚を生で食べるのか?」と聞かれたので「そうだよ!」と答えると「信じられない」と言われた。イモムシ食べる人に言われたくないと言う感じだが、食文化の違いは恐ろしいと思った ![]() 。 ![]() 9年ぶりのウルル。やっと来ました。やはり見ると拝んでしまいたくなる。地平線の彼方から岩が現れたとき思わず鳥肌が立ってしまった。 ひょっとして皆さんウルルの巨大なオブジエがあるのではとお考えでしょう?実は、実はないです。さすがに神様なので。アボリジニの人たちにとって一番の聖地です。ですからエアーズロックからウルルになってよかったと思っています。もし日本が第2次大戦敗戦後、富士山が「まうんとマッカーサー」とか「マウント ルーズベルト」とか名前が勝手につけられ、そして言われ続けていたらどんな御気持ちでしょうか?それと同じことです。ですから僕のブログや写真展等では正式名称ウルルと呼びます。そして過去マウント オルガと呼ばれていたウルル近くの岩山も「カタチュタ(確かたくさんの頭と言う意味です。違っていたらスイマセン)」と記載いたします。 どうか皆さんも機会がありましたらこの世界一の一枚岩そしてアボリジニの神様を見に行ってください。きつとエネルギーをもらえます。 ウルル見てみたいとお感じになりましたらクリックお願いいたします ![]()
by masabike
| 2007-04-01 19:51
| アウトバック
|
Comments(13)
こんばんわ。やってきましたF2!感激です。
間違いなく、一生わが家にいることでしょう。相原さんの文章のお気持ちが、またすこし理解できたような気がしました。 ガンガン使うで~~!
0
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
syasinanikiさんへ
F2良かったです、大事にしてください。ただうちのもそうなんですけど発売してだいぶ時間が経過していますモルト(ウィスキーではありません、浦蓋に等に使っているスポンジ)が劣化していないか一度サービスセンターで見てもらってください。うちも一度張り替えに出しました。にこんF2のサービスでなにかあったらコメントお寄せください、もしくは非公開でメールアドレスお教えください。いいサービス会社ご紹介いたします。では大事に可愛がってあげてください ![]()
おぉ~ウルル~!!中学の英語の時間に勉強して以来一度は見て見たいと思っていたのですが、名前が変わったんですね~^-^
これって・・・登岩中は撮影不可なのでしょうか?? やっぱり、神聖な地はお伊勢さんでも外国でも撮影不可なんですね~☆
二胡さんへ
登岩中もしくは岩のクローズアップもだめです。登岩に関して詳しいことは近々のブログでご紹介いたします。ともかく神様、御神体ですのでご理解お願いいたします
最初の写真、つかみ最高ですね。
笑ってしまった。 青空の中の竜巻、恐ろしいというより、見とれてしまいそうです。 オーストラリアでは、いもむし食べるのですか。知らなかった。 私は、今度の旅行でせみ食べてきて、カミサンにひかれてしまっています(笑)美味いとは思わなかったけど、中のどろっとした触感はいい体験です。
photo_ehimeさんへ
セミですか????うーん愛媛に御伺いしたときにはセミは宴会で出ますか?
photo_ehimeさんへ
ぜひぜひ見たいです
では、TBです。
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
ありがたいお言葉!うれしいなあ
ずっと頼りにさせていただきます!
syasinanikiさんへ
F2は当たり前ですけどフルメカニカルカメラです。使わないときでも1ヵ月に1度ぐらいはシャッターを切って中のグリスやオイルを潤滑させてください。あまり大事に使わないと壊れます。使うのが一番いいメンテナンスです。なんでしたらお貸しいただければオーストラリアに持って行き1ヶ月でみっちり200本ぐらいとらさせていただきます(笑)
|
プロフィール
1958年東京都出身。日大法学部新聞学科卒。7年半のサラリーマン生活の後、パリダカールラリーを目指し、そのステップとしてオーストラリアへバイクでの砂漠縦断に行くが、そのままオーストラリアの虜になる。
現在はフリーカメラマンであり、フレンド・オブ・タスマニア(親善大使)としても活動中。 メールはこちらにお願いいたします。 masabikejp@yahoo.co.jp 写真のテクニカル的な質問には、クライアントさんとの関係もありお答えできない場合がございます。ご了承下さい。 ※ サイト内の写真の使用ならびに無断転用を禁じます。 Copyright©MASAAKI AIHARA ![]() ↑ブログランキング参加中。是非クリックして下さい。よろしくお願いします。 ◆相原正明オフィシャルHP New Photography coming Masaaki Aihara Official HP Masaaki Aihara Face book Face book 友達申請の時は必ずコメントお願いいたします。コメントがないと商人いたしまねます。 *相原正明作品収蔵のタスマニアクレイドルマウンテンThe Wilederness GalleryのHP http://wildernessgallery.cart.net.au/cat/2047951.html ◆相原の大型作品が 4点展示されています。 2007.4.27 OPEN モダンオーストラリアン レストラン「Salt」 http://www.pjgroup.jp/salt/ 新丸の内ビル6F (東京駅丸の内北口) ◆ご希望がありましたら、下記『ライフログ』より相原の作品をご購入いただけます。 タスマニアの四季を9万カットの中から厳選した写真集「静かな場所」と、13年間のオーストラリア撮影の総決算DVD写真集「虹大陸」がございます。 ライフログ
カテゴリ
全体 写真展 PENTAX K20D FUJI FILM S5 ワークショップ トークショー 写真集等出版物 イベント 旅 カメラ TOKYO下町 美味しい食べ物 2020 パリ Motor Bike Tokyo City アウトバック タスマニア 花 ドイツモノクロ オーストラリアイベント バックグラウンドストーリー マイガーデン メルボルン 写真アート 日本の風景モノクロ ナッチャンRera クイーンズランド FUJI FINEPIX S100FS ビクトリア州 日本植物 日本風景 広告仕事 ドイツの旅 ハンガリーの旅 大韓民国の旅 鉄道写真 西オーストラリア州 インダストリアルイメージ FIJI GF670 シドニー FUJIFILM S200 フィジー オランダ おのろけ X100 台湾 シベリア マンモス・ユカ 落語 2014ドイツ旅 Ice land 建築土木 ファミリーヒストリー 飛行機 ニュージーランド 2019 パリ ル・コルビュジエ ラッキー Katachi ヤマトタケル koji note From OITA レンズ メディア ジャーナリズム 報道 未分類 以前の記事
2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 お気に入りブログ
じぶん日記 sudigital af... 生きる歓び Plaisi... E-STYLE photo:mode ハッピー・トラベルデイズ from our Dia... オートバイとペンタ君 巣鴨長日~Sugamo ... えいじのフォト徒然日記 【自由ヶ丘】カメラ初心者... 遊牧民的人生 (アラビア... 必撮!勤め人 ukkeylog+ ぼん家の縁側 Magnum Yoda ... travelster 無言歌 ... We"ll Meet A... 心の窓 foto sérénade HEROのアナログな生活 *情熱大陸*ブラジルの写... 写真 from ehim... Photographer... Natural*tone 陽だまりDrops♪ タスマニアで生きる人たち 新丸ビルSALT&W.W... K2photo ワルテルとソーラと小説家 Sportsgraphi... YUTAKAの部屋 PHOTO SESSION +deja+ 春一番 友野正の写真ブログ SJ_SL GS LIFE 光る工場地帯-INDUS... SILVA&ME...s... ankou´s wor... In the town ... one's heart YUHIRO&M DES... りゅう太のあしあと 最新のコメント
最新のトラックバック
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||