タスマニアで生きる人たち

日本に来ていきなり寒くて参っています。はやく南半球に帰らなくては？？？？今日タスマニアにいる友人からブログを開設と言う連絡が来て彼のブログを見ました。彼らしいモノクロの作品が並んでいました。個人的にはとても好きな作品です。

実は彼はカメラマン出戻り組み（失礼な言い回しでごめんなさい）。２年前彼にホバートで会いました。そのときは全然別の職業をかれはしていました。彼を紹介してくれたタスマニアの友人から「友達で元カメラマンの日本人の人がいるんだけど、彼がカメラマンにカムバックしたがっているんだよね。でも年が年だから思い直すようにアドバイスしてくれないかな」と言われ彼に会いました。正直カメラマンと言う人種は非常に特殊で自己顕示欲も強く（自分自身もそうですが）どちらかと言うと会うのが苦手だなと思いました。でもあってみて彼がブログに今日UPした写真を見たとき「今の商売やめて戻るべきだよ」とアドバイスしてしまい、紹介してくれた友人から「なんてことアドバイスしてくれたんだ」と言われました。でも彼が写真を語る嬉しそうな目とオーラ、そしてその前日彼を職場で見かけたときの、悲しそうな目。この２つを考えたとき、２０年前の自分を見たみたいで、迷わずカメラマンに戻る道をアドバイスしました。今日、テレビで植村直己さんのドキュメンタリーを見ました。皆誰しも無限の可能性を持っているのだからそれに挑戦する心が大事と、おっしゃられていました。まさしくそう思います。だから彼がカメラマンに戻ってくれて今日ブログを開設して、自身の作品をどんどん皆さんにお見せしていくのがとても嬉しかったです。彼も僕もカメラマンと言う商売と言うよりも、写真を撮ることが大好きです。呼吸をするみたいに自分の命の維持のために無意識に必要なことと思います。でも彼も僕もカメラマンになりたい、戻りたいと言うと、ほとんどの人が無理だと言いました。いつまでも大人になっても夢みたいなことを言っているんではないと、彼も僕も多くの人からたくさんアドバイスしてもらいました。それは心配してくれていることはよく分かります。でも一番大切なことは夢は実現するためにあると思うし、無理だと思ってもそれに向かうことが一番大事だと思います。スイマセン少し支離滅裂で。でも今日彼のブログを見たとき彼がいい写真をもっと撮りたいという自分の希望と夢に向かっているのを見てとても楽しくなりました。僕のブログにリンクが張ってあります。是非遊びに行ってください。