ダーウィン DAY5 雨!!!

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ベットルームのカーテンの隙間から雨の光と音がモーニングコールする。TVでは警報が出ている。今日は(今日も休息日)。朝飯は昨晩スーパーで買ったパイとインスタントコーヒー
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でもいつもあわただしくブログを書いているので今日はカフェでゆっくり書きます。よくデジタルと銀塩写真とどちらがいいですかと聞かれるけど。個人的にはケースバイケースだと思う。いまインターネットとデジタル化の恩恵で日本からはるかはなれた豪州のさらに僻地からリアルタイムで写真が誰でも送れる。これはまさにデジタルカメラのなせる革命だと思う、自分が伝えたいときに伝えたい人に、あるいはそれ以上の人たちに心の温度差が生じる前に伝えることが出来る。まさにその一番の恩恵だと思う。だけどまだ自分の写真展や写真集の作品やこの一枚で勝負という広告の撮影は銀塩フィルムに頼ることが多い。個人的にはいいというよりフィルムの方が好きだ。それはフィルムが好きというよりフィルムカメラが好きなのかもしれない。よく人物を撮るとき僕はモノクロでニコンF2(僕の最古参のカメラ)か八セルブラッド503で撮ることが多い。どちらも共通点は手巻き、モータードライブは使わない。なんとなくお互いに間が取れるのでコミュニケーションしながら撮影できる感じがする。特に素人の人を撮影するときモータードライブを使うとなにかその人の心を粉々に、あるいはおびえさせてしまうかもしれない気がする。でも手巻きだとジャッキーチェンのカンフーの殺陣ではないけどだんだん呼吸があってお互いに気持ちよく撮れそうな気がする。でもデジタルカメラで手巻きがあったらどうかなと考えてしまう。
 たぶんデジタルで手巻きがあったらもっと面白いのが撮れるかななんてばかげた考えをしてしまう。でもデジタルカメラの恩恵はもうひとつ多くの人が簡単にすばらしい楽しい写真。心の温度差のない写真、心を表現できる写真が撮れることだと思う。写真はいまや写真から写心のじだいになったと思う(詳しくは1月発売のCAPAの僕の記事をお読みください。ブログにも載っています)たぶん心が表せない写真家にとってアマチュアの人にかなわなくなると思います。でもそうすることでプロカメラマンがプロとして本当にがんばらなければならないよくも悪くも大変な時代です。正直僕自身だれか有名なカメラマンの弟子入りをしたこともありませんし。写真学校にいったこともありません(ただし撮影業種によっては弟子入りや写真学校は必要だと思います。)それは高校2年生のとき、あるカメラメーカの写真ギャラリーでメーカーの方からある大巨匠の報道カメラマンで僕ら学生にとっては神様みたいな人を紹介されました。「写真学校に行きたい」と相談すると第一声が「やめとけ、小学校出ているんだろう?それぐらいの学力さえあれば現場で半年か3月もやれば技術てきなことはわかる。報道かドキュメンタリーをやりたいなら文章と広い知識を勉強しろ」と一括。さらにその紹介してくれたメーカーのギャラリーの館長さんも「あと少ししたらカメラが露出を全部決めてくれるようになるよ。さらにそれから10年したらカメラが全部ピンともあわせてくれるようになり、さらにその10年あとにはフィルムがなくなり新しい時代のカメラになるから。XXX先生のおっしゃるように技術より感性と文章を勉強しなさい、いまの技術は変わってしまうので」そう言われて僕はギャラリーを後にしたが、狐につままれた感じだ。でも現実にそうなってしまった。ほんとうに技術より感性の時代に。そしてどこの馬の骨かわからない小僧にとつぜん大巨匠を引き合わせていただいたこと、そして丁寧に教えを伝えていただいたその大写真家のかたに今でもいつでも感謝している。話が長く脱線してしまったけど、自分の感性を心をリアルタイムで表現できるデジタルカメラ多くの人に表現の場をブログという新しいメディアとともに提供してくれたと思う。まずは感じてみる。撮ってみる。ちがっていたらまた考え勉強すればいい。露出が違っていようが、ホワイトバランスが違っていようがまずは撮らなければ始まらない。まずは心を、気持つを2次元の世界に表そう。そしてその結果そのなかからほんのわずかでも考えて熟して撮る銀塩写真にも目を向けてくれる人が増えればとても楽しいと思う。すぐ見せるか、考えて熟成されて見せるか。僕たちは2つの表現方法を持ったことに感謝したい。そして心を表せるアマチュアの人がたくさん出てブログを通じて心を世界に見せれることを歓迎したい。長く支離滅裂でごめんなさい。きっとダーウィンのモンスーンの湿気のせいだと思う
by masabike | 2007-03-03 11:06 | アウトバック | Comments(6)
Commented by maico at 2007-03-03 11:46 x
私も以前ゴルフについて青木功一門の海老原清二さんに「プロに習うべきでしょうか」と聞くと「やめとけ、プロはすべて自己流」と同じようなことを言われました。
やはり写真は感性と極限の中のインスピレーション(今は神が降りてくるとか言うらしいが)なのでしょうか

平凡な言い方ですが。。。「がんばってください」・・・

私も勝手ながらリンクさせていただきます。
Commented by Pombo_Brasil at 2007-03-03 13:05
ぶっちぎりのランキング1位おめでとうございます!

何故、ここまでぶっちぎりなのか不思議でしたが(笑)、今日のテキストを読んで理解できました。
このブログがここまで支持される日本の写真ファンって捨てたものじゃないです。
すみません、このテキストを読んでものすごくうれしくなってついつい書き込んでしまいました。
おバカなコメントですみません(汗)。

情熱と心のこもった写真を撮りたいと思うアマチュアの1人より。
Commented by aricom at 2007-03-03 19:26
こにゃにゃちは!
早く晴れるといいですねぇ。
テキスト読み応えがあり、面白かったです♪
Commented by masabike at 2007-03-04 10:09
maicoさんへ
いい写真が撮れたときは、撮れたのではなくてオーストラリアの大地の神様にとらせていただいた贈り物みたいです。このまえTVで漫画家の浦澤直樹さんが「どうか漫画の神様僕の右手に降りてきてください」というシーンを見てまさにそのとおりと思いました、いま毎日嵐で待ちぼうけしていますがオーストラリアの神様は「すこし写真展も終わったばかりでお疲れモードなので休みなさい。そのうちいい事あるよ」といってくれているみたいです。またお立ち寄りください。
Commented by masabike at 2007-03-04 10:12
Pombo-Brasilさんへ
ご支援ありがとうございます。心が楽しければ上手ではなくてもいい写真は撮れると思います。そしてどんなプロも最初はアマチュアです。
Commented by masabike at 2007-03-04 10:14
aircomさんへ
カメラマン待つのが商売です。そのぶんボーっとして新しいエネルギーも充電できますし、ブログもできます。また読んでくださいお願いいたします
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