MONO GRAPHYで開催中写真展 Katachiより足元の風景


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Ktachi 岩の表情

西オーストラリア州 バングルバングル

FUJIFILM GFX50S+K&Fアダプター+Carl Zeiss Otus55mm


 すべすべとした不思議な4億年の大地の岩の表情 不可思議な造形模様を大自然が創り上げてくれた

だがこの足元の岩の表情から顔を上にあげると眼の前に広がる景色がこれだ 






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LUMIX GH5+LEICA8-16mm

目の前に広がるのは地球が4億年の月日をかけて創り上げた、大奇岩群のつらなり。モノクロの作品は手前の岩のうねりの中で撮影した。足元の風景があるからこそ、それがつながり大きな風景になる

1995年 僕はある有名な写真編集者にお会いする機会をいただいた。その方のお名前は小学館の名物写真編集者 島本修二さん。当時 オーストラリア 中央部の砂漠地帯が撮影の中心で、その作品を見ていただいた。作品を見終わって島本さんから

「相原さん 作品ダイナミックで素晴らしいね。でも足元の風景は撮っていないのですか?」
「島本さん 砂漠って言ったことありますか?何もないですよ。足元の風景なんて砂しかないので何もないですよ」
「相原さん 僕は何か足もとんも風景があると思うのだけどな~~?」と言われた

帰り道、足元なんて何もないのに困ったなと思いながら家にに帰った。それから2ヶ月後 ノーザンテリトリーの真っ赤な砂漠に行った。まだ当時は100%フィルムでの撮影。夜明けの撮影でフィルム交換の為にしゃがんで足元の砂漠の風紋を見たとき、僕は驚愕した。夜明けの真っ赤な砂の風紋の上に、トカゲの足跡が点々と 、まるでアボリジナルアートのように連なつていた。足元に何もなかったのではなく、自分が見ていなかった愚かさと、視点の狭さに失望した。と、同時に島本さんの言葉とアドバイスが神の声のように心によみがえった

それ以来、すごい風景 絶好なシャッターチャンスの時ほど、足元の風景 背後の風景に神経をとがらせた

視点と感覚の引き出しはたくさん持つと良い。撮影で一番怖いのは、凝り固まった視点と考えだと自分を戒めている

 


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-11-16 10:16 | 写真展 | Comments(0)
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