野菜は惑星 相原正明 Katachi In &Out写真展


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木星風 タマネギ






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JAXA小惑星風 ジャガイモ







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スーパーノバ 超新星爆発風 カボチャ


FUJIFILM X-H1+Carl Zeiss Touit50M
FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF120mm Macro(カボチャ)



写真展にご来場のお客様から、しばしば野菜の写真が「まるで惑星みたい」と言われます。写真家としてとてもうれしいお言葉です。なぜならば、今回は最初のジャガイモは小惑星風に‼タマネギは木星風に撮っているからです


Ktachi作品群の中で野菜を撮ることを思いついたのは、以前にも書きましたようにジャガイモの作品が最初です。コロナ禍 非常事態宣言中 自宅のキッチンでカレーを作っている時に、キッチンに差し込んだ西陽が、ジャガイモにあたったとき小惑星に見えたことがきっかけでした



そのことを今回の写真展のステートメントで会場でご紹介しております 長文ですが、お読みいただければ幸いです

MONO GRAPHY Camera &Artでは、2025年11月13日(木)から11月30日(日)まで相原正明氏による写真展「Katachi ~In &Out~」を開催いたします。 日本とオーストラリアを往来しながらあらゆるものの中の「機能美」をテーマに撮影していた相原氏ですが、パンデミックによって突如撮影フィールドへの道を断たれます。そんな時に、料理中に手にしたジャガイモがひらめきの元となり、この「Katachi」シリーズに至りました。台所にあった野菜の宇宙(In side)とオーストラリアの広大な風景(Out side)がクロスオーバーします。 会場では、展示作品プリントのほか同シリーズの写真集『KATACHI』、相原氏の写真集各種を販売しております。 また、相原氏とMONO GRAPHY Camera & Artオーナーのコムロミホによるトークイベント(要予約)を開催予定です。




<作家の言葉> 今回は原点回帰と未来への指針の写真展 高校生の時 初めて一眼レフを買った。カメラはNikon F2 レンズはニッコール50mm。モノクロフィルムを装填して蒸気機関車を撮っていた。これが僕の写真家人生の始まり。それから約40年 カメラはデジタルになり、モノクロからカラーへ。鉄道から地球のポートレートへ。気がつくと地球と宇宙に撮らせていただいていた。考えられない真っ赤な朝焼け夕焼け。空いっぱいの天の川。奇岩など絶景。でも自分が撮るという領域が狭まってきた。


2004年 オーストラリアでの個展の為に、元オーストラリア王立美術館のキュレーター Patricia Sabine氏にプレゼンテーションをする機会を得た。その時に1000人の写真家のうち999人が通りすぎてしまうが、一人だけその被写体の力を感じて撮る写真家が大切。そしてオーストラリアのランドスケープだけでは世界では通用しない。常に今、撮っているものとそれ以外、例えばオーストラリアと日本、風景と人物のInとOutをくり返さなければ作品は生まれない。そしてモノクロームでしっかり作品を撮ること。それをしなさいと命じられた。 


その後どういう世界観で撮るか?迷っていた。だが1本のレンズが課題の解決への扉を開けてくれた。Carl Zess Otus55mm。切れ切れの描写力は写真家に「お前はどこを狙い、何を表現したいのか?」といてくるレンズだった。すべての無駄なものをそぎ落とし自分が見ているものを、奇をてらわない画角、機材のエフェクトに頼らない視点で撮ることにした。そしてもちろん被写体のフォルムを訴えるために、余分なものとして色さえも排除した。1995年 オーストラリアで一緒に撮影させていただいたアメリカの写真家Emmet Gowin氏から「君は色の魔術師だね」とほめていただいたが、その自分の世界観の大きな柱「色」を封印した。


日本とオーストラリアの日常にある木や石 あるいは建築 蒸気機関車 オートバイなど、その機能美をKatachiというコンセプトで撮影を始めた。だが心の奥底で「もっと何かあるのではないか?見過ごしている日常の中に被写体が潜んでいるのでは?」その疑問は常に付きまとった。


だが答えは非日常の世界が引き出してくれた。パンデミックによる非常事態宣言。オーストラリアにロケに行けないどころか、日常の外出も不可能。でも写真は毎日撮りたい。でも何を撮る? ある日の午後 台所でカレーを作ろうと、ジャガイモを手に取った。偶然にもジャガイモに西日が射した。そこに見えたのはJAXAのハヤブサが着陸した「小惑星」 早速スタジオでジャガイモを小惑星風に撮影した。それこそKatachiワールドの扉が開いた。利休ではないが茶室の中の宇宙。我が家の台所に「宇宙」があった。野菜という一番日常の物。それを突き詰めてコロナ禍に完成させたのが今回の作品群。


日常と非日常 自然物と人工物 オーストラリアと日本。すべてがIn &Out。その対比の世界がKatachi。 ぜひ皆様 相原の宇宙にお越しください



本日も1400-1900 在廊します 夜はギャラリートークです
ギャラリートークのお問い合わせ等はMONO GRAPHY HPをご覧ください




相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-11-14 07:57 | 写真展 | Comments(0)
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