写真展は何のため?

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写真展は何のためにするのか?
自分の写真家人生は、写真展の歴史だった。フリーランスになったその日1995年6月が横浜 松坂屋での写真展のスタートの日だった

師匠なし 名門スタジオを出たわけでもない自分が、写真家として生き残るためには、作品を作り 残し 自分の世界観をアピールするしかなかった。デジタルもSNSもない時代。写真教室やワークショップで生き残るすべはなかった。自分の世界観の作品を作ることのみが生き残る道だった

アマチュアの人ならば、仲間との楽しい写真ライフや、人生のマイルストーンで写真展をすることも大切。作品性よりも楽しい写真ライフや、生きがいをみなさんにお見せすることもとても大切。ただプロの写真家 作家であるならば、楽しかった、写真上手でしょ!きれいな写真が撮れました 絶景がとれましたでは 答えになっていないと僕は考える。写真展により自分の内面世界 哲学 コンセプトなどメッセージ性がなければならないと考える。いま再び人気のバンドOASISにしかり、スティングにしかり、長続きしている音楽家 あるいはアーティストの多くはたんに上手なだけではなくメッセージ性を強く打ち出している。

僕が尊敬する写真家 セバスチャン・サルガド氏にしても、野町和嘉氏にしても強いメッセージ性がある。僕も初期のころオーストラリアを撮影しているときに、ただ「すごい 絶景 こんな風景日本では見たことないだろう」という感じで撮影していた。だが毎日 砂漠で一人でキャンプをして、ひとりもくもくとバイクで砂漠を走っているときに、なんで自分はここにいるのだろう? なんで自分は写真を撮っているのだろう?目の前のすごい景色があるけど、何億年も変わっていない景色のどこに惹かれたのだろう? 誰に頼まれたわけでもないのに、どうして自分は命の危険を冒してまで、砂漠を旅しているのだろう?疑問を数え上げたらきりがない

そこででできた答えの第1段階は「もしかしたら自分はここを撮影しなさいと地球に選ばれた語り部なのでは?」という考えだった。しばらくはその考えで撮影していた。では地球から何を伝えるために撮らされているか? そこから第2段階の疑問と内観が始まった。いろいろ考えた末にたどり着いたのが、この母なる星は46億年生きている生命体であるということ。ぼくはその46億歳の生命体のポートレートを撮りなさいということに行き着いた

では夜鉄はどうなんだろう?撮影のスタートのコンセプトは2つあった1950年代 アメリカの蒸気機関車 最後の黄金時代を撮影したO.Wiston.Link氏の夜の蒸気機関車へのオマージュ。あと学生時代に夜の急行狩勝からみた、雪原を幻想的に走る夜行列車の姿から銀河鉄道を映像で撮ってみたいという2つだった。

そしてただきれいなだけ こんなテクニックで撮っている、アマチュアでは撮れないだろう そんあ自慢大会写真展では、意外と子供たちや、感性豊かな10代 20代の若者は騙せない

コンセプトや哲学がないのならばプロの場合は写真展はやってもマスターベーションのみで、なにも発展性がない。シンプルに哲学とコンセプトを組み立て、見るお客様にメッセージを伝える。そしてこの作品はこの人という、多くの写真家の作品の中から、埋没せずに自分と作品をひもづけして存在意義を出すことにあると思う。

でも1番大切なことは、お客様が「見てよかった 来てよかった またこのひとの作品展に来てみたい」と思っていただくことだと思う


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-10-30 10:38 | 写真展 | Comments(0)
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