クライマックス ミュゼふくおかカメラ館 相原正明写真展 On The Earth

写真展はショートムービーであり、絵巻物。写真展を企画する時に、どの写真をどこに配列するか、どの会場内のどの視点で見ると一番効果的か

そしてどのような流れで見るお客様の心の中に印象付けるかを毎回考えます。

今回の写真展でも約2年かけて考えました。考えている途中で浮かんだのは、「ここはどこの星？　よく考えたら地球なんだ！そして地球は宇宙の中の一員であり、自分たちも宇宙の中の一員」そんな作品が写真展のクライマックスでほしい。だが2年前その作品はなかった。

だからどうしても、そのクライマックスを飾る作品を撮るためにデビルズマーブルズの銀河を背にしてが欲しかった。"On The Earthここは地球だよ”そんなメッセージの作品が必要だった。

今回の写真展155点の作品を展示している。オーストラリアのランドスケープ　富山地鉄の夜鉄　そしてコロナ禍の非常事態宣言中にスタジオで撮影した野菜たちのポートレートKatachi 　じっくりご覧いただくと約1時間　そして最後の展示室が今回の写真展の極め、クラマックス。大型作品とテクニクスの音響システムにより、グレゴリアンチャントを流し異空間を演出しています。ここに来るまでの140点近い作品はこの部屋を見ていただき、没入していただくための序章であると思っていただければと思います

上記作品　最後のメインルームの作品群です

部屋に入っていただくと、正面とお客様の背後は強烈な色彩と宇宙的作品で覆われています。そして部屋の左右はKatachi　コンセプトのモノクロのシンプルな巨大プリントでの対比となっています。そしてこの空間を異空間とさせるのが音楽　教会音楽のグレゴリアンチャント。その長く高く伸びる声は、この空間が宇宙へと続くような錯覚を思わせてくれます

多くのお客様から「最後の部屋で感極まって涙した」という写真家としては最高の誉め言葉を頂戴いたしました。とてもとてもうれしいです

是非生のプリントと空間の表現を体感しにご来場いただければ幸いです

ギャラリートークイベントを追加しました

10月25日　14時からギャラリートークを追加しました

お客様と一緒にギャラリーを歩きながら約1時間説明します

参加費無理　予約不要です

何度も繰り返しますが、今回の写真展"　On The Earth"は巡回展はありません。理由はミュゼふくおかカメラ館と同じ大きさ　同じ天井高を持つギャラリーが、自分自身のネットワークでは見つからないからです。国立新美術館あるいは世田谷美術館クラスが必要です。もしそのクラスのギャラリーで、こいつに写真展をやらせてみたいというところがあれば可能です。どこか地方公共団体等のギャラリーでそんあことを考えて頂けたら、ご連絡が欲しいです。地の果てでもプレゼンテーションをさせていただきにお伺いします。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

今後のスケジュール

相原写真展在廊予定日

10月15日　0900-1100

10:00~10:45　100名近い団体のお客様がご来場予定です。静かにご覧いただきたいお客様はこの時間を外してご覧いただくことをお勧めします

10月16日　0930-14000　　 1600-1700 在廊

10月17日　09:00~11:00 13:00~1700在廊

10月18日 1400-1700在廊　14時までワークショップにて不在

10月19日　1000-1630在廊　　　　　14時から15時30分　トークイベント　参加費無料　予約不要（入館料のみ必要）

10月24日　1000-1600在廊　　　　　14時～15時　ギャラリートーク　　　　参加費無料　予約不要（入館料のみ必要）

10月25日　1000-1700在廊

10月26日　千秋楽　フルタイム

0900-1700在廊予定

皆様首を長くして、ご来場をお待ちしております

写真展詳細はミュゼふくおかカメラ館ホームページご覧ください

相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明　フォトエッセイ　　ぜひお楽しみください

婦人公論　美しい音楽と相原作品での動画配信

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