コロナ禍で見つけた視点  KATACHI写真集クラウドファンディング

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撮影  FUJIFILM X-H1+Carl Zeiss Touit50M

今回はこのクラウドファンディングのメインビジュアルになっているジャガイモの写真についてお話します

KATACHI作品は当初 オーストラリアあるいは日本でCarl Zeiss Otus55mmを中心に撮影をしていました。だが2020年 皆さんご存じのように突如として沸き起こったコロナ禍。当然海外はおろか外出が禁止される緊急非常事態宣言になりました。当然僕も毎日 家で引きこもりの生活をしていました。ときどき、早朝とかに、人と接しないルートで家から1~2時間散歩をするぐらいです。

その間もカメラは手放しませんでした。ただ散歩をするのではなく、今日は家から北の方角に広角レンズを付けたカメラでモノクロを撮る。今日は家から南の方角で、標準レンズでカラーでおtると、散歩で撮影する時に何かしら自分に撮影条件をつけて、撮影勘が鈍らないようにしていました。

そんなある日、散歩から戻り、夕方 夕飯の仕込みをキッチンでしていました。野菜庫の中のジャガイモと玉ねぎを探していました。するとジャガイモは見つかったのですが、芽が生えてしまっていました。包丁で1つづつ芽を取るしかないなとあきらめていた時…。ちょうどわが家のキッチンは西陽が射しこみます。西陽が丁度 ジャガイモにあたったところでした。僕の頭の中にあるイメージがよぎりました。??なんだったっけな?あの映像・・・・・。そうぼくの脳裏を横ぎったのはJAXAの探査衛星 はやぶさが撮影した、小惑星の映像でした。ジャガイモ、何か小惑星に似ていない?そう思うと矢もたてもいられなくなり、スタジオにセットを組み、バックに漆黒の布を引き、ジャガイモが小惑星に見えるようにライティングしました。散歩しながらスナップを撮る以上に写欲が掻き立てられました。夢中で撮りました。家でジャガイモと格闘して撮影する時が来るなんて思いもよりませんでした。そして何よりも屋外と違い、人の目を気にしたり、感染対策を気にしたり、さらに言うならば太陽の動きを気にする必要もありません。気がついたら2時間近く撮影していました。

それ以来 非常事態宣言中は家で野菜を撮ることが日課のようになりました

そしてまたしても人生のターニングポイントになったレンズがCarl Zeiss社のTouitというレンズシリーズでした。Katachiコンセプトの始まりがCarl Zeiss Otus 55mmという神レンズでしたが、コロナ禍で新しい世界を見つけたとき、最初の撮影がCarl Zeissでした。Zeissのレンズは2回ぼくの写真家人生に大きなターニングポイントを生み出してくれました

そんな中で、緊急非常事態宣言の中ばぐらいに、ある写真関係の重鎮の方からご連絡をいただきました。「オーストラリアや国内のロケにも行けないけれど、相原君は毎日何しているの?」と。「毎日 人と接しない場所に散歩して、自分に撮影の課題を課して写真を撮っていますよ。今日は広角レンズだけとか、今日はモノクロだけとか。そういえばあと毎日スタジオで野菜や花の物撮りしています」と答えると「安心したよ、毎日写真を撮っていないと、写真は撮れなくなるからね。コロナ禍で何もできないと言い写真を撮っていない写真家は、コロナが終わったら廃業することになると思う。だから心配して電話してみたけど、安心したよ」と言われました。

そうの通りだと思います。昔 写真家の浅井慎平さんが「カメラはスポーツだ」という言葉を作りました。スポーツは毎日 トレーニングしないとできなくなります。写真もおなじです。だからコロナ禍でも、好奇心という写真を撮るための大事なセンサーを錆びさせないためにも、家で野菜を撮りKatachi作品を創り上げるのは大切でした。

そしてその好奇心はオーストラリアのダイナミックな自然という世界だけではなく、スタジオの中の小さな宇宙を生み出してくれました。家の中で見つけた小惑星”ジャガイモ”今回の写真集KATACHIの大切な役者さんです。ぜひこの小惑星ジャガイモを多くの方にお届けしたいので、写真集 クラウドファンディング プロジェクトご支援どうぞよろしくお願いいたします。

相原正明





写真集は限定800部。クラウドファンディング並びに、今後 相原正明写真展等の会場での限定販売となります

クラウドファンディングでは最低ご支援価格3500円から受け付けております。
みなさまのご支援 をお待ちしております


写真集 KATACHIは写真の原点 モノクロ+標準レンズでの作品を中心としています。30年写真家として活動してきた結果、再び原点回帰の意味で発売しました。
被写体は森羅万象すべてですが、物のフォルムに宿る光と影の美しさを表現しています。オーストラリアの奇岩 樹 建築  土木 蒸気機関車 モーターサイクル
そしてコロナ禍でどこにも行けない状況で発見した、4畳半の宇宙。非常事態宣言で外出がままならない時、家の中の小さなスタジオで、日常の野菜や果物を撮ることで見つけた、自分なりの小さな宇宙。この小さな宇宙での作品と、オーストラリアでの光の中での作品との対比もご覧いただければと思います

詳細 並びにお申込み方法はクラウドファンディング 相原正明 KATACHI写真集をご覧いただければ幸いです





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-07-11 07:20 | 写真集等出版物 | Comments(0)
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