非常事態宣言中 視点の転換 ブロッコリー  写真集 KATACHIより




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Pandani
Cradle Mt, Tasmania
PENTAX 645NⅡ+SMC200mm +FUJIFILM ASTIA100F







非常事態宣言中 視点の転換 ブロッコリー  写真集 KATACHIより_f0050534_19151859.jpg
LUMIX S1R+SIGMA MACRO105mm+LED 2灯



コロナ禍 非常事態宣言中 家に毎日閉じこもり、近所の救命救急センターに向かう救急車のサイレンの音を聞いていた。朝から晩まで夜中まで5分に1回は救急車が通る。気がめいりそうだからこそ、すべてを忘れるために写真に没頭した。大好きな被写体 タスマニアの固有種パンダニもいつ再会できるかわからない。

スーパーでブロッコリーを買ってきた時に、何となくパンダニみたいだな?と感じたので、さっそくスタジオでライティングをしてブロッコリーをパンダニ風に撮ってみる。最初は買ってきたまま。でもなんとなくイメージが違う。では伸びた葉っぱを連想できるように、ブロッコリーを半分に切り断面で撮影したらどうか?
その結果、自分がイメージしたパンダニのスタイルに似てきた。あとはライティング次第


最近は撮影照明がLEDなので熱が出ない。花や野菜の撮影時には熱が出ないのがとても助かる。理由は熱で野菜や花がしおれたり、へなっとならないからだ。スタジオでこの日もブロッコリーや花たちと向き合い1日過ごした。外の救急車の音も気にならない。写真が僕の心をコロナ禍から守るワクチンになってくれている。小さなスタジオで野菜や花を撮っているが、僕にとっては無限の宇宙に等しい。そしてスタジオで撮っていると広大なオーストラリアに行かなくても、自分の視点と心があれば、小さな部屋に広大な世界が見つかられることも分かった。この世界観をいつか1冊の写真集にまとめようと考えた。写真集を見ていただいた方に、外に行かなくても、海外に行かなくても自分の世界観があれば写真作品はどこでも生み出せる。
海外に行けないから作品が撮れない、外出できる環境ではないから作品が撮れないそれはすべて言い訳に過ぎない。

自分の世界と宇宙を見つけることの大切さをKATACHI写真集で表現し伝えたい


写真集は限定800部。クラウドファンディング並びに、今後 相原正明写真展等の会場での限定販売となります

クラウドファンディングでは最低ご支援価格3500円から受け付けております。
みなさまのご支援 をお待ちしております


写真集 KATACHIは写真の原点 モノクロ+標準レンズでの作品を中心としています。30年写真家として活動してきた結果、再び原点回帰の意味で発売しました。
被写体は森羅万象すべてですが、物のフォルムに宿る光と影の美しさを表現しています。オーストラリアの奇岩 樹 建築  土木 蒸気機関車 モーターサイクル
そしてコロナ禍でどこにも行けない状況で発見した、4畳半の宇宙。非常事態宣言で外出がままならない時、家の中の小さなスタジオで、日常の野菜や果物を撮ることで見つけた、自分なりの小さな宇宙。この小さな宇宙での作品と、オーストラリアでの光の中での作品との対比もご覧いただければと思います

詳細 並びにお申込み方法はクラウドファンディング 相原正明 KATACHI写真集をご覧いただければ幸いです





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-07-10 07:47 | 写真集等出版物 | Comments(0)
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