1本のレンズがターニングポイント KATACHコンセプトの誕生


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Nikon D800E+Carl Zeiss Otus55mm F1.4
東京 六義園
今回のKATACHI写真集 制作のためのクラウドファンディングをはじめて、数日でだいぶ多くの皆様にご支援をいただきました。何人かの方からダイナミックなオーストラリアから、どうしてこのような作風への転換点があったのですか?とのご質問もいただきました。そのどうしての答えがこの1枚です
今から11年前、1本のレンズが手元に届いた。箱を開けると望遠レンズ?と思わせるずっしりと重いレンズが出てきた。でもレンズの焦点距離表示を見ると、驚くことに55mmF1.4と打刻されていた。標準レンズ?望遠ではない・・・。そうそのレンズこそOtus55mmF1.4.僕の写真家人生の視点を大きく変えてくれたレンズ。
当時のメイン機種 Nikon D800Eの装着してファインダーヲ覗いた瞬間、驚いた。肉眼で見ていた世界と、ファインダー越しの世界がまるで異なった。ピントを合わせた1点だけが、ほかの世界から浮き上がり見えてくる。他のレンズでももちろんそうゆう見え方をることもある。だが尋常じゃない表現。空間の中から、その1点のみを切り取ったように浮き上がる。
Otus55mmは写真家に「お前は被写体のどこを訴えたいのだ」と問いかけてくるレンズだった。当初 カラーで家の近くでテスト撮りをした。でもどうもえぐり撮るような表現が伝えられない。そうこうしているうちに東京に大雪が降った。家の近くの駒込・六義園に雪景色の撮影に行った。庭園の池の脇に立つ雪つりの樹を狙ったとき、その雪つりの線の美しさを表現したいな。当初はカラーで見た。でも深々と降る雪の質感の表現がうまくいかない。そこで、もしやと思いモノクロにした。ふんわりとした雪の質感、そして雪つりの線の美しさが表現できた。そう、このレンズにはモノクロがふさわしい。おりしも写真家生活20年目を迎えようとしていた。オーストラリアでの撮影ではいつも、被写体頼みの部分もあった。そして数々のレンズを駆使しての制作。この機会に今一度写真の原点 モノクロームの世界を標準レンズで撮る。写真学校等で最初に教える、モノクロ+標準レンズの世界に戻ろうと決めた。そして物のフォルムを表現してみようと。Katachiコンセプトが生まれた瞬間だった。
2014年2月8日 Katachiコンセプトが生まれた瞬間だった。
そんな原点回帰の作品を撮りだめて1冊の写真集にまとめてみました。それが今回の写真集 “KATACHI”です。ぜひ出版のためにクラウドファンディングを応援してください。どうぞよろしくお願いいたします
是非ともこれからも皆さまのご支援よろしくお願いいたします
相原正明



写真集は限定800部。クラウドファンディング並びに、今後 相原正明写真展等の会場での限定販売となります

クラウドファンディングでは最低ご支援価格3500円から受け付けております。
みなさまのご支援 をお待ちしております


写真集 KATACHIは写真の原点 モノクロ+標準レンズでの作品を中心としています。30年写真家として活動してきた結果、再び原点回帰の意味で発売しました。
被写体は森羅万象すべてですが、物のフォルムに宿る光と影の美しさを表現しています。オーストラリアの奇岩 樹 建築  土木 蒸気機関車 モーターサイクル
そしてコロナ禍でどこにも行けない状況で発見した、4畳半の宇宙。非常事態宣言で外出がままならない時、家の中の小さなスタジオで、日常の野菜や果物を撮ることで見つけた、自分なりの小さな宇宙。この小さな宇宙での作品と、オーストラリアでの光の中での作品との対比もご覧いただければと思います

詳細 並びにお申込み方法はクラウドファンディング 相原正明 KATACHI写真集をご覧いただければ幸いです








相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


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by masabike | 2025-07-09 18:51 | 写真集等出版物 | Comments(0)
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