大友克洋の世界 浦沢直樹漫勉neo

大友克洋の世界 浦沢直樹漫勉neo_f0050534_10040054.jpg

























大友克洋の世界 浦沢直樹漫勉neo_f0050534_10040327.jpg
























大友克洋の世界 浦沢直樹漫勉neo_f0050534_10040190.jpg

上 Nikon Z9 Nikkor 14-24mm
中下 LUMIX S1RⅡ LUMIX24-70mm 16-35mm

今週 録画しておいた浦沢直樹の漫勉 大友克洋を見た。説明するまでもないが、大友克洋氏 「童夢」「AKIRA」でそれまでの漫画の歴史を変え、強烈な金字塔を打ち立てた。そして浦沢直樹氏 YAWARA、PLEUTO, 20世紀少年などなど、やはり漫画史に残る金字塔を描いている

その浦沢直樹氏が、数々の漫画家をインタビューし そのペンのタッチの秘密や、サムネールの作り方など かなりマニアックな番組を作っていく

今回はあの、大友克洋氏、しかも童夢

童夢の絵の解説を受けて驚いたのは、ペンで書いた写真だった。広角レンズのシフト&チルトを使い、そしてきちんとしたパースを計算している。何よりも驚いたのは、駒割が映画そのもの。時には小津安二郎であったりスタンリー・キューブリックであったり。手塚治虫氏以上に映画の技法を取り込んでいる。特にキューブリックの一点技法を巧みに取り入れている。番組後半で、大友氏の書斎を映したとき、膨大な数の映画のDVDやビデオがあった。
大友氏は「漫画家の人はマンガしか見ていない。マンガ以外の物をいかにたくさん見るかが大事」そうこれは写真も同じ。いかに写真以外の、絵画 映画 アートをたくさん見るかが作品制作の引き出しに重要。特に風景撮影の場合、引き出しの数が作品の深みになる

いい映画のワンシーン それをマネすることはとても大切。そしてマンガもそう。マンガ家の人は一人で監督 脚本家 キャスティング カメラマン 音響マンも兼ねている。心に触れるマンガを読み 心の引き出しを作ることは写真にとりとてもプラス。特に大友氏の作品は1フレーム 1フレームが完璧すぎるくらい

緻密に計算し、同時に直感で組み立て、妥協が無い絵造りが見られる

だからこの完璧なものをつなげて、アニメにするのはスタッフは死ぬほど大変だったと思うし、大友殺してやる~~と思ったスタッフもいるはずだ。
この番組を見た後、自分がAKIRAのスタッフでなくて安心した 笑 そして、見終わって数分後 僕は「童夢」をネットで買っていた

良い写真を撮りたい方、すべてのアートを見てほしい。写真教室だけでは写真は上達しない





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください


富士フイルムさんのX シリーズフェイスブクで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね



ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。


by masabike | 2025-04-04 22:44 | 写真アート | Comments(0)
<< 春眠暁をいまだ覚えず 領有権争い  ヤマトVSタケル >>