FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF100-200mm

FUJIFILM GFX100s+FUJINON GF45-100mm
撮影はいずれも北海道 十勝
先日の十勝地方を襲った記録的なドカ雪の降り始め、僕は十勝の山奥にいた。奇麗な白樺の林が並んでいる。
最初はASTIAモードで望遠で林を切り取り狙っていた。夢中になっているとき足元を見ると、枯れた夏草が雪の上に顔を出していた。
遠景とマクロの世界を足元に収めた。撮影の時は常に周囲360渡 そして遠景を撮っているときは足元を、足元のマクロの世界を撮っているときは、遠景や空を定期的に観察している。1つの世界だけにこだわると全体が見えてこない。全体を見すぎるとディテールあるいは、構成要素を見逃してしまう
常に2つの視点 世界を交互に見つめかつ思考する
これは子供の頃に読んだゴジラの生みの親円谷英二監督の伝記本に書いてあった「できるだけ近づけ できるだけ離れろ」から学ばせていただいた。本を読んだ小学生のころは意味が解らなかった。だが写真家になり思い出し、反芻するととても大切な教えであることに気が付いた
ゴジラやウルトラマンで、特撮のミニュチュアを作るときディテールにこだわりすぎると全体のイメージと存在感 、全体ばかり見ていると細かいところのこだわりが見えてこないところから来たのかな?とかって想像している
でも多くの事を円谷監督の本から学ばせていただいた。円谷英二 黒澤明 小津安二郎 スタンリーキューブリック ヴィムベンダース 映画監督の視点と哲学は写真のとても大切な教科書である
もうすぐCP+2025 いろいろな写真教室をやられている写真家がトークセミナーをする。セミナーでは初心者のころはとても大切なこともある、でもある程度経験を積んだらテクニックなセミナーよりも、内観し哲学と視点を磨くことが大切。テクニックは撮影の5%もあればよいと、ナショジオの伝説の写真家も行っていた
その意味では映画は、特に名画は哲学と視点を磨くには最高だと思う。なぜならばよい写真が2時間つながっているのが映画だからだと僕は思う
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