継続と変化


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FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF45-100mm

Tasmania , Tarkain

撮影協力 タスマニア州政府観光局 カンタス航空


今回のタスマニの旅も森の神様から宿題をいただいてしまった。またあの森に帰り撮影をすることになる。
こんなことが長年続いている。オーストラリアを撮りだして36年目。タスマニアに限っても27年

大地からの宿題は永遠に続く。

同じ場所を撮り続けて、飽きないのか?撮るものがそんなにあるのか?とご質問はいただく。
道ができたり、新しい情報で新たな撮影場所を見つけることもある

だがそれ以外に大きいことは、年齢とともに自分の視点や世界観に変化が生じ、今まで見過ごしてきたもの、あるいは関心が無かったものに新たな、写欲が湧いてくる。

以前、写真家 細江英孝さんとゆっくりお話しさせていただく機会をいただいた。パリのロダン美術館を50年撮影して、フランス政府から賞をいただいた時に、フランス大使公邸での、基調講演の時だった

「50年ロダン美術館をお撮りになり、素晴らしいですね。50年を振り返りいかがですか?」とお尋ねすると「いや、50年撮ってやっと撮り方がわかってきた。満足のゆく作品を撮るにはこれからあと20年かかる。」とおっしゃって驚かされた

撮り尽くしたと、思うときは、もしかしたら自分の器量が狭かったことの表れかもしれない。これからも継続と変化を追い求めてオーストラリアに通うだろう。In &Outを繰りかえして



相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-12-13 08:21 | 写真アート | Comments(0)
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