長く愛して BMW R80RT




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足寄にて
FUJIFILM X-T4+FUJINON XF35mmF1.4


晩秋の北海道ツーリングでステキなご夫婦とステキなバイクに出会った。場所は十勝の足寄。
セコマでバイクを停めてお茶をしていると、古いBMW R80RTが隣に停まった。とてもよく手入れをされていて、30年以上昔マシンとは思えない。1980~90年代に世界のあこがれの的のマシンだった。OHV フラットツインエンジン。まさにこれぞBMW ベンベ―と言われていた時代。当時はフルカウルのマシンはとても少なく、ツーリングするにはいつかこれに乗りたいと思わせる究極の旅バイク。最近はビンテージバイクを乗る若い人も多いので若いカップルかな?と思いきや、ヘルメットを脱ぐとだいぶロマンスグレーがステキなご夫婦が現れた


お話をすると40年間 大事に乗られているということ。そして僕のBMW R1150GSと同じ札幌のBMW修理の匠 ノルドバーンさんでメンテをされているとのことで、話が盛り上がりました。

R80&R100時代のBMWは今でもとてもたくさん見ることができます。丈夫で長持ち、そしてメーカーもしっかりパーツを供給しています。昨今 SDG,sとかエコが叫ばれています。環境にやさしいから電気自動車あるいはエコな車に買い替えましょうという動きが大きいです。車やバイク以外にもそれはご存じのようにたくさんあります。個人的にはSDG,sやエコの名を借りた使い捨て文化 、その場限りの文化だと感じています。本当に欲しいものを、しっかり吟味して、大切に長く使うこれがまさにSDG,sでありエコだと思います。

ご夫婦で40年間 乗られているBMW R80RT  沢山 思い出と人生の歴史が刻まれているマシンだと思います。よくよく考えたら我が家のバイクも最近買ったと思ったら、BMW150GSが24年 HONDA CBRが気がついたら20年 どちらも大切に長く乗っています。そして車もハイラックスサーフ 、いすゞビッグホーン、ステップワゴン 2台 どの車も20万キロ以上乗っています。長く乗ること、きちんとメンテすること、そして愛情を持つことそれが、SDG,sだと考えます



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別れ際にR80RTのオーナーさんの写真を撮ってきただきました。カメラはNikon Zfcでしたが、オンネトーで紅葉を撮るのでもう1台 カメラをもってきましたと言うのを見せていただくと、Nikonのフィルムカメラ  ニコマートでした。カメラもバイクも大切に長く愛する方なのだと痛感しました。そして奥様もとても大切にされている方なのだと。こんなご夫婦になれればいいなと憧れました。Sさんまた北海道の道のどこかでお会いしましょう


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-10-22 07:13 | Motor Bike | Comments(0)
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