2つの建築表現 和と洋


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銀座 資生堂ギャラリーで十文字美信 空想の宙  「静寂を叩く」 大乗寺一三室






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 石田美菜子さんの写真展 「海を庭にしてしまった家〜昭和初期の洋風建築・旧竹田宮別邸」



昨日2つの建築をモチーフとする写真展を拝見した。1つは十文字美信さんがお寺を素材に、自らの宇宙を表現した写真展。もう1つは写真家 石田美菜子さんが、運命の出会いいを果たした旧 竹田宮別邸をアーカイブとして撮影されたもの。アーカイブの中に主観をトッピングされた作品で構成されていた。そして奇しくも2つとも部屋の角をうまく使い単に平面で展示することから、飛躍した写真展だった。なにかプリントの展示表現が違うフェーズに移行してきたかなと感じた。

今回拝見した十文字さん。学生時代からあこがれの写真家の一人。80年代に入るころからバブルまで日本中 イケイケムードで広告写真がとても華やかで、まさに広告という場を借りた自己表現が百花繚乱。 予算も沢山あり、贅沢な時間をかけて撮影が多かったみたいだ。そんなかで毎月コマーシャルフォト(通称 コマフォト)をめくると輝くような写真家の方がたくさんいらっしゃった。十文字美信さん 繰上和美さん 浅井慎平さん 高崎勝二さん などなど。作品を見るたびにため息をついていた。駅張り広告は、毎日アート展のように素晴らしかった。
そんなあこがれの、十文字さんの写真展。プリントから湧き上がる気迫がすごかった。撮影のメーキング映像は土門さんの「鬼が撮らせる一瞬」を彷彿させる形相だった。

静かな広い資生堂ギャラリーで、久しぶりに本物の写真家の本物の展覧会を拝見した気がした。眼福

十文字美信さんの写真展は銀座資生堂ギャラリーで10月20日までです

相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください






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by masabike | 2024-10-03 21:08 | 写真アート | Comments(0)
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