FUJIFILM X-T4+Carl Zeiss Touit50M
昨夜は久々に新しいレシピの料理を作りました
いつものシロクマカレーではなく、割と普通のカレー。いつもはチキンですが昨日は肉のハナマサで買ったオージービーフ。
赤ワインと日本酒 はちみつ チョコレートを入れて煮込みマイルドにしました。最高に美味しかったです。
それとアメリカ西海岸に住む、中学のクラスメート Kuni から教えていただいたメニューです。オリーブにパルメジャンチーズ、オリーブオイル、刻みニンニクをかけて食べると美味しいよ!と言われてやってみたら最高に美味しいです。わが家の定番メニューになりました。Kuniさん ありがとう
でも実は料理を作ることと撮影することはとても関係が深いです。最近はわかりませんが、昔は撮影スタジオでは新人アシスタントさんが賄を作るところが多かったです。賄のメニューを決め、素材を用意して、手順を整える。そしてできた賄が場合によっては冷めても食べられるもの。例えば忙しくて撮影が押した場合、ランチや夕飯が送れます。そな時に麺類だと伸びてしまいます。また毎日揚げ物や、毎日肉だと飽きてしまいます。撮影は意外と単純作業の繰り返しなので、スタジオやロケ地では食べることと寝ることだけが楽しみになります。なので段取り良く食事を作ることは、段取り良く撮影することにつながります
撮影 SONY サイバーショット
上の3枚の写真は2004年のタスマニアロケです。うちのアシスタントの山下君と、アシスタント見習い女子が夕飯を準備しています。この間にもぼくは機材やフィルムの点検整理、車の点検などなどほかの雑務をこなしています。長期ロケ中の食事は交代で作ります。僕が食事を作るときは山下君がフィルム整理をしています。カメラと車の点検は必ず自分でしますので、アシスタントさんにはまかせません
ある日、山下君は料理を作っていた時、見習い女子が「山下さん 毎日味を変えるんですね。しかも今日はパスタとスープの時も違う味つけで」というと「昔、あるカメラマンに同じ味つけでスープ パスタ を繰り返したらあほかと怒られたので」と言っていたのを聞いて笑いました。流れに変化をつけるのは大切です。これは撮影でも写真展でも同じです。つまり飯の段取りはすべてに通じます
テレビ局でも飯の段取りと手配の上手なADさんは出世すると言われていました。いまから30年以上前に石垣島に、ポンキッキのガチャンピンとムックを撮影に行きました。2人ADさんがいましたが、石垣についていちばん最初にしたことが現地での弁当の手配でした。さすがでしたが、弁当屋さんにメニューの手配を間違えたらしく、毎日フライ物が出て、ディレクターに「熱い南の島で、なんで毎日揚げ物の弁当なんだ」と怒られていました。撮影の時はスタッフカリカリしています。ちなみにこの前、エミー賞を総なめにしたSHOGUNのロケのキッチンカーは日本食だったそうです。作品の日本の流れを作るためにロケ中はすべて和食にしたそうです
食の段どりと撮影大事です。それをおろそかにする人は得てして写真や作品も駄目です
最後にやっぱりカレーCafeギャラリー開設しようかな?
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