Katachi In &Out 写真展   FUJINON GF120mm Macro レンズの裏側

 
Katachi In &Out 写真展   FUJINON GF120mm Macro  レンズの裏側_f0050534_11511906.jpg


FUJIFILM GFX100s+FUJINON GF120mm Macro
LED3灯





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富士フイルム エンジニア 青木さんと

FUJIFILM X-T4+SIGMA10-18mm


先週終了した写真展 Katachiの中でお気に入りの作品の1つ「葱坊主」
僕はネギが大好きで、ネギ無くしては生きていけないほどです。なのでこの撮影の前にも泥ネギを大人買いしました。(奥様からは、そんなにネギが好きなら、庭でネギを栽培しなさいと言われています 笑) ただそのあと仕事でロケに行きネギの事は忘れていました。

帰宅すると台所には見事に花が咲いたネギが束になっていました。でもそこで感じたのが「お~~ネギの花綺麗だな。爆発する銀河みたい」という感じでさっそく撮影。イメージは小宇宙。選んだレンズはGF120mm macroでした

今回写真展では、GF120mm Macro設計をされた富士フイルムの光学エンジニアの青木さんがお越しいただきました。作品を見ていただきとても喜ばれていました。すべての撮影機材の舞台裏には多くの人が携わっています。実は青木さん FUJIFILM Xシリーズ黎明期に一緒に真冬の信州 車山に日没時に登っていただきました。当時 生まれたばかりのX-Pro1は現場の写真家からすると、まだまだ不満が多いカメラでした。かなりクレームもつけさせていただきました。そこで機材の企画設計の現場の方から撮影の現場を見たい ついて行って良いですか?とのご質問があり、当時青木さんともうお一方堀井さんという 富士フイルムさんのエンジニアの方が真冬の車山に来ました。現場では「こんなに寒い中 何時間もいるんですか?」「研究室では触れたスイッチが手がかじかんで操作できない」などなど、現場を体験していただきわかっていただきました。でもそれ以外にも多くのご苦労と努力があると思います。そんなエンジニアの皆さんの努力と心の結晶がカメラでありレンズであります
だから誰も見ていない、オーストラリアの荒野でも、撮影は手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けます。でも撮影の時はいつも開発してくれたエンジニアはじめ多くの皆様のお顔が浮かびます。ここで頑張ってよい作品撮ったら、みんな喜ぶだろうな!とか、手を抜いたら悲しむか下手したら左遷されるだろうなとか考えてしまいます。
いつも機材の後ろに人の顔が見えます

だからその熱い思いの結晶を200%使いこなし、作品を生み出すことがエンジニアの皆様への、ただ1つの恩返しです。これはメーカーさんが変わっても僕自身いつも思っていることです
今回のレンズを生み出してくれた青木さん 本当にありがとうございました。そして堀井さんもありがとうございました。更には写真展で使用したニコン 、パナソニック シグマ そしてカールツァイスのエンジニアの皆様ありがとうございました。
これからもカメラと機材を、良い作品を撮るために酷使し続けます。どうぞよろしくお願いいたします。






協力   富士フイルム 株式会社
     パナソニック エンターテイメント&コミュニケーション 株式会社
     ㈱ニコンイメージングジャパン
     Carl Zeiss 株式会社
    
機材協力 富士フイルム イメージングシステムズ 株式会社


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください






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by masabike | 2024-08-20 12:15 | 写真展 | Comments(0)
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