静岡へご報告の小旅行

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LUMIX S5Ⅱ+SIGMA28-45mmF1.8,24mmF3.5

昨日 静岡に行って参りました。今日でなくてよかったです。今日の静岡は39℃死んでしまいます

旅の目的は、亡くなられた元カンタス航空 日本支社長のWarwick Blackerさんの元秘書の鈴木さんに、ご家族から託されたご会葬のしおりをお渡しするためと、シドニーのBlackerさんのお墓にお参りしたときに、お花を頼まれたのでそのご報告です。

 鈴木さんは1995年の暑い夏の昼下がり、僕は初めてカンタス航空さんの日本支社を訪れた際に、お取次ぎをして頂いた方です。あの時にカンタス航空さんにサポートしていただき、僕の人生は大きなターニングポイントとなりました。なのでターニングポイントとなったときの大きな大切な立役者のおひとりのかたです
いろいろな企業のVIPの方にお会いする場合、秘書の方の存在がとても大事になります。鈴木さんは当時 初めて外資系企業のTOPにお会いするぼくの、緊張状態をほぐしていただけるとても、優しく親切なご対応でした。あの日の30分間の出会いとプレゼンは、エレベーターを降りて帰るまで、すべて鮮明に覚えております

昨日も初めてBlackerさんにお会いしたときに、とても緊張して、サポートをして頂けるかどうかとても不安でしたと、お話したら鈴木さんから「いらっしゃる前から相原さんお作品を拝見していてとても気に入っていましたし、もし気に入っていなければアポを入れなかったはずです」と言われとてもうれしく、且つ思わず涙がポロリしそうでした。サポートをして頂き、オーストラリアロケから帰国し、ご報告にうかがったときに「次はいつ行きたい」と言われて、躊躇している僕に、鈴木さんから「来週でも来月でも、過ぎに行きたい日にちを伝えたほうがいいですよ」という言葉も耳に残っています。

そんな、たくさんの思い出がある鈴木さんと昨日は美味しいアジの姿造りと天ぷらを楽しみながら、ブラッカーさんの思い出話、そしてオーストラリアのお話などなど、話題が尽きない梅雨の晴れ間の昼下がりでした。まだまだ話したりない熱い梅雨の合間の昼下がりでした

そしてオーストラリアでは食べられない、青魚堪能いたしました

鈴木さん ありがとうございました



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今回はあともう1つ、大切なミッションがありました。鈴木さんの大好きな丸の内の東京会館のマロンシャンテリーをお届けすることです。
昔カンタス航空さんが丸の内にあったころよく食べられていたのですが、今は東京を離れているので食べられないとのことで、おお届けしました。とろけるような上品な甘さは一度食べたら虜になります



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今回は静岡は列車の旅。行きは新幹線「こだま」号
久しぶりにこだまに乗りました。のぞみより遅いとはいえ、軽くOver200km/hの新幹線は快適なうえに、そのスピードで寛げてお茶も飲めます。わがやのHONDA CBR1000RRも速いですが、Over200km/hでお茶を飲むことは不可能です






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帰りは在来線の鈍行で帰りました。富士山を遠望しながら、進みます。今回 帰路に在来線を選んだその訳は目的がありました。丹那トンネルを体験しながら乗ってみたかったからです。東海道線 熱海~函南間にある東海道線でもっとも難工事だったトンネルです。多く死者を出しながら昭和9年に開通。
(沼津側 西口からのトンネル工事は現在の鹿島建設さんが受け持っていました。まさに世紀の難工事で出水との戦いだったそうです)
それまでは今の御殿場線が東海道線で大きく回り道をしていました。
丹那トンネルが開通するまでは、当時の超特急燕は御殿場線経由でしたが、山岳路線は列車を後押しする補機(補助の蒸気機関車を列車最後尾に連結します)をつけるのですが、時間節約で、山岳路線の頂上を越えたら、走行中に補機を切り離す、荒業の運転をしていました。それも丹那トンネルが開通すると終わりを告げました。そんな東海道線の歴史の場所を体験したく在来線で帰りました。ちなみに函南から山の中に入った村落で、昔 黒澤明氏の「7人の侍」が撮影されたと聞いています









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熱海で静岡からの列車から、高崎行の湘南高崎ラインに乗り換えます。熱海からは温泉帰りのインバウンドがたくさん乗って来ます。列車は熱海を出ると相模湾越しに走ります。途中 根府川鉄橋を通過。昔のブルートレインの撮影の名所です。高校生の時、始発電車でここまで来てブルートレインを撮影してましたが、いまは鉄橋にフェンスができて撮影は出来そうもありません。1970年代 鉄道が一番輝いていた時代の話です





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小田原からは小田急ロマンスカー。でもよく考えると不思議な名称です。なんでロマンスなんでしょう?乗るとロマンスが芽生えるのか?箱根に行くとロマンスが待っているのか?妄想が膨らみます。途中の海老名の駅にロマンスカー博物館があるもの見つけました。今度来てみたいです

それにしてもロマンスカーインバウンドだらけです。そして数の増加は質の低下。僕が小田原から乗ると、イタリア人らしいおばさんが席を占拠。ここぼくの席なんでどいてくれませんかと言うと、しぶしぶ移動。何も挨拶がない。「挨拶忘れていませんか」とつぶやくと、睨むだけなので”Bitch”というとさらに睨まれました www
実はこのおばさん(70歳ぐらい?)はグループ旅行で、他のおばさんたちも勝手に他人の席に座り、その都度 どいてくれませんかの物議を車内で起こしていました

今回は新幹線 東海道線鈍行 ロマンスカーと乗り継ぎ楽しい小旅行でした。心残りは東海道線のグリーン車の2階席に乗らなかったことです





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-07-04 23:20 | | Comments(0)
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