Nikon Zf ディープトーンモノクローム

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Nikon Zf+Nikkor-Z24mm1.8











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Nikon Zf+Nikkor-Z40mmF2.8







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Nikon Zf+Nikkor-Z40mmF2.8


 今回10日ほどカメラをお借りして撮影して、ディープトーンモノクロームで気が付いたことがある。フィルム時代にRフィルターを装着して撮影すると、かなりコントラストが上がり、青空が黒く落ちた。だがデジタルになり、どのメーカーもフィルム時代に比べてコントラストが弱いみたいで、空が黒く落ちてくれなかった

だが今回のZfはRフィルター設定にすると、フィルムのRフィルター装着と同じくらい落ちてくれた。ある意味すごく感動した

これは冬の雪のシーンでのとても大切な機能となることを岩からお伝えしておきたい。Nikon Zf、モノクロ写真を楽しむためにあるカメラと言っても過言ではない。エクステリアのNikon FM2的なルックスに期待するよりも、僕はこのモノクロの表現性とモノクロを優先として楽しむために設定された、モノクロダイヤルがこのカメラの神髄だと思う。あえて厳しい言い方をするのであれば、フィルム時代のカメラの外観にするのであれば、やはりにNikon Fにしてほしい。そして思い切ってFUJIFILM X-Pro3みたいに背面液晶は普段隠すぐらいの遊び心に徹してほしい


最後にもう一度確認のために言わせていただくと、モノクロームの表現に、今あるモノクロを得意とするカメラ喉の表現が一番かということはできない。
正解があるとすれば、どのカメラの諧調表現が、自分が好みとするモノクロームの世界に、いちばん近いかということで、判断してほしい。
モノクロームはすべて虚構の世界。恐慌の世界を構築するのは自分自身の心の中の世界だからだ



余談

この建物、実は太平洋戦争後の、進駐軍 (つまり米軍)のキャンプ王子跡地。もともとは補給基地や野戦病院だった。通っていた、幼稚園がここの隣にあり、ある時入り口の兵隊さんを見ていたら、チョコレートをもらったことがある。
ベトナム戦争時代、毎日ここに着陸するヘリコプターの音がすごかった。そしてベトナム戦争反対の学生や左翼系デモ隊が毎日のように押し寄せていた。そんあこと思いながら、昨日も撮影していると、散歩していたおばあちゃんから「あなたここが、昔野戦病院だったの知っていた?」と聞かれ「ハイ」と答えると「ここは幽霊出るの知っている?たくさんの兵隊さんがここで亡くなったり、死体になってベトナムから搬送されてきたの。だからここの地下室は幽霊が出るのよ」と言って立ち去って行った



相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-06-09 22:14 | カメラ | Comments(0)
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