昨日 マイケルケンナ氏の写真展 JAPANを拝見した。相変わらずブレない視点と表現方法。
多くの写真家がSNS受けを狙った作風、あるいは過剰なデジタル処理をする中で自分の世界をしっかり持たれている脱帽である
そして日本人よりも、日本を見る視点を持たれている。
ただもしかしたらケンナ氏がイギリス出身という島国でかつ、湿度感ある風景の環境で生まれ育ったことも大きな原因かもしれない。同じ英国出身の写真家で日本の田んぼを一躍世界で有名にした、ジョニーハイマス氏もイギリスご出身。生まれ育った環境は作品に大きく影響すると思う。だからからっとした、光と色が強烈なオーストラリア人が日本を撮ったら、まるで異なる印象になるだろう。
そしてケンナ氏は魂と触れあえる宗教的な場所に惹かれるみたいだ。日本の神社仏閣 フランスのモンサンミッシェル、そして宗教ではないがポーランドのアウシュビゥッツ。
作品を見ていると日本が好きで日本を楽しんでいることが良くわかる。そしてカラオケが好きというのも今回の展示でよくわかった 笑
彼の作品との向き合い方、自分がオーストラリアを撮る向き合い方にとても勉強になり励みになる。
展示は5月5日まで代官山ヒルサイドテラス。お見逃しなく
最初に買ったマイケルケンナ氏の写真集はイギリスの火力発電所を撮影したRATCLIFE POWER STATION
もう15年以上前にシドニーの本屋さんで購入した。目からうろこの写真集であった
でもこの作品を撮ったころから今日まで彼の視点はブレていない。どの作品を見ても"マイケルケンナ”と一目でわかる。大切なこと
綺麗なだけの写真 SNSで受ける写真を撮られる方、ぜひこの写真展を見て熟考していただきたい
FUJIFILM X-Pro2+FUJINON XF35mm
マイケルケンナ氏を拝見した後は、奥様とナカメのハワイアンカフェでパンケーキランチ。
なんか観光客気分でした。ナカメのハワイアンカフェでランチなんて10数年ぶり。
そういえば昔 取材に来た目黒川沿いのハワイアンカフェが見つからず、少し残念。巨大なJBLのスピーカーがあり雰囲気が良かったのですが・・・・
ご存じの方いたら教えてください
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