森の王 FUJIFILM X Series facebookより転載




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【和の「写心」By Masaaki Aihara】
「森の王」北海道・阿寒湖付近
FUJIFILM X-T4 + XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR



いま(3月13―15日)北海道の阿寒湖に来ている。
今回の旅は撮影がメインではなく日本国際観光映像祭の審査員兼プレゼンターとして来ている。
世界中の観光映像を一堂に集めた映像の祭典。そして参加者並びに審査員も世界中から来ている。
僕は写真家の視点から見て映像審査をさせていただいている。



昨日はそのオープニングセレモニーがあった。ぼくは当然ながら、愛機X-T4にXF16-80mmF4 R OIS WRを装着してセレモニーに参加。
すると多くの参加している映像作家や映像プロデューサーなどから、「君はいつもFUJIFILM Xシリーズ使っているの?僕も使っているよ」「普段、仕事の撮影はGFXだけど、プライベートはXシリーズを使っているよ」と多くの方に声をかけられた。
当然ながら「どうしてXシリーズあるいはGFXを使うか?」という話題になる。答えはみなさん同じ。「色がいいからね、後処理しなくて撮って出しで十分いけるよ」
そしてプロの動画作家らしい意見として「エテルナモードがすばらしいね。動画も静止画も同じ世界観で撮れて素晴らしいよ」「エテルナとクラシッククロームの2つのフィルムシミュレーションを使い分けている」という意見も多かった。
さらには「動画ではモノクロは使っていないけど、普段はACROSで撮影している。中間調が柔らかくて、デジタル臭くなくていいよね」とかなりこだわったコメントもいただいた。




観光映像祭のオープニングレセプションで思わぬXの話題となり、Xシリーズ談話が続いた。そして多くの人から「今度のX100VIはどうなの?」と新機種に対する関心の高さもわかった。
観光映像は地方自治体、国あるいは観光業者がクライアント。その映像を見た人たちが、訪れてみたくなる、心にその地名が刻まれるキラー映像が必要となる。
だから映像作家やカメラマンたちは色





の構成にかなり厳しい。そんな彼ら彼女らの多くに、「FUJIFILMのカメラは色が最高」というイメージが定着している。そしてプライベートでも使う人が多い。
その中で海外からの映像祭の参加の方と一緒に、地元の方に阿寒町が誇る森に案内していただいた。
1日10人までしか入れないプライベートエリアの森で、アイヌの人たちが大切にしてきた森だ。
車で奥まで分け入り、最後はスキーシューで森の中を歩く。車で鍵がかかった林道のゲートを開けて、森の中に入る。これが日本か?と思うほど美しい原始の森が広がっていた。
そして森を進むと車が突然止まった。ドライバーが「鹿の大群」と静かにつぶやいた。車の正面に森を覆いつくすエゾシカの群れがいた。ここはアラスカ?シベリア?そんな光景だった。
車からそっと降りて、腹ばいに近い体制となりローアングルでカメラを構える。狙ったのは「私は森の神だ。お前は何者だ?」そんな威厳あるたたずまいの大きな雄鹿だった。
この角で突進された車もひとたまりもないなというぐらいの体重100kg overの大きな雄だった。
電子シャッターで無音を選択し撮影した。野生動物はシャッター音が嫌いで逃げてしまう個体もいるからだ。






撮影が終わり車に戻り、海外組の映像祭参加者に見せると口をそろえて「北海道のお土産にこの写真頂戴!」のリクエストの嵐だった。
そしてみんな「やっぱりFUJIFILMのカメラは森の緑がきれいだ」「鹿の毛並みの色が美しい」と大評判だった。何人かは日本でのお土産にXシリーズを買って帰りたいと言っていた。
2011年にX100が出て13年。今や世界の映像を作るプロの間では「FUJIFILMのカメラは色がよい」という意見はグローバルスタンダードであることを、今回のイベントで実感した。
あなたは今X&GFXを使っていますか?
使っていなければそれは、世界標準に乗り遅れている証だ。ぜひ世界が認めているFUJIFILMの色を使うべきだと僕はアドバイスする。




撮影協力
日本国際観光映像祭
Photography by Masaaki Aihara
















相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-03-21 07:01 | 日本風景 | Comments(0)
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