夕景孤高図

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】
「夕景孤高図」北海道・足寄町付近
FUJIFILM X-T4 + XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
風景の撮影で一番苦労する点は、撮影する場所と視点が相手次第。被写体に近づけない、あるいは逆に引きがとれない。
地理的要因で、自分の撮影ポジションが決められることが多い。だから風景の撮影でも妥協をしたくないので、持てるだけの機材をもって撮影に行く。
基本的に風景の撮影の中心はGFXシリーズ。それをサポートするのがXシリーズというシステムで運用している。1月の北海道ロケの機材を書き記すと下記のようになる。
GFXシリーズ:
GFX100S、GFX 50S、GF23mmF4 R LM WR、GF120mmF4 R LM OIS WR Macro、GF32-64mmF4 R LM WR、GF45-100mmF4 R LM OIS WR、GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR
GF1.4X TC WR(テレコンバーター)
Xシリーズ:
X-T4、X-H1、XF8mmF3.5 R WR、XF16mmF1.4 R WR、XF35mmF1.4 R、XF16-55mmF2.8 R LM WR、XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR、XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
このような布陣であるがXシリーズのレンズで常時使用するのはXF8mmとXF100-400mm。つまりGFXシリーズのレンズ域でカバーできない超広角と超望遠をXシリーズに割り当てることで、視点の死角を作らない。
1月の十勝。丘が連なり、十勝の山並みが見える景色を追いかけていた。撮影のメインはGFX100S + GF45-100mmだった。
連日の吹雪のホワイトアウトも収まり、夕方になると遠くの頂が見えてきた。
その時、連なる丘の上の何かが眼に留まった。1本の木。美しい曲線を描く丘のエッジが立つ木。通過する吹雪の雲がその背後で舞っている。
見た瞬間頭の中に絵コンテが出来上がった。それはGFレンズでの焦点距離外、XF100-400mmの出番。ファインダーで頭の中の絵コンテに沿ったフレーミングを決めるとほぼ400mm。
いかに自分のイメージ通りに丘の曲線を生かし、背景の雲と木の重なりをフレーミングするかが肝だ。雲が踊り、光が瞬時に変化していく。
1秒たりとも目が離せない。楽しく大変な、そして神経をすり減らす時間。
気がつくと、肩で息をしながら小一時間この木と向き合い撮影していた。フォトグラファーズハイだった。
こんな風に努力し苦労し撮影した風景の作品はプリントや、大きな画面でみてほしい。
今回のような小さなワンポイントがキーになる作品や、パノラマでの迫力のかつ、僕が好きな「間」をとるような構図の作品では通常のSNSでは限度がある。
さらに撮影の時のバックグラウンドストーリーを生で伝えることができれば、より作品の臨場感が湧いてくる。
だがそれ行うためには、毎月写真展を開催することになってしまう。それは事実上不可能。だけど今度それが可能になった。
しかも世界中どこからでも僕の写真展と作品の解説のギャラリートークに参加できるようになった。
その理由は富士フイルムがメタバース空間でギャラリー並びにイベントスペースを開設したからだ。その名は”House of Photography”その空間に入るとリアルな写真展体験ができる。
しかもかなり高品位画像で。SNSでは難しいパノラマ作品も堪能できる。おまけにアバターを使い双方向コミュニケーションがリアルに行える。
今このHouse of Photographyの会場でのオープニング個展では、僕も2点の作品を展示させていただいている。
1点はタスマニアの初夏の朝の風景。もう1点は西オーストラリア州の広大な砂漠のパノラマ作品。
ぜひ登録し参加していただき、新世代の映像体験を味わってほしい。
3月20日にはオーストラリアの色と光をテーマにした、僕にとっては初めてのバーチャル空間のギャラリートークショーを行う予定。
少し実物よりスリムな僕のアバターが登場する予定(笑)。皆様のご参加お待ちします。(参加費無料)
詳しいことは下記のリンクよりご覧いただきたい。
リアルに写真展に行きたいけど、会場まで遠い、時間がない。そんなお客様の不満な声にもお答えできる。
SNSでは表現しきれないバーチャル体験世界。GFX&Xシリーズの機材をフルに活用した、相原正明の世界観と、撮影コンセプトやバックストーリーをリアルにお伝えできるHouse of Photographyに来てほしい!
写真は見る時代から参加する時代に!!
Photography by Masaaki Aihara



相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-03-07 07:55 | 日本風景 | Comments(0)
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