CP+2024 写真文化


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写真カメラ業界の最大のお祭りCP+2024も無事に大盛況で終わりホッとしています。コロナが5類になりお客様もコロナ禍前にほぼ戻った感じです。そしてイベントも生でのステージに加え各大手メーカーさんはオンライン配信も充実し、会場にお越しになれないお客様もだいぶ楽しめたみたいです。

CP+前の日本カメラショー時代から見ていると、機材に進化革命も少しひと段落して熟成の時代になった感があります。一時、ミラーレスでSONY独走になるのかと思いきや、老舗のNikon CANONが追い上げて、さらにFUJIFILM Panasonic OLMPUSが得意の撮影カテゴリーで充実してきています。さらにSIGMA&TAMRONといったサードパーティーと呼ばれていたメーカーさんがもはやサードではなくメインメーカーと地位を確立しています。そんな中で老舗のPENTAX/RICHOさんのブースがなかったのがとても悲しく残念でした。いろいろ事情があるとおもいますが、2025CP+には戻ってきてほしいです


今回のCP+各位メーカーを見て、存在感とカメラを機材を取り巻く文化というものをアピールした2社が個人的に光っていました。1社は SIGMAさん。SIGMA本社にある2000冊 3000冊ともいわれる蔵書の写真集を会場で展示して閲覧自由でした。僕の好きなベッヒャー夫妻の写真集や名作"CAPE LIGHT"もありすごくうれしく、1日ここにいたくなりました。そのことを会場でSIGMAさんのレンズ企画設計の重鎮 大曾根さんにお聞きすると「写真を撮った後、写真を取り巻く世界全体を訴求するのも大事な役目」と説明していただきました。まさにその通りだと思いました。どんなカメラ&レンズ機材も、それを手に入れる使うことがゴールではなく、自分の内面世界を機材を使いどのように表現するかの通過点に他ならないからです

プロダクトのみならず、カタログ 、広告 本社の建築デザインにもしっかりしたアイデンティティをもった
SIGMAさんらしい姿勢だと感じました。

















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会場でSIGMAの山木社長と














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会場でいろいろご説明いただいたSIGMAの大曾根さんと





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そしてもう1つ注目したのが富士フイルムさんのメタバース空間FUJIFILM House of Photography
新たな写真文化の楽しみ方の方法の展示だった

メタバース空間での写真展 ギャラリートーク そして参加者同士のコミュニケーション さらに機材のサービス業務を展開する。ギャラリーはかなりリアルで実際に肉眼で見ているみたいな気がするほどだ。しかもメタバース用のゴーグル等の着用なしで見ることができる

フィルム時代から撮った後の、どうするか?を追求してきた富士フイルムならではの展開だと思う

AF性能 画素 ISO そして動画性能などのスペック展開にそろそろ頂点が見えてきた昨今。撮った後の世界 なんのために表現するのか?そこを問われるフェーズになってきたと痛感した

撮影すべてFUJIFILM X-T4+SIGMA10-18mm




相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-02-28 08:01 | イベント | Comments(0)
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