プレゼンテーション


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FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF45-100mm

Tasmania,Cradle Valley

Special Thank,s Tourism Tasmania, QANTAS

写真家の仕事で大切なことは、もちろん写真を撮り作品を作る事。だがそれと同時に大切なのが営業をしてまわる事。事務所にいてもだれも仕事はどうですかと聞いてこない(巨匠になれば聞いてくるのだけど 笑) あるいは新しい企画提案を売り込むためにも営業をしてまわる事。


だがここで1つ大切なことがある。

プレゼンテーションだ。日本の写真学校や美大系ではほとんどこのプレゼンを教えることがない。海外ではこのプレゼンとプレゼンのために必要なコンセプト作りに多くの時間を割く。僕は幸か不幸か、このプレゼンとそのためのコンセプトを8年弱の広告代理店生活の中で実地で学ばせていただいた


いろいろなプレゼンをしたり聞いた結果、成功するプレゼンはシンプルでわかりやすい。それこそ子供が聞いてもわかる事。よく写真のプレゼンで「光と時空の関係がナンチャラカンチャラ」とか「自分の内面世界のありかたがナンチャラカンチャラ」とわかりにくいものが多い。それとカタカナエイゴ連発。このような場合は、ほぼ本人のマスターベーション。



今まで聞いたプレゼンでいちばん唸らされたのが、浦安ディズニーランド界隈の総合開発の広告代理店10社ぐらいのコンペでの優勝した代理店のプレゼン。
9社は分厚い企画書を提出。コンセプトも難しい文言。コンペ勝ち取った広告代理店は企画書がA41枚「千葉県をアメリカの51番目の州にします。理由はディズニーランドはマイアミにあるので、千葉もアメリカにしてマイアミにちなんで地名を舞浜」 この企画書がわかりやすく度肝の抜いてコンペ勝ちました


プレゼンはクライアントやお客様の心をつかむことが最優先。ちなみに僕が最初にオーストラリアで行った写真展開催のためのプレゼンのキーワードは「地球のポートレート」でした。これからCP+のシーズン 各メーカーで登壇する写真家さんたち 今頃頭が痛いと思います。僕ですか?もうコンセプトで来てます ww





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2024-01-13 08:04 | 写真アート | Comments(0)
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