富士残照遠望図





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FUJIFILM GFX100s+FUJINON GF45-100mm  24:64


ラージフォーマットGFX100Sを導入して一番の恩恵が、パノラマモードで縦位置での撮影。この独特の比率はフィルム時代FUJIFILM TX1で始めた

海外での写真展 自分しか撮れない世界観は何か?そう考えたとき、パノラマでの縦構図。いわゆる掛け軸風の画だ。「間」という欧米人ではない感覚で、和のテイストでの作画。西洋の視点はキャンバスを素材と色で埋めていく。日本はいかに素材と色を抜き「間」という空間を撮るかで勝負した。これが2008年フォトキナやオーストラリアでの個展では大成功だった。ただパノラマはフィルム時代、撮影効率が悪く大変であったが、デジタル化 ラージフォーマット化でその問題も解決と、数多くのレンズでパノラマ縦構図が撮れるので(TX1はレンズが3本だった)、画角的な妥協がなくなり思う存分とれるようになった

技術の革新は、新しい視点と妥協しない視点を創り上げてくれる。カメラはあくまでとるための通過点であることも教えてくれる





相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください





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by masabike | 2023-12-11 06:09 | 日本風景 | Comments(0)
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