シン・トウキョウ ランドスケープ

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FUJIFILM XS-20+FUJINON XF16-80mm

東京にいる人ならこの数年感じたことがあると思う。午後になると飛行機がビルの真上、低い高度を通過して驚かされることを。羽田の飛行ルートがオリンピックで変わり、都内でビルと飛行機の交差する新しい光景が見れるようになった

ダーウィンの進化論、それに例えるならば風景写真進化論もあるはず。新しい環境に適応して、新しい環境で作品を創り上げていく。花鳥風月&絶景も1つの方法ではあるが、新しいことに目を向ける、あるいは法則を破ることも大切。特に風家写真と呼ばれる世界では、若年層の作家あるいはフォトグラファーが少ない。もしくはいるのかもしれないが、なかなか陽の目を見ない。もしかしたら旧態依然とした花鳥風月と絶景に嫌気がさして、名乗り出ないのかもしれない

今回の作品をビルと飛行機、自分はネイチャーフォトグラファーだからこんなシーンはとらないと思う方。発想を変えて、ビルではなく谷や渓谷で、飛行機ではなく、金属の鳥だと思えば、楽しくなりランドスケープとして受け入れられるのでは? コンテストには入賞しないよ!そう思う方、コンテストのために撮るのですか?と聞きたい
自分の好奇心のために撮らないのですかと。

友人のオーストラリア人の建築家は「東京は世界でもっとも不思議で面白く、そして常に進化変化している」と言っていた。江戸時代の過去の建築と、超モダンが同居している。西洋と東洋そして日本の混在。鉄とコンクリートと木の文化の建築の混在。彼から、この面白い東京ランドスケープをどうして撮らないのかと1990年代後半に良く問いかけられた。もしかしたら今がその時かもしれない


今回、都内歩きにはじめてFUJIFILM XS20+FUJINON XF16-80mmを使った。都内を歩き、自由な視点でアクティブに撮るには充分。カメラマニアの人は、あの機能この機能 収差が云々などある。だが撮る楽しさ、絵造りにはこれで充分。しばらくこの組み合わせでTOKYOを撮ってみたい

相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください







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by masabike | 2023-09-11 21:56 | Tokyo City | Comments(0)
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