盛夏 瀬戸内海


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瀬戸内海 香川県
FUJIFILM X-T4+FUJINON XF100-400mm

今年の夏は久しぶりに瀬戸内海を満喫した。子供のころ お盆に徳島に父と行くとき、東京駅から夜行列車の瀬戸に乗る。岡山あたりで朝になる。岡山駅では当時 ホームに白桃売りの売り子さんが並んでいて、それを買い朝ご飯で列車の中で食べる。食べ終わるころに丁度、宇野に到着。当時は瀬戸大橋がまだなく、宇高連絡船で高松にわたる。およそ1時間の船旅。瀬戸内の島を眺めながら甲板で連絡船うどんを父とよく食べた。そして高松から高徳線、徳島から徳島本線で石井の到着。ほぼ20時間近い旅だった。
瀬戸大橋ができたとき、父が車で実家まで行ってみたいというので、家から車で徳島に向かった。夏の夕暮れ 瀬戸大橋を渡り高松に。徳島に着いた時は日も暮れて夜だった。昔から父は「いつか橋ができるから、そうしたら徳島まで車で帰りたい」そう口癖のように言っていた。そして瀬戸大橋開通した後1988年9月頭に橋を渡った。それが父と最後の旅であった。その3ヶ月後クモ膜下出血で天国に行く橋を父はわたってしまった
瀬戸内の夕景を見るたびに、あの日橋を渡るときの父の顔が思い出される


四国 とても近くなった。もっと頻繁に行かないと



相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください







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by masabike | 2023-09-09 17:37 | Comments(0)
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