フイルム賛歌 ゼンザブロニカSQで撮影



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FUJIFILM X-T4+FUJINON XF16-55mm
























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四国のロケではモノクロのフィルムでも撮影しました
フィルムはFUJIFILM ACROSⅡ 120サイズです。従来のCROSよりやや硬めの表現ですが、個人的にはⅡの方が好きです。ポートレートとか撮る方には従来品の方が評判が良かったみたいですが・・・ 風景 建築 ストリートフォトには良いと感じます
 カメラはゼンザブロニカSQ レンズはゼンザノン80mmF2.8 スクエアフォーマットの6×6のカメラです。120サイズで12枚撮影できます
このカメラ 家内の父の形見分けでいただきました。完全に新品で元箱に入っていました。とても調子が良いです。普段フィルムでの中判の撮影はペンタックス67もしくは645なのですが、今回は家内の父の故郷 四国を撮るのでゼンザブロニカにしました。

シャッター絵起きるとミラーショックが大きいと言われるカメラですが、PENTAX67に比べたらたいしたことはないです。あと露出計が内臓ではないので、別に露出計が必要ですが、以前はミノルタフラッシュメーターを使用していましたが、今はスマホの露出計アプリを使用しています。理由は反射光も図れるので風景では好都合な場合が多いです。ただミノルタの露出計も持って行きます。入射光の時は心強いので。ただフィルムで撮るとき露出で注意したいのが、相反則不軌。簡単に言うと露光時間が長くなると露出不足になるので、長秒露光時はそれを考慮してシャッタースピードを決めないと撮れないこと。デジタル世代にはわからないだろうな 笑

フィルムはバーマセルテープでとめて5本1パックにします。そうすると無くさないのと、番記をすると撮影順もわかります。そして現像の増感等があるときはこの箱に記入します。広告系のスタジオでは皆さんそうしていました。風景とかの人では見たことないですが 笑

因みに、普段デジタルでカラーではほとんどフィルターは使いませんが、モノクロフィルムは撮影時にコントラストを調整する4つのカラーフィルターが必要となります。黄色、オレンジ、赤、グリーンです。詳しいことはネットで検索してください。なので撮影後はフィルターの清掃も大事です。ちなみにフィルターはすべてMARUMIさんです
















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昨日は朝一で写真弘社さんに現像を出しました。モノクロの現像とプリントなら迷わず写真弘社です。詳しくはリンクをご覧ください。ワークショップもしています。
そこで現像を出した場合の個人的なルーティーンがあります。以前 フィルムが主流の時は朝一のフライトで成田に到着するとそのまま写真弘社さんへ直行。そして現像を出した後に近くの神田駅前の「亀屋」さんで天玉そばを食べるのがお約束でした。出汁が効いてとても美味しいです。

そして広告系の撮影では、フィルムメインの時代はラボはほぼ24時間操業。夕方か夜に撮影を終えて、京橋の堀内カラーにフィルムを入れた後は、銀座の三州屋で夕飯と1杯飲んでいました。2時間後に現像が上がるとそれをチェックして帰りました。もっと遅い時間だと夜間ポストというのがあり、深夜の現像受付です。この場合も間に合えば三州屋さん夜中だと京橋の吉野家でご飯を食べていました。時には京橋の銭湯に入って帰りました
優雅なのんびりした時代です。クライアントにも土日はラボが休みなので、現像をお見せ出来ないので打ち合わせできませんと言えました。デジタル⁺webミーティングの無い古き良き時代 写真家が写真家として生活できた時代のお話です。いまや多くの写真家がデジタルオペレーター そしてインスタ系やら何やら写真家もどきが増えた悲しい時代です


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください







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by masabike | 2023-08-24 08:33 | カメラ | Comments(0)
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