



今回の四国ロケの途中で絶対見たい写真展がありました。写真家 野町和嘉さん写真展 「地平線の彼方から」です。野町さんの50年近い撮影の全仕事展です。世界の辺境に生きる人々 祈りをささげる人々が撮られています。そしてメッカもバチカンも撮られています。さらには世界遺産も。
どんな写真展かという事は言葉では言い尽くせないほど素晴らしいです。
全作品が野町さんのエネルギーと執念と人間愛にあふれています。見るときはかなりエネルギーを蓄えていってください。全作品を拝見するのに2時間はかかります。そして見終わったらへとへとになります。それだけ作品から出るエネルギーが強いので、とても良い意味で疲れます。
昨今 、軽い写真展 写真展とは名ばかりの展示会みたいなものが多いですが、まさにこの写真展 写真を撮る 哲学を持って撮る そして写真展とはどうあるかを教示してくれる写真展です。四国まで見に行く価値は絶対にあります。そして四国に住んでいる写真が好きな方は見るべき写真展です
僕が野町さんの写真展を最初に拝見したのは、大学生の時でした。サハラの写真展だったと思います。度肝を抜かれました。あとにも先にもあれほど素晴らしく、生々しいサハラの写真展はほかにはありませんでした。そしてアフリカ&中東をテーマとした作品と写真展は毎回勉強の連続でした。そしていつしか、もし自分が写真家になるとしたら野町さんのように1つのテーマとかエリアを決めてじっくり時間をかけてコツコツと撮って行こうと決まました。いわば僕が写真家となるときの目標であり、道しるべでもあり、心の師匠と勝手に決めさせていただいた写真家の方です。そして今でも日本の最高の写真家と信じております。
1999年観光でイタリアに行ったとき、バチカンの広場でローマ法王を撮影している野町さんを間近で拝見しました。個人的にはローマ法王より野町さんの方がオーラが強かったです。その光景は今でも心に焼き付いています。
高知県美は建物も素晴らしく、また同じく高知県の写真家石元泰伯さんの展覧会も記載中です
是非たっぷり時間と体力を持って見に行ってください
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