色を狙いすぎると・・・・カラーとモノクロ

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FUJIFILM GFX100S+FUJINON GF100-200mm+GF1.4テレコン

オーストラリア タスマニア州レークペダー

 オーストラリアは色彩の大陸。35年近く その色を追い求めてきた。だがこの数年少し疑問というか、❓を感じることがある。それは写真をやっている人なら覚えがあるはずだ。朝焼けや夕焼けを狙い待っていても、「とうとう今日は焼けなかった、だから1枚もシャッターを押せなかった」あるいは撮ったけど、満足がいかなかった。僕もその経験がある。ついつい朝焼け夕焼けの焼けるのを狙い撃ちし、駄目な日も多く、とぼとぼとキャンプに戻る日が多かった。だがタスマニアを撮るようになり、雨と曇りの多いタスマニア、焼けを待っていては絵にならない。そしてそれはかなり奇遇なチャンスだ。

ただここで考えてほしい、インスタバエする様な焼ける写真、カレンダーにあるような真っ赤な富士山。それを狙いすぎて大切な光と影を見逃していないだろうか?そして物のフォルムの美しさ。写真はもともと瞬間の芸術とも言われている。だから光と影の最高の瞬間を狙うのが写真。でもそれに色が入ると、もしかしたら要素が過剰すぎるのかもしれない。しかも二度と撮れない瞬間が多い風景写真。今一度 夕焼け朝焼けの、焼けを忘れて、良い光と影を狙うモノクロームの世界いかがだろうか?

朝焼け夕焼けなど焼けや、映える写真はすぐ飽きる。飽きないのは奥深いモノクロームの世界だと思う

近々 みなさまに新たなるモノクロームでの風景の世界をお見せすることになるかもしれない

お楽しみに


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください







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by masabike | 2023-08-23 16:56 | タスマニア | Comments(0)
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