今回の大阪への旅の目的の1つは、我が家の唯一舶来カメラ HASSELBRAD 503CXのメンテナンスのために、カメラを買わせていただいた大阪駅前のマツモトカメラさんに伺うことでした。カメラを買ったのは2004年に富士フォトサロン大阪でタスマニアの個展をしたときでした。
ちょうどそのころ、オーストラリアでお会いした王立美術館のキュレーターさんから、ハッセルやローライみたいな上からのぞくカメラでスクエアで、モノクロ人物写真を撮ると作品の広がりと勉強になるのではと言われて気になって時でした
友人の写真家 平野氏の紹介で何度かマツモトカメラさんに伺っていたら、気がついたら帰り道、手にハッセルを持っていました。マツモトカメラさん まさに生粋の浪速商人です 笑 「これどうですか?買いませんか?」と言わずして商品を買う気にさせてしまう商いさすがです。でもお店に通っていてよく見ていると、カメラを買われたお客様のメンテナンスをかなりかなりしっかり自らされていること。メンテナンスの勉強や経験も一生懸命されていること。そしてカメラ以外の写真のアドバイスもたくさんお客様にされていること。ここで買ったら安心という気持ちを植え付けてくれます。今回も大阪滞在中にいろいろメンテをして頂き本当にここで買ってよかったなと思います。そしてオーナー兼 社長の松本さんがたった一人でやられています
ハッセルをメンテしていただき、とても良い気持ちで予約した大阪の老舗看板ホテルRホテルに行きました。ロビーに入ると大勢の人垣。なにかイベントかなと思いつつ、ホテルの人にチェックインをしたいのですがと聞いて驚いた。なんとこの人垣はチェックインをする人の大行列。
結局 1時間10分並びました。しかも立ちっぱなしで。その間ホテルの人のなにか案内とか、対応策はないかったです。ネットで調べると最長2時間待ちだったそうです
部屋に入り家内も僕も疲れてノックダウン状態で30分ほど横になりました
おかげでクライアントさんにお呼ばれした、宴席に30分以上遅刻の大失態
以前ある有名ホテルのマネージャーさんから「ホテルの最大の使命はお客様に休息と良い睡眠を提供すること」 もう完全に今回のホテルは失格です。しかもシーツには大きなシミがありました。奇麗にクリーニングはされているのですが、落ちないシミみたいです。コスト優先なのでしょう
そういえば、ホテルの車寄せ等に誰もホテルのスタッフさんはいませんでした。チェックインの長蛇の列 車寄せに不在 シーツの汚れ これではもっとも大切なファーストコンタクトはアウトです。たぶん2度と予約しないと思います
マツモトカメラさんで感じるプロフェッショナルな仕事のすばらしさと、ホテルで味わったプロフェッショナルが欠落し、コストと効率最優先。心がこもっているかいないかで、小さなお店でもブランド力を感じますし、大きなホテルでもブランドの崩壊を感じました
大阪でとてもためになるお勉強させていただきました
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