FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF100-200mmm キャンプ地 レイクサイドキャラバンパークは湖に面しているので、撮影現場まで徒歩30歩 非常にイージーなキャンプ地。 Campsite Lakeside Caravan Park is on the lake, 30 walk to the filming site. Very easy campsite. 朝ご飯はスープにバナナ。それになんとキャンプ場内にカフェもあるので、そこでコーヒーを買いました。たぶんしばらく娑婆でのコーヒーは飲めなくなるので。 9時前に出発。街で車の燃料を満タンに。途中もう1ヶ所 ガソリンスタンド(オーストラリア流だとぺトロールステーション)があるのですが、奥地なのでものすごく高いので。再びビクトリアハイウエイからグレートノーザンハイウエイを西に向かいます。そしてバングルバングに入り前に最後のガソリンスタンド Warmunで給油口からこぼれるまで満タンにします。これから5日間 奥地で無給油で走るので、しっかり航続距離1200km無給油を確保します。ちなみにランクルプラド 150Lの燃料タンクでアベレージ8.5km/Lです Breakfast was soup and bananas. There is also a café in the campsite, so I bought coffee there. I will probably not be able to drink coffee in this world for a while. We left before 9am. Filled up the car in town. There is another petrol station on the way, but it is very expensive because of the remote location. From the Victoria Highway again, head west on the Great Northern Highway. We fill up at Warmun, the last petrol station before entering Banglebung, until the petrol spills out of the tank. We will be driving without refuelling in the backcountry for the next five days, so we will ensure that we have 1200km of range without refuelling. Incidentally, Lancre Prado, with a 150L fuel tank, averages 8.5km/L. Warmunから50キロほど西に行くとバングルバングルの入り口。ドライブは注意とオンラインでキャンプ場を予約していないと泊まるところがないよというお知らせ。でも今やなんでもかんでもオンライン予約。昔みたいに気の向くまま、風の向くままの旅が、こんな辺境地でも難しいです。寂しく悲しいことです Entrance to Bungle Bungle, 50 km west of Warmun. The drive is a warning and a notice that there is nowhere to stay if you haven't booked a campsite online. But nowadays, everything is booked online. It's difficult to travel as you please and as the wind blows, like in the old days, even in such a remote area. It's a sad and lonely thing. グレートノーザンハイウエイ入り口から公園のエントリーをするレインジャーステーションまでは約50km強。超極悪路 あと川渡が2~3ヶ所あります。おおむね2時間半ぐらいかかります。今回この極悪路を超えるためと1200kmの無給油のドライビングレンジを確保するためにランクルプラドを借りました。ハイラックスでは駄目です。まして見てくれだけの、BMWやメルセデスの4WDでは無理です。そしてランドクルーザーのすごいところはスペックだけではなく、そのロジスティックスです。壊れた場合でもかなり辺境地でもパーツが手に入る、あるいはエアーサービスで短時間で届くことです 極悪路をいかに走るか、ドキドキです。でも走り出してしばらくして気が付いたのですが、2019年に比べて道が良くなっていて、人の頭ぐらいの石が以前はゴロゴロしていたのに、さほどガレバもなくなっています。アベレージスピードも50kmぐらいです From the Great Northern Highway entrance to the Rainier Station where the park entry is made is just over 50km. Very rough road There are also two or three river crossings. It takes about two and a half hours. We rented a Lancre Prado this time to get over this extremely bad road and to have a driving range of 1200 km without refuelling. A Hilux will not do. Nor can a BMW or Mercedes 4WD, which only looks good. And the great thing about the Land Cruiser is not just its specs, but its logistics. Even if it breaks down, parts are available even in the most remote areas, or can be delivered in a short time by air service! I'm very nervous about how I'm going to drive on extremely bad roads. But after a while of driving, I noticed that the roads are better than in 2019, and there are not so many gullies anymore, whereas there used to be stones as big as a person's head strewn around. And the average speed is about 50 km/h. 途中の川渡も、無事にこなして約1時間半でレインジャーステーションまで到着。意外と楽勝。1994年にはじめてここに来たときはジムニーで川では車内まで水が入るなど大騒ぎでした。昔懐かしい話になりました。レインジャーステーションまでで公園のエントリー登録とキャンプ場の宿泊確認します。世界遺産なのでいろいろと厳しいです The river crossing on the way to the station took about one and a half hours to reach the raingear station, having done so without incident. Surprisingly, it was a piece of cake: when we first came here in 1994, we had a big row in the river with the Jimny, with water even getting inside the car. It was a good old-fashioned story. Up to the Ranger Station, you register for the park entry and confirm accommodation at the campsite. It's a World Heritage Site, so things are a lot tougher. 今回はレインジャーステーションから15kmぐらい離れたWalardiキャンプ場。トイレと水場(飲めません)があるだけですが、水があるのはとても生活で助かります。 キャンプサイトは個人とグループツアーと別れています。あと基本 発電機の使用とかは禁止です。でも今回驚いたのが携帯電話がつながることです。理由は近くに高級グランピングキャンプサイトができたので、電波が届きます。なので奥様に毎日生存確認のお電話ができました 到着後すぐにテント設営と簡単なお昼ごはん。冷たいコーラが最高のご馳走です そのあとはすぐに撮影です This time it is Walardi campsite, about 15 km from the Rainier Station. There are only toilets and a water point (not drinkable), but it is very helpful in life to have water. Campsites are separated into individual and group tours. Also, basically, the use of generators is not allowed. But what surprised me this time was the mobile phone connection. The reason is that a luxury glamping camp site was built nearby, so there is a signal. So I was able to call my wife every day to check if she was still alive! After arriving, we immediately set up the tent and had a quick lunch. A cold Coke is the best treat! After that, it's immediately on to filming! バングルバングルのゴージの手前まで車で行けます。そのあとは撮影御ポイントまで小1時間 カチカチに焼けたフライパンのような岩場を歩きます。水を2L近く持ち歩き、水が半分になったら必ず車に戻るようにします でも4年ぶりに我が家に帰った気がします。乾いた草の甘い香り、ゴージに響くマグパイの鳴き声。真っ赤な岩と成層圏のような空。帰ってきた!と言いたいです 今回これでバングルバングルに来るのは7回目です オージーでも7回バングルバングルはいないと思います www You can drive to the front of the Bungle Bungle Gorge. After that, it's a short hour's walk to the photo point, over rocky terrain that resembles a burnt frying pan. We carry almost 2 litres of water and make sure we return to the car when the water is half full! But for the first time in four years, I feel at home. The sweet smell of dry grass, the cry of magpies echoing through the gorges. The bright red rocks and the stratospheric sky. I'm home! I want to say. This is the seventh time I've been to Bungle Bungle, and I don't think there are seven Bungle Bungle's in the Aussie. www. 月明かりでの撮影後、キャンプに戻り夕ご飯。冷蔵庫のおかげでバングルバングルでステーキと冷たいビールとワインが味わえます 1994年に来たときは、ジムニーでしかも途中の極悪路でキャンプ用ストーブが壊れて調理ができず、5日間 毎日ぱさぱさのパンとビスケットと生暖かい水だけでした。その1994年の最後の夜に、ほかのキャンパーから冷たいビールのお裾分けをいただいた、あの味は一生忘れません。いまはそれを思うと天国です。一生懸命撮影しないと だんだん撮影は佳境になります After a moonlight shoot, we return to camp for dinner. Thanks to the fridge, we can enjoy steaks, cold beer and wine in the bungle bungle! When we came here in 1994, we couldn't cook because our camp stove was broken on the way to the camp in a Jimny and on a very bad road, so we had only crusty bread, biscuits and warm water every day for five days. I will never forget the taste of the cold beer we were offered by other campers on the last night of 1994. Now I'm in heaven when I think about it. We have to shoot hard. The filming gradually reaches its climax. 今回の旅の相棒 ランドクルーザー プラドRedSandsCamperのことはこのリンクをご覧ください 撮影協力 カンタス航空 西オーストラリア州政府観光局 Special Thanks by Qantas Airways and Tourism Western Australia 相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ ぜひお楽しみください 富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね
by masabike
| 2023-07-26 07:44
| 旅
|
Comments(0)
|
プロフィール
1958年東京都出身。日大法学部新聞学科卒。7年半のサラリーマン生活の後、パリダカールラリーを目指し、そのステップとしてオーストラリアへバイクでの砂漠縦断に行くが、そのままオーストラリアの虜になる。
現在はフリーカメラマンであり、フレンド・オブ・タスマニア(親善大使)としても活動中。 メールはこちらにお願いいたします。 masabikejp@yahoo.co.jp 写真のテクニカル的な質問には、クライアントさんとの関係もありお答えできない場合がございます。ご了承下さい。 ※ サイト内の写真の使用ならびに無断転用を禁じます。 Copyright©MASAAKI AIHARA ↑ブログランキング参加中。是非クリックして下さい。よろしくお願いします。 ◆相原正明オフィシャルHP New Photography coming Masaaki Aihara Official HP Masaaki Aihara Face book Face book 友達申請の時は必ずコメントお願いいたします。コメントがないと商人いたしまねます。 *相原正明作品収蔵のタスマニアクレイドルマウンテンThe Wilederness GalleryのHP http://wildernessgallery.cart.net.au/cat/2047951.html ◆相原の大型作品が 4点展示されています。 2007.4.27 OPEN モダンオーストラリアン レストラン「Salt」 http://www.pjgroup.jp/salt/ 新丸の内ビル6F (東京駅丸の内北口) ◆ご希望がありましたら、下記『ライフログ』より相原の作品をご購入いただけます。 タスマニアの四季を9万カットの中から厳選した写真集「静かな場所」と、13年間のオーストラリア撮影の総決算DVD写真集「虹大陸」がございます。 ライフログ
カテゴリ
全体 写真展 PENTAX K20D FUJI FILM S5 ワークショップ トークショー 写真集等出版物 イベント 旅 カメラ TOKYO下町 美味しい食べ物 2020 パリ Motor Bike Tokyo City アウトバック タスマニア 花 ドイツモノクロ オーストラリアイベント バックグラウンドストーリー マイガーデン メルボルン 写真アート 日本の風景モノクロ ナッチャンRera クイーンズランド FUJI FINEPIX S100FS ビクトリア州 日本植物 日本風景 広告仕事 ドイツの旅 ハンガリーの旅 大韓民国の旅 鉄道写真 西オーストラリア州 インダストリアルイメージ FIJI GF670 シドニー FUJIFILM S200 フィジー オランダ おのろけ X100 台湾 シベリア マンモス・ユカ 落語 2014ドイツ旅 Ice land 建築土木 ファミリーヒストリー 飛行機 ニュージーランド 2019 パリ ル・コルビュジエ ラッキー Katachi ヤマトタケル koji note From OITA レンズ メディア ジャーナリズム 報道 未分類 以前の記事
2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 お気に入りブログ
じぶん日記 sudigital af... 生きる歓び Plaisi... E-STYLE photo:mode ハッピー・トラベルデイズ from our Dia... オートバイとペンタ君 巣鴨長日~Sugamo ... えいじのフォト徒然日記 【自由ヶ丘】カメラ初心者... ... 必撮!勤め人 ukkeylog+ ぼん家の縁側 Magnum Yoda ... travelster 無言歌 ... We"ll Meet A... 心の窓 foto sérénade HEROのアナログな生活 *情熱大陸*ブラジルの写... 写真 from ehim... Photographer... Natural*tone 陽だまりDrops♪ タスマニアで生きる人たち 新丸ビルSALT&W.W... K2photo ワルテルとソーラと小説家 Sportsgraphi... YUTAKAの部屋 PHOTO SESSION +deja+ 春一番 友野正の写真ブログ SJ_SL GS LIFE 光る工場地帯-INDUS... SILVA&ME...s... ankou´s wor... In the town ... one's heart YUHIRO&M DES... りゅう太のあしあと 最新のコメント
最新のトラックバック
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||