晴れの時 

晴れの時 _f0050534_10181421.jpg















晴れの時 _f0050534_10182110.jpg

LUMIX S5Ⅱ+LUMIX20-60mm(上2枚)












晴れの時 _f0050534_10193290.jpg

































晴れの時 _f0050534_10193307.jpg





























晴れの時 _f0050534_10193427.jpg


































晴れの時 _f0050534_10193290.jpg
































晴れの時 _f0050534_10193799.jpg
FUJIFILM X-T2+FUJINON XF56mmF1.2


昨日は広告撮影で市谷四谷界隈でした。途中で迎賓館の前を通ると、一般公開していたので、せっかくなので見学しました。本館内部は撮影禁止ですが、お庭は撮影OKしかもカフェまで出ていました。入場料はお庭のみだと300円です。予約不要。実は一度ここの内部に入ったことがあります。

1999年7月 当時のオーストラリア首相 ハワード閣下の来日の歓迎式典で、お招きをいただき参列させていただくことになりました。生まれて初めての公式歓迎式典。映画みたいでした。迎賓館の中庭に儀仗兵が並び、両国国歌斉唱のあと閲兵です。平成の絵巻物でした。そして夜は場所を移して、首相官邸で晩さん会でした。その際のご招待状が下の写真です


晴れの時 _f0050534_10180791.jpg


















晴れの時 _f0050534_10180374.jpg


メニューも豪華です。もちろん乾杯はオーストラリアで作られた日本酒 豪酒(たしか小西六酒造さんです)

同じテーブルは国会議員の鈴木宗男さん サンフィレッチェ広島でプレーするオーストラリア人のJリーガー。それと東大のオーストラリア人の先生だったと思います。ディナーは3時間近くで、アスリートのヤワラちゃんもいました。あまりに小柄で驚きまして、これなら不意打ちでとびかかかったら勝てそうな気がしました 笑

実は招待状が来る3ヶ月間に外務省から連絡がありました。当時 オーストラリアロケに行っていて(海外対応の携帯電話がない時代) 家の留守録を聞くと「外務省のXXXXと申しますが、ハワード首相の来日の晩さん会にお招きしたいので、ご連絡をください」とメッセージが残っていました。手が込んだいたずら電話と思い、そのままにしておくと、1週間後にまた同じメッセージが残っていてさらに「至急連絡をくださいと」」かなりリアルな声でした。いたずら電話だろうと、半信半疑で電話するとなんと本物。プロフィール等を提出してお招きと相成りました。

式典の1週間前に特別送達という書留でご招待状が届きました。配達に来た郵便局の方が「差出人 内閣総理大臣 小渕恵三と書いてありますが、本物ですかね?」と驚いていたのが今でも記憶に残っています

ご招待状には「当日 お越しになるお車のフロントガラスにこちらをお貼りください」と菊の御紋の紋章が入っていました。でも晩さん会で飲んだら運転して帰れないので
、首相官邸に「電車だったらどうやって伺えば良いのですか?」と質問の電話をしました。答えは「招待状を警備の警察官に見せてゲートを開けてもらってください」とのことでした。当日は新調のダークスーツ。昼過ぎに、元上司のクライアントと撮影打ち合わせ。「いい背広来ているけど、晩餐会とか行くの?」と冗談半部に言われて「その晩さん会に行くんですよ」と言うと「行ってみたいな」とのコメント。そこで「今日は車ですか?」と聞くとそうだとの答え。では通行証をフロントに貼れば中まで入れますからと行くことで、元上司の車で官邸へ。


ただなんと車が、ぼこぼこ 傷だらけのホンダ シビック。まあいいか、と思い官邸へ行くと案の定、手前で白バイに職質。「どちらへ?」と聞かれたので、説明して通行証を指さすと「失礼しました。ご先導します」と言われ、次々とゲートが開いて首相官邸の車寄せに。何人かのお出迎えが来まして「運転手の方はあちらの控室に」と言われたので「運転手はアポがあるので先に帰ります」というと不思議な顔をされました


晩さん会のあと運転手さんは帰ってしまったので、警備の方に「地下鉄はどっちですか?」とお尋ねすると「えっ!地下鉄ですか?」と驚かれていました。国会前の夜道を初夏の夜風に吹かれて、カンタス航空さんの支社長さんと、東大のオーストラリア人の先生と帰ったのが良い思い出です。真夏の夜の夢のような出来事でした


相原正明撮りおろしのkoji note From OITA 相原正明 フォトエッセイ  ぜひお楽しみください







富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで 和の写心(毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね



ブログランキング応援クリックお願いします。応援たくさんしていただけるとたくさん写真がアップされます 笑
下のランキングバナーをクリックしてください。






by masabike | 2023-05-21 10:48 | イベント | Comments(0)
<< 引き出しをたくさん作る 黄昏月桜図 FUJIFILM ... >>