
FUJIFILM X-T2+FUJINON XF16mmF1.4
西オーストラリア州 バングルバングル 月の夜
撮影協力 カンタス航空
オーストラリアに通い続けて34年。幸いなことに命取りになるようなトラブルは今のところない
この記事の写真は オーストラリアでアウトバックト呼ばれる荒野にある奇岩群 バングルバングル
アクセス難易度はトリプルA 他にもシンプソンデザートとか難易度が高いところは多い。そして危険がいっぱい
写真家は冒険家ではない。目的地に到達し、作品を撮り、無事に戻ってきて初めて任務完了であり、初めて仕事をしたと言ってよい。でも中止にすることもある。それはリクが高すぎるとき。無事に撮って帰れないと考えたとき。その時は出発直前でも中止する。自分だけだと危険察知能力が欠如している場合がある(撮影したい一心で状況が冷静に判断できない) その場合フェールセーフシステムを用意する。同行するアシスタントさんが、危ないと判断した場合中止し戻ることにしている。一人の場合は嫌な予感がしたら、今いちど深呼吸をして冷静に考え戻ることにしている。このフェイルセーフが無ければとっくに砂漠に消えている 映画のヒーローみたいに インディージョーンズみたいに危機一髪出無事に脱出は現実はあり得ない
実は先週 JAXAのロケット打ち上げを見た。空高く舞があるロケットを楽しみにしていたが、それは叶わなかった。メインエンジン点火後 補助ロケット?に点火が行われず中止となった。エンジントラブル?素人にはよくわからない。でものちのちJAXAの会見や、専門家の方々の意見だと、メインエンジン始動後 補助ロケットの点火に何かエラーを感知しフェイルセーフが働きストップしたという事だそうだ。でも打ち上げが見れなかったのは残念であるが、爆発や墜落などの大惨事にならなくて安心した。中止をするというフェールセーフの機能がきちんと働いている証拠だ。しっかりとしたフェールセーフを組み込んでいることに拍手したい。でも一部のマスコミの記者は「中止ではなく失敗でしよ」とJAXAを追求するような質問をしていた。失敗しないためのフェールセーフが働いたので中止にはなったけど、個人的には大成功なシステムと感じる。以前 ある事件でマスコミ数社のインタビューを受けた。彼らはシナリオがすでにできていて、それを裏付けるコメントが欲しいだけが多い。そのコメントが出ないと手を変え品をかえ 自分たちの求めるコメントを得ようとする。結果ありきだ
今回もそんな感じが見受けられた。でもJAXAのきちんとした会見を見ればフェールセーフが働いたからこそ中止となり、大惨事を免れている。次に期待がつなげるはずだ。次回の打ち上げは3月10日までだそうだ。でもこの期日に縛られず納得のいく検証と安心安全な打ち上げの成功を祈っている
夢をのせるロケット楽しみです
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