
写真集制作がいよいよ大詰め
昨日11月24日は写真集の印刷開始。それに合わせて刷りだし立ち合いに印刷会社様にお伺いさせていただきました。一般の方はご存じないと思いますが、印刷をするためにはいくつかの行程をします。写真集の場合、写真を印刷用の色の4原色 CMYK(シアン マゼンタ イエロー 墨)に色分解します。印刷の時はこのそれぞれの色の掛け合わせで写真等を再現します
入稿 写真と文章 あるいはイラスト等を印刷会社に渡します
色校 試し刷りで、写真等の色が間違いないかあるいは、文字やページ建がおかしくないか確認します。
再校 色校で直したところ、特に色等が間違えないかの再確認
そして印刷。
ただ普通は印刷は再校でなおしているので、問題がないので、写真家や作家あるいはデザナーさんは見に行かないことも多いです。
ただ印刷は生き物。印刷する日の温度、湿度、機械の具合、インクのあんばいで変わってきて再校のとおりに出ないこともあります。なので最後の最後、確実を記すために印刷刷りだし立ち合いに行きます。
印刷するページごとに刷りだし具合を確認して、良ければ最終校正紙にサインをします。そうすると印刷機がまわりだし本刷に入ります。
写真集は何度もいますが、自分の子供のようなもの。すりだし立ち合いは、赤ちゃんでいえば出産立ち合いにあたります。製本して世に出るまで1つ1つを丁寧にすることで、完璧なものに仕上がります。そして今回の写真集も3000円という、けして安い買い物ではないので、お客様にご満足いただけるように仕上げをいたします。


そういえば刷りだし立ち合いは、気合がいる仕事。朝から晩まで印刷会社に缶詰めです。なのでお昼ご飯の時間が唯一の息抜き。
そこで昨日は印刷会社さんの近くの食堂で、アジフライ定食のランチ
お店の方にご飯は大盛にしますか?と尋ねられハイ!というとマンガ盛のご飯が来ました。アジフライは鳥取境港の直送のアジ。眼のまえでさばいてくれて揚げてくれました。もうホクホクサクサクで美味しかったです。気合を入れるとおなかがすくのです
写真集と写真展 ほぼすべてが人の手によるアナログ的な作業。だから見た人に撮りての温度が伝わると思います。ぜひぜひ写真集On The Earth発刊ご支援よろしくお願いいたします。
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